同棲の部屋探しで揉めない設備・条件の決め方|経験者400人の本音とプロが教える「賢い妥協のコツ」

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同棲の部屋探しで揉めない設備・条件の決め方|経験者400人の本音とプロが教える「賢い妥協のコツ」

大好きなパートナーとの同棲に向けたお部屋探し。新生活への期待に胸が膨らむ一方で、「自分はオートロック必須だが、相手は家賃の安さを優先したい」など、絶対に譲れない条件が食い違って話が進まないことがある。予算には限界があるため何かを妥協しなければならないが、「住んだ後に後悔しないか」と踏ん切りがつかない人も多いだろう。

意見が割れるのは、お互いが真剣な証拠。ライフスタイルから逆算して優先順位をつければ、必ず二人が納得できるお部屋が見つかるはずだ。

そこで本記事では、同棲経験者400人へのアンケート結果を大公開!先輩カップルが「いる・いらないで揉めた設備・条件ランキング」やリアルな妥協エピソードに加え、「お部屋探しのプロ」エイブル直伝のすり合わせのコツを紹介する。お部屋探しを楽しくスムーズに進めるためのヒントにしてほしい。 

監修:エイブル安佐南店 中村店長

業界歴は10年超。九州・広島エリアを中心に、一人暮らしから同棲カップル、ファミリーまで数多くのお部屋探しをサポートしてきた賃貸仲介のプロフェッショナル。現場での豊富な経験と高い交渉力でお客様の味方となり、一人ひとりに寄り添った的確であたたかいアドバイスを送る

このページの目次

 「お部屋探しのプロ」エイブルが教える、失敗しない同棲の部屋探しのコツ

いざ部屋を探し始めると二人の意見がぶつかり、部屋探しが暗礁に乗り上げることもある。そんなトラブルを防ぐため、数多くの同棲カップルを新居へ案内してきた「お部屋探しのプロ」エイブル安佐南店の中村店長に聞いた、失敗しない部屋探しのコツとスムーズに二人の意見をまとめる方法を伝授する。

不動産会社の店舗に行く前に!お互いの「譲れない条件3つ」を共有しておく

いざ店舗へ行ってから「私はオートロックがないと嫌!」「俺は家賃の安さが最優先!」と意見が割れるのを防ぐため、 事前に「絶対に譲れない条件」を3つずつ出し合い、「なぜそれが必要なのか」という理由まで共有しておこう。

さらに、その条件をすべて不動産ポータルサイトに入力して検索してみるのがオススメ。「理想を詰め込むと予算オーバーになる」という現実を二人で体感できれば、歩み寄りや妥協点を見つけやすくなる。 

ご来店前にお互いの『絶対に譲れない条件ベスト3』を挙げてきていただけるとありがたいです。もし条件が違う場合は、『最悪どこなら妥協できるか』という落としどころまで話し合っておいてもらえると、スムーズにご提案ができます。意見が全く食い違っている場合は、中間地点を見つける提案をいたします。

エリアは「中間地点が正解」とは限らない!

二人の職場や学校が離れている場合、通勤時間を平等にするために「ちょうど中間にある駅」を選びがちだ。しかし、実はそれが正解とは限らない。残業が多く帰宅が遅い方の職場にエリアを寄せた方が平日のすれ違いを防げる。

また、自炊をよくするなら「大型スーパーが近いエリア」を優先するなど、二人の生活スタイルや休日の過ごし方から逆算してエリアを絞っていこう。

単純な『中間地点』にしてしまうと、スーパーなどの生活環境が整っていないケースがあります。たとえば、片方が車通勤、もう片方が公共交通機関で通勤する場合は、車通勤の方に20〜30分程度の通勤時間を妥協してもらい、公共交通機関が近くて生活環境が整っており、かつ駐車場代が安いエリアをご提案することが多いです。

自分とパートナーの通勤・通学先(2箇所)からお部屋を探したい方はこちら

間取りは二人の「生活リズム」と「家での過ごし方」から選ぼう

同棲のお部屋探しで意見がぶつかりがちなのが「寝室を一緒にするか、お互いの個室を持つか」というもの。

正解はカップルによって異なる。「起きる時間・寝る時間など二人の生活リズムは同じか」「家でテレワークをするか」など、二人の生活リズムと過ごし方からストレスの溜まらない間取りを選ぼう。

