夏のお弁当、どうしてる?ひんやりおいしい「そうめん弁当」のススメ
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夏はコレ!「そうめん弁当」のススメ
今年の暑さ、尋常じゃない……! 各地で40度超えが記録されているというから驚きだ。
こんな日は弁当を作っても、食欲がないし痛まないかも心配……という人、少なくないはず。
そこでおすすめしたいのが、「そうめん弁当」。
そうめんといえば、ツルッと涼やかに食べられる夏の定番食。「お弁当に麺類なんて」「時間のたったそうめんなんて、おいしいの?」と思うなかれ。ランチタイムまでおいしさを保つ4つのコツさえ抑えておけば、ひえひえ&ツルツルのそうめんが楽しめる!
そうめん弁当を作って、今年の夏を涼しく乗り切ろう!

おいしい「そうめん弁当」を作る4つのコツ

夏のランチにおすすめな「そうめん弁当」。しかしそうめんと言うと、茹でたてがおいしく、弁当のイメージではない……という人も多いだろう。確かに、普段通りに作ってお弁当箱に詰めるだけだと、「イマイチ」な出来ばえになるおそれも。
そうめんのおいしさと言えば、「ひんやり」とした冷たさと、「ツルン」とコシのあるのどごし! このふたつをランチタイムまでしっかりキープできる、作り方のコツをお伝えする。
そうめん弁当をおいしく作るコツ①:お湯に「酢」を加える

ひとつめのコツは、茹でる際の湯に「酢」を加えること!
酢にはグルテンを引きしめる効果が。麺の主成分である小麦粉に含まれるグルテンが酢の作用でしまり、麺のコシがUPするのだ。
加える酢の分量は、湯の1%程度でOK。そうめん1束につき1Lの湯を使うとして、小さじ2杯加えてみよう。時間がたってもコシが失われず、のどごしのよさを楽しめる。
そうめん弁当をおいしく作るコツ②:冷水にさらす際に「ごま油」を加える

ゆで上がったそうめんをすぐさま冷水にさらすことで、コシが出ることはご存知だろう。この際、冷水に「ごま油」を加えるのが、ふたつめのコツ!
弁当箱にそのままそうめんを入れると、昼時には麺がくっついてしまってゴワゴワに。そこで、ごま油入りの冷水にそうめんをさらすと、麺全体が油でコーティングされ、時間がたってもくっつきにくくなるのだ。
サラダ油などでも代用可能だが、ごま油を使うとこうばしい香りもプラスされるのでおすすめだ。また、ここでも酢を少量加えると、麺を傷みにくくする効果がある。
そうめん弁当をおいしく作るコツ③:ひとくちサイズで盛り付ける

麺が準備できたら、弁当箱に盛り付けよう。
ごま油でコーティングはしたものの、そのままドサッと入れると麺がからまって食べにくいし、見た目もよくない。
盛り付けのコツはひとくち分ずつ巻いて盛ること。ひとくち分のそうめんを冷水から上げ、指先にくるくると巻き付けてから弁当箱に並べていこう。

このようにひとくちずつ盛っておけば、麺がからまってしまうこともなく、仕事場や学校でも食べやすい。見た目もキレイなのでぜひお試しを。
そうめん弁当をおいしく作るコツ④:凍らせためんつゆを保冷剤代わりに

そうめんの醍醐味と言えば、ひえっひえの冷たさ。弁当でもその冷たさをしっかり保つべく、保冷対策はしたいもの。
高機能な保冷弁当箱も売られているが、めんつゆを凍らして保冷剤代わりに使うのもおすすめ! 350ml程度のペットボトルに好みの濃さに割っためんつゆを入れ、前の晩から冷凍庫で凍らせておこう。
ただし、いっぱいに入れてしまうと容器が破裂するおそれがあるため、注ぐ量は8割程度まで。

昼食時にはほどよくめんつゆが溶け、キンキンの冷たさでそうめんを楽しめる!
次は、いよいよ具材を盛り込んでそうめん弁当の完成!
最後に「そうめん弁当」をおいしく作るコツもまとめているので、参考にしてほしい。
具材を盛り込んで、そうめん弁当の完成!

最後に具材の盛りつけ。
そうめん弁当の具材は卵やハム、きゅうりなど、冷蔵庫にある具材でOK。カニカマやツナなども手軽でおいしい。
前日から用意して冷蔵庫に入れておけば、朝はそうめんを茹でるだけで済む。

好みの具材を盛り込めば、そうめん弁当の完成だ!

簡単・おいしい「そうめん弁当」を作って厳しい夏を乗り越えよう!
最後に「そうめん弁当」をおいしく作るコツをおさらい!
- 湯に酢を加えて茹でて麺のコシをUPさせる
- 冷水にごま油を加えて麺がくっつくのを防ぐ
- 麺をひとくちずつ盛って食べやすく
- めんつゆを凍らせて保冷剤代わりに
以上がおいしい「そうめん弁当」を作るコツ! これさえ守れば、時間がたっても「ひんやり」&「ツルン」なそうめんを楽しめる。
厳しい暑さに食欲が落ちてしまいがちだが、食べないでいると体力が落ちて夏バテの原因に。食べやすいそうめんを弁当にして、しっかり元気をチャージしよう!

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