絶対に失敗したくない! 同棲する街の決め方とは
同棲する際の街選び…。利便性? 環境? 何を優先したらいいの?

これから同棲しようとしているカップルがまず悩むのが、どこに住むのかということ。彼氏にとって都合の良い場所、彼女にとって都合の良い場所、それぞれの勤務地の中間地点……。お互いに不満のない場所はどのように選べばいいのだろう?
場所選びに失敗すれば、同棲生活だけでなく、二人の関係が終わってしまう可能性もある。そこで今回は、同棲する場所の決め方のコツを紹介する。
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同棲する街の決め方①.お互いの通勤時間から場所を絞る

同棲する物件を探す前に、まずはお互いの希望する条件を確認することが大切である。まず話し合いたい項目が、通勤時間と家賃の予算だろう。
通勤は毎日のこと。