同棲経験者400人に聞いた! いる or いらないで揉めた設備や条件

先輩カップルたちは、一体どのような設備や条件で意見を対立させてきたのだろうか。CHINTAIでは同棲経験者400人を対象にアンケートを行い、「いる・いらない」で揉めた設備や条件のランキングをまとめた。

いる or いらないで揉めた設備や条件ランキング|トップ10

  • 1位:【条件】家賃や管理費の安さ(54.5%)
  • 2位:【条件】駅からの距離・立地(48.2%)
  • 3位:【条件】築年数の浅さ(新築など)(43.8%)
  • 4位:【設備】キッチン・台所(広い/システムキッチン/コンロ2口以上/IHなど)(38.5%)
  • 5位:【条件】階数(2階以上など)(32.0%)
  • 6位:【条件】自分だけの部屋(個室)があること(27.3%)
  • 7位:【設備】バス・トイレ別(24.5%) 
  • 8位:【条件】部屋数や居室の広さ(21.0%)
  • 9位:【条件】日当たり(18.8%)
  • 10位:【設備】オートロックやテレビモニター付きインターホン(防犯系の設備)(15.2%)

調査方法:インターネット調査
調査時期:2026年6月
調査対象:恋人やパートナーとの同棲経験がある男女400人

家賃や立地などの「条件」で揉めたという意見が上位を占める一方、具体的な「設備」に目を向けると、トップ10圏外ではあるものの「追い焚き機能」や「広い収納」の要・不要で意見が真っ向から対立したというリアルな声も多く寄せられた。

それぞれの条件や設備について、なぜ意見が割れたのか? 先輩たちのリアルな声を聞いてみよう。

特に「駅からの距離」について、一番意見が割れました。私は台風や雨の日は長距離歩くのが嫌だったためなるべく駅から近い方が良かったですが、彼は家賃の安さ重視で「そのくらい歩けばいいよ」って意見でした。

キッチンは広い方が料理などもしやすいため、私は広いキッチンが良かったが、相手はキッチンを使うことがなかったため、広さの必要性が分かっていなかった。

彼女はセキュリティ面から「1階だけは嫌だ」というスタンスだった。自分はむしろ1階の方が好きで、出入りに時間もかからないし、重い荷物の運搬も楽だし家賃も安いし、とメリットを伝えた。

自分は「バス・トイレ一緒」という条件について、トイレと同じ空間でシャワーを使うことになることに抵抗を感じました。パートナーは実家がバス・トイレ一緒なので慣れており、そこで意見の食い違いが発生しました。

人気の条件や設備、すべてが揃う物件はなかなかない。家賃や駅からの距離といった条件の折り合いの付け方は以下の記事で解説しているので参考にしてほしい。

先輩カップルはどう乗り越えたか?

このように条件や設備の優先順位で意見が真っ向から対立してしまった場合、どうやって話し合いを前に進めればよいのだろうか。先輩カップルのリアルな経験談を紹介する。

お互いの譲れない条件を挙げ、家賃の上限だけ先に決め、その範囲内で優先順位をつけました。駅徒歩は妥協する代わりに宅配ボックス付き・築浅寄りの物件に決めるなど、お互い譲歩しました。

彼が料理担当としてご飯を作るということになり、キッチンは彼の希望条件をのんだ。駅からの距離は私の譲れない条件としてのんでもらったなど、お互いの条件を交換して決着をつけました。

実際に日当たりの良い物件と日当たりの悪い物件の内覧に行きました。「洗濯物を干す」以外にも、日当たりによって部屋の明るさなど快適さの違いがあることを理解してもらいました。

意見のすれ違いを乗り越えた先輩カップルの声に共通するのは、相手の希望を頭ごなしに否定しないこと。なぜその設備が欲しいのか?理由を聞き出し、代替案で不安を解消するという姿勢が大切だ。

先輩たちが「妥協しても大丈夫」だった条件・設備と、代用アイデア

話し合った結果、希望条件を妥協した場合「住んだ後に後悔するのでは」と不安に思うかもしれない。しかし、当初「絶対に欲しい・譲れない」と思っていたものの、いざ住んでみると「無くても問題なかった」というケースは多い。

