無限おかわり?!食欲が爆発する、究極の「焦がし醤油バターのとうもろこしご飯」レシピ

最終更新日:

夏においしい「焦がし醤油バターのとうもろこしご飯」を作ろう!

焦がし醤油バターのとうもろこしご飯のレシピ
旬のとうもろこしのおいしさを堪能しよう!

じわじわと気温が上がり、日差しをまぶしく感じる日も多くなってきた。

暑くなってきたということは、それすなわち夏野菜がおいしくなってきた合図! 中でも、プリップリにふくらんで甘さを蓄えたとうもろこしは今が食べごろだ。

そこで今回は、旬を迎えたとうもろこしで作る「焦がし醤油バターのとうもろこしご飯」のレシピをご紹介。
今までとうもろこしご飯を作ったことがある人も、そうでない人も試してほしい、目からウロコの小技が満載だ。

無限におかわりしたくなるくらいおいしい、究極のとうもろこしご飯を作ってみよう!

▽夏にピッタリのレシピ。こちらもチェック!
夏のお弁当、どうしてる?ひんやりおいしい「そうめん弁当」のススメ

「焦がし醤油バターのとうもろこしご飯」をおいしく作るコツ

究極のとうもろこしご飯を作るポイント
究極のとうもろこしご飯を作るポイントとは

「お料理上手」な印象のあるとうもろこしご飯だが、作り方は超カンタン。米ととうもろこしを一緒に炊くだけで完成してしまう。

ただ、押さえてほしいポイントがいくつかある。ちょっとしたコツを知っているだけで、いつものとうもろこしご飯がグンとおいしくなるぞ!

とうもろこしご飯作りのコツ①「ヒゲ」は捨てないで!

とうもろこしご飯を作ったことがある人なら、とうもろこしの「芯」を捨ててはいけないとご存じかもしれない。捨ててしまいがちなとうもろこしの芯だが、栄養だけでなく、甘さや旨味が詰まっている。米と一緒に炊き込むことで、とうもろこしご飯の大事なダシとなってくれるのだ。

そしてそれは、「ヒゲ」も一緒! とうもろこしの「ヒゲ茶」が売られているくらい、ヒゲには栄養とうま味が凝縮されている。漢方では玉米鬚(ぎょくべいしゅ)、もしくは南蛮毛(なんばんもう)と呼ばれ、生薬として使われているほど!

とうもろこしのヒゲも大事な食材!
ヒゲも大事な食材!

茶色く変色している部分は取り除き、青緑色にキラキラと光るきれいなヒゲだけを使用する。1~2cm程度に切って炊き込むとごはんになじみ、食感も気にならない。

一緒に炊き込むことで味も栄養も一段と濃くなるので、ヒゲは捨てないで!

とうもろこしご飯作りのコツ②醤油は「焦がす」でおいしくなる!

2つ目のコツは、味付けに使う醤油を焦がすこと。

仕上げに混ぜ込む醤油の量は、ご飯の色を茶色くしたくないのでごく少量。少量でもしっかりと醤油の香ばしさを引き立てたいので、加える前に焦がすひと手間が必要なのだ。

醤油を焦がすことで香ばしさが倍増する
焦がすことで香ばしさが倍増する

熱したフライパンで醤油を煮詰めると、醤油の中の糖分と熱が反応して起きる「メイラード反応」により香ばしさがグッと際立つ。ほろ苦く焦げた醤油の香りは、甘~いとうもろこしと相性抜群なのだ。

コツを抑えたところで、早速とうもろこしご飯を作ってみよう!

究極の「焦がし醤油バターのとうもろこしご飯」の作り方

①. 米2合は水でとぎ、ザルにあげておく。

作る30分ほど前にはとぎ、米に水を吸わせておくと◎

②. とうもろこしは皮をむき、ヒゲ根の汚れた部分を取り除く。横半分に切り、包丁で実を削ぐように切り取る。ヒゲは1~2cm幅に切っておく。

とうもろこしの実は芯から削ぐように切り取る
実は芯から削ぐように切り取る
とうもろこしの芯とヒゲは大切なだし。捨てないで!
芯とヒゲは大切なだしの素になる。捨てないで!

③. 炊飯器に米と塩小さじ1を入れ、2合の目盛りまで水を入れる。
ヒゲ、実、芯の順に加え、フタをして炊飯する。炊けたらフタをしたまま10分ほど蒸らす。

※鍋の場合は水400ml、中火にかけ沸騰したら弱火にして10分ほど炊く。

材料を入れたら、あとは炊くだけ!
あとは炊くだけ!

④. フライパンに醤油大さじ1を入れ、火にかけて焦がし醤油を作る。全体から泡が立ったら火を止め、容器などに取り出す(こびりついた分もヘラなどでこそぎ取る)。
とうもろこしご飯から芯を取り出し、バター15g、焦がし醤油を加えて全体をざっくりと混ぜてできあがり。

とうもろこし、バター、焦がし醤油の香りがたまらな~い!
とうもろこし、バター、焦がし醤油の香りがたまらな~い!

「焦がし醤油バターのとうもろこしご飯」の完成!

「焦がし醤油バターのとうもろこしご飯」の完成!
おかずがなくても大満足のおいしさ!

炊飯器のフタを開けると、湯気とともにふわ~っと漂うとうもろこしの甘い香り!
そこにバターのまろやかさと、焦がし醤油の香ばしさが加わると……もう香りだけで満足してしまいそうなくらい官能的な組み合わせに!

 とうもろこしがプチッと甘くはじける!
とうもろこしがプチッと甘くはじける!

芯とヒゲを一緒に炊き込んだことで、米の一粒一粒にとうもろこしの香りが凝縮。プチッとはじけるとうもろこしの甘さと、バターのコク、醤油の香ばしさがたまらないハーモニー!

一口食べれば、もう箸が止まらない。無限におかわりしたくなる、危険なおいしさだ……!

炊きたてはもちろん、冷めてもとうもろこしの甘さが際立つので、おにぎりやお弁当にもおすすめだ。

コツはヒゲ&焦がし醤油! 究極のレシピで「とうもろこしご飯」にチャレンジしてみて!

ヒゲ&焦がし醤油のひと手間で、とうもろこしご飯がこんなにおいしくなるなんて……!
とうもろこしのおいしい季節に、「焦がし醤油バターのとうもろこしご飯」をどうぞお試しあれ!

究極の「とうもろこしご飯」にあなたもチャレンジ!
夏の間に何度も作っちゃおう!
文・写真・レシピ=よしもとこゆき

フードコーディネーター、ライター。世界にもっと、「美味しい」魔法を広めるため、レシピ開発やスタイリング、飲食店プロデュースなど食に携わる仕事を中心に、デザインやイラスト、コラムの執筆などを幅広く手がける。学研プラスより小説『3ツ星シェフ部!』が発売中。スイーツコンシェルジュとしても活動。

web:TABLE411

全国の人気市区町村から賃貸物件を探す
長野市 名古屋市港区 長崎市 大分市 高知市 那覇市 松山市 青森市 いわき市 秋田市

全国の人気沿線から賃貸物件を探す
東急多摩川線 阪急京都線 京成本線 小田急江ノ島線 阪急千里線 小田急多摩線 総武本線 外房線 高崎線 京成押上線

リンクをコピー
関連記事関連記事