【再現レシピ・レトロ喫茶編】「イワタコーヒー」風のふかふか厚焼きホットケーキの簡単レシピ
有名店のあの味が自宅で再現できる!
有名店のあの味を自宅で再現できたら……。そんな夢のような話を実現すべく、CHINTAI編集部がお店に通って徹底研究! おいしさはそのままで、自宅でも手軽に再現できるようにアレンジしたレシピを大公開。
今回は1948年創業、鎌倉の老舗喫茶「イワタコーヒー」の名物メニューにチャレンジ! 数ある人気メニューの中から特にファンが多い、ふかふか厚焼きのホットケーキを再現する。昔からレシピを変えず、素朴な味を守り抜いているイワタコーヒーのホットケーキ。あのフォトジェニックな分厚さを自宅で再現してみよう!

材料(1人分)
- 薄力粉=60g
- 強力粉=40g
- ベーキングパウダー=7g(小さじ1と1/2)
- 卵(Lサイズ)=1個
- 上白糖=40g
- 牛乳=70ml
- バター(有塩)=10g
- 塩=ひとつまみ
<トッピング>
- バター(有塩)=適量
- メープルシロップ=適量

今回、粉は薄力粉と強力粉の2種類をブレンドした。
イワタコーヒーのホットケーキは、フワフワよりも、もっちりとした食感が特徴。それでいて重すぎず、表面はカリッとしている。家庭のフライパンでもこの食感を再現するため、薄力粉だけでなく強力粉を加えるのがオススメだ。

準備
・型を用意する。型は10~11cmのシリコン型もしくはセルクルを使用する。焼き上がったあと生地がはがれやすいように、内側に溶かしバターかサラダ油を薄く塗っておく。


・粉類は合わせて粉ふるいでふるっておく。

・バターは電子レンジか湯せんで溶かしておく。
作り方
①.ボウルに卵を割り入れ、砂糖を加えて白っぽくなるまでホイッパーでよく混ぜる。


②.牛乳、溶かしバターを加えてよく混ぜる。

③.ふるっておいた粉類を一度に加え、粉気がなくなるまでゴムベラで混ぜる。



④.テフロン加工のフライパンに薄くサラダ油を塗り、型を置き生地を流し込む。


⑤.ごく弱火にかけ、フタをして20分焼く。


⑥.フライ返しで焼き面を持ち上げて焼き色を確認する。濃い目のきつね色になっていたら型から外し、裏返す。裏面に軽く焼き色がついたらできあがり。


お店みたいなホットケーキを作るコツ
イワタコーヒーのホットケーキと言えば、焼き上がりまで30分かかることで有名。じっくり焼き上げるおかげで、外はサックリ、中はもっちりとした食感が生み出されるのだ。
材料も、昔から配合を変えていないという素朴な味わいを再現するため、余計なものを加えずシンプルに焼き上げた。火加減はおうちのガス・IH機器によってクセがあるため、20分近くなったら焼き面を持ち上げて色を確認しよう。
また、バターはぜひとも有塩タイプを使って。甘く素朴なホットケーキに塩気のきいたバターが染み込み、絶妙なバランスに仕上がるのだ。

イワタコーヒー風のホットケーキを再現して、レトロ喫茶気分を味わおう!
サックリ、もっちり。お店で30分待たなくても、自宅でイワタコーヒー風のホットケーキを再現できた。
まずはシロップをかけず、バターだけで食べてみて。卵と粉の素朴なおいしさが、じんわりと染み入るはず。コーヒーや紅茶を淹れて、大満足のおやつタイムを過ごそう!


※このレシピは編集部が独自の見解で再現したものであり、実際のお店のレシピとは異なります。正しい味は、お店に行って確認を!
[関連記事]