アンケートでわかった、「妥協しても問題なかった設備や条件」トップ10は以下の通りだ。

妥協しても問題なかった条件や設備ランキング|トップ10

  • 1位:妥協しても(無くても)問題なかった設備や条件はない(41.3%) 
  • 2位:【設備】浴室換気乾燥機(35.8%) 
  • 3位:【設備】宅配ボックス(31.5%) 
  • 4位:【条件】駅からの距離・立地(31.5%) 
  • 5位:【設備】独立洗面台(24.2%) 
  • 6位:【条件】築年数の浅さ(新築など)(21.7%) 
  • 7位:【設備】追い焚き機能(18.5%) 
  • 8位:【条件】自分だけの部屋(個室)があること(15.0%) 
  • 9位:【設備】24時間利用可能ごみ置き場(12.3%) 
  • 10位:【設備】インターネット無料、高速インターネット(1Gbps)無料(9.8%) 

調査方法:インターネット調査
調査時期:2026年6月
調査対象:恋人やパートナーとの同棲経験がある男女400人

注目したいのは、1位の「問題なかった設備や条件はない(41.3%)」という結果。
一見すると「やっぱり条件を妥協してはいけないの?」と不安になるかもしれないが、過度に心配する必要はない。

これは裏を返せば、「事前に二人でしっかりと話し合い、お互いが納得した上で部屋を決めたため、住んだ後に『不便だ、失敗した』と後悔している項目がない」というポジティブな結果と言える。お部屋探し前のすり合わせさえきちんとできていれば、多少の妥協があっても住んだ後の不満は十分に防げるのだ。

【カテゴリ別】人気条件・設備の必要性と代用アイデア

では、2位以下にランクインした人気の条件や設備について、先輩カップルたちはどうやって「いる or いらない」を見極め、どんな代用アイデアで乗り越えたのだろうか。カテゴリ別にリアルな声と対策を見ていこう。

【浴室まわり】追い焚き機能、浴室換気乾燥機、独立洗面台

お風呂に入る時間がバラバラなカップルにとって「追い焚き機能」は必須と思われがちだ。しかし、生活リズムが同じ、または普段からシャワーで済ませることが多いなら無くても問題ない。

それぞれ帰ってくる時間が違うので、追い焚き機能付きはあったほうがいいと思っていましたが、実際に住んでみると休みの日以外はほとんど湯船を入れることがないので特になくてもよかったかなと思います。

また追い焚き機能がなくても、浴槽に保温シートを浮かべたり、電気でお湯を保温する後付けのバスヒーターなどのグッズを活用したりすることで代用可能だ。

浴室乾燥はあると便利かなと思っていて、できればほしいと思っていたが、実際浴室乾燥はなくても、外干しでなんとかなるかなと感じた。雨などで外に干せないという日もあるにはあるが、1週間ずっと雨とかそういう日は年間でもなかなかないので、まとめて晴れた日にしてもなんとかなるな、と感じた。

独立洗面台がよかったが、実際住んでみてお風呂と一緒でも特段問題はなく、快適に過ごせた為、こだわる必要はなかった。

【利便性設備】宅配ボックス・24時間ごみ置き場

特に共働きカップルに人気な、宅配ボックスや24時間ごみ置き場。無かったとしても、工夫次第で十分に乗り切れる。

宅配ボックスは便利だと思っていましたが、再配達を依頼すれば夜や土日にも受け取れたので、不便は感じませんでした。実際に住むと優先順位が変わることを学びました。

住民専用のゴミ置き場があり住んでた時は便利でしたが、特になくてもゴミの日にきちんと出せば大丈夫だなと思いました。

【立地・物件条件】駅からの距離・築年数の浅さ

家賃に直結しやすいこの2つの条件。少し視野を広げるだけで、物件の選択肢も広がる。

駅徒歩5分以内が良いなと思っていたが、実際に暮らし始めたら別に近いメリットはそんなになく、徒歩20分とかでなければダメージはないので徒歩15分以内くらいに広げても良かった。むしろ駅から適度に遠い方が運動になっていいなと思うまであります。

新築や新しめの物件がいいと思ってたけど、今は古い物件でもリノベーションやリフォームをしていたりするためそこまで気にしなくてもよかった。

【キッチン】広いキッチンやコンロ2口以上

毎日しっかり自炊をして、お互いの弁当も作るようなカップルなら2口以上は必須。一方、外食やお弁当、デリバリーが多い、または簡単な料理しかしないのであれば、コンロが1口でも問題ない。

キッチンは広さが欲しかったけど、家賃との兼ね合いで最低限に。だが大きなまな板をシンクの上に置いて作業スペースを確保する工夫で、調理に問題を感じることはあまりなかった。

1口コンロのキッチンであっても、電子レンジをフル活用したり、卓上IHクッキングヒーターやホットプレートを買い足したりすれば不便さをカバーできる。

【セキュリティ】オートロック

オートロック付きの物件は家賃相場が跳ね上がる大きな要因となる。必要かどうかはそのエリアの治安にもよる。備え付けの設備がなくても安心感を高めることは可能だ。

(オートロックがない物件で)特にモニター付きインターホンは、防犯を考えると絶対に必要だと思っていました。ただ、費用や立地などの兼ね合いで、設備がない物件を契約。最初は不安でしたが、後付けのカメラ付きインターホン(スマホ連動型)を導入することでまったく問題ありませんでした。結果的に、スマホ連動など備え付けの物件では限られるサービスも利用でき、プラスアルファの喜びがありました。

上記のコメントにもあるように、後付けできる以下のような防犯設備を活用して対策を強化するのも手だ。

  • カメラ付きインターホン(スマホ連動型)
  • スマートロック
  • 窓用の防犯フィルム

ただし後付けする場合、「退去時に綺麗にはがせなくなる」「窓ガラスの熱割れ(温度差でヒビが入る現象)を引き起こす」など建物に影響を与える可能性がある。導入前に管理会社や大家さんに必ず許可を取ろう。

【広さ・収納】自分だけの部屋(個室)、広い収納

お互いの荷物が多い場合はウォークインクローゼットなどが欲しくなるし、一人の時間が欲しい場合は個室を求めがちだが、使い方次第でカバーできる。

本当は個室が欲しいなーなんて思っていたけど、日中家にいるのは自分だけなので問題なかった。結局ずっとくっついてる。

収納スペースが欲しかったが、それよりも部屋の数が多い方がよかったので妥協した。なるべく荷物を増やさないようにしたら、最低限のカラーボックスとハンガーラックだけでなんとかなった。

そのほか、以下のようなアイデアも。

  • 収納付きのベッドなど、収納スペースを兼ねられる家具を選ぶ
  • 突っ張り式など、壁に傷をつけずに設置できる収納グッズを活用する
  • 圧縮袋でオフシーズンの衣類をコンパクトにする
  • 外部のトランクルームを借りる

同棲のタイミングで、お互い「本当に必要なもの」を見定めて、不要なものは断捨離するのもいい。

引越し前に新居で使う家具家電を取捨選択する方法はこちら

【ネット環境】インターネット無料、高速インターネット(1Gbps)無料

ネット代は、自分たちで払える範囲の金額なので、無料なのは嬉しいですが有料でも別に問題はなかったかなと思いました。

同棲・二人暮らしの物件でそのほかにチェックしたいポイント

ランクインした条件・設備以外にも、物件を内見する際に見落としがちなチェックポイントがある。間取り図や写真などネットの情報だけでは分からない部分にこそ、日々の快適さを大きく左右する要素が隠れている。しっかり把握しておこう。

日当たりは良い?

内見時にぜひチェックするべきなのが、日当たりの良さ。一般的には、日の出から夕方まで日が当たる「南向き」が好まれる。

ただし、仕事や外出で日中ほとんど不在にしているカップルであれば、南向きの物件や日当たりにそこまでこだわる必要はない。南向きに比べると家賃が下がる北向きや西向きの部屋をあえて狙うのも賢い選択だ。

浴室に窓や浴室乾燥は付いている?

浴室には大量の湿気がこもるためカビの発生を防ぐために、お風呂に換気用の小窓がついているか、または浴室乾燥機が設置されているかをチェックしよう。

防音はしっかりしている?

二人で暮らすと生活音が一人暮らしの時よりも大きくなりがちだ。一般的には木造や鉄骨造よりも、RC造(鉄筋コンクリート造)やSRC造(鉄筋鉄骨コンクリート造)の物件のほうが防音性が高いとされる。内見の際は、不動産会社のスタッフに許可を得てから壁を軽く叩いてみて音が響かないか確認するとよい。

賃貸物件での防音対策、騒音に悩みにくい賃貸物件選びのヒントはこちら

管理が行き届いている?

エントランスや集合ポスト、ゴミ捨て場、自転車置き場などの共用部分が清潔に保たれているかは、管理の質や住人のマナーを推し量る重要なバロメーターになる。

駐輪場・バイク置き場はある?

自転車やバイクを通勤や買い物で利用する場合、駐輪スペースの有無と「空き状況」の確認は必須。物件によっては「1部屋につき1台まで」と制限が設けられていたり、スペースが狭くて二人分停められなかったりすることがあるため、事前に不動産会社に確認しておこう。

ライフスタイル別! 同棲や二人暮らしにオススメな部屋の探し方

「人気だから」という理由で設備や条件を選ぶと、入居後に使わなかったり不便を感じたりすることがある。ここからは、自宅にいる時間帯や過ごし方など「ライフスタイル別」におすすめの条件・探し方を紹介していく。

仕事が忙しく、部屋にいる時間が少ない二人

共働きで毎日帰宅が遅く、平日は寝るためだけに帰るような二人の場合、通勤時間を短縮できる「駅からの近さ」や「アクセスの良さ」を最優先すべき。

オススメの設備

不在時でも荷物を受け取れる宅配ボックスや、いつでもゴミを出せる24時間ゴミ出し可の物件を選ぶと、家事のストレスを削減できる。

お互いにモノが多い二人、これから子どもが生まれる予定の二人

洋服や趣味のコレクションが多く収納力を求めるカップルや、近い将来に結婚・出産を視野に入れている二人は、初期費用が少し高くなっても「広さ」と「収納の多さ」を優先するとよい。

また、将来子ども部屋として使える個室がある2LDK以上の間取りを選ぶと、子どもが生まれた後も住み続けられる可能性が高い。

オススメの設備

ウォークインクローゼットなど広い収納がある物件や、複数の収納がある物件、モノが多すぎて部屋に納まりきらないというカップルは、近くにトランクルームがある物件を選ぶという手もある。

繁華街に住みたい二人、女性が家にいる時間が長い二人

にぎやかな繁華街の近くに住んで外食を楽しみたいカップルや、女性がテレワークなどで家にいる時間が長い場合は「セキュリティ設備が充実しているか」と「防音性」を重視すべき。外からの音を抑えられる鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の物件、防音性の高い建具や仕様の物件を探してもらうと安心して快適に過ごせる。

オススメの設備

オートロックやモニター付きインターホン、防犯カメラなど。

料理好きな二人

毎日のように二人で料理を楽しみたいカップルは「キッチンの使いやすさ」や「コンロの口数」がカギ。大きな冷蔵庫が置けるキッチンスペースがあるか、そして休日の買い出しに便利な大型スーパーが徒歩圏内にある物件を選ぶと、日々の生活満足度が大きく上がる。

オススメの設備

2口以上のコンロ、システムキッチンなど。

きれい好きな二人

お互いの身支度に時間がかかったり、水回りの清潔さにこだわるきれい好き・おしゃれ好きな二人は「水回りの設備の充実度」を優先するとよい。独立洗面台は、朝の身支度の渋滞を防げるだけでなく、洗面台とトイレやお風呂が一緒になっている3点ユニットに比べて掃除もしやすい。

オススメの設備

独立洗面台、バス・トイレ別、温水洗浄便座など。

Q&A

Q1:希望条件がまとまったら、次は何をすればいい?

A1:お互いの条件がすり合わせできたら、不動産ポータルサイトで物件をチェックしつつ、不動産会社へ行く準備を始めよう。いきなり店舗へ行くのではなく、事前の来店予約や当日の持ち物、聞きたいことを整理しておくことで、理想の物件に出会える確率が高まる。

Q2:実際に物件を「内見」する際、設備面のチェックポイントは?

A2:ネットの図面や写真だけではわからない部分を自分の目で確かめるのが内見だ。メジャーで収納の寸法を測ったり、コンセントの位置や水回りの使い勝手を確認したりするのはもちろん、「妥協した設備がなくても本当に工夫して生活できそうか」という視点でもしっかりとチェックしておこう。

Q3:気に入った物件に申し込む際、同棲の「入居審査」は厳しいって本当?

A3:同棲やルームシェアなどの二人暮らしは、一人暮らしに比べて大家さんが家賃滞納リスクを慎重に判断する傾向にある。しかし、お互いの親の同意を事前に得ておくことや、収入が安定している方を契約者にすることなど、正しい手順と対策を知っておけば過度に恐れる必要はない。

まとめ

同棲の部屋探しにおいて、お互いの希望する設備や条件が割れるのは当たり前のことだ。予算に上限がある以上、すべての希望を叶えることは難しいため、「なぜその設備が必要なのか」という理由や背景を二人で共有し合うことが大切である。

自分たちのライフスタイルから逆算して優先順位をつければ、必ず納得のいく妥協点が見つかるはずだ。今回紹介した先輩カップルの代替案や、お部屋探しのプロによるすり合わせのコツを参考に、二人で楽しく話し合いながら、お互いがストレスなく快適に過ごせる理想の住まいを見つけてほしい。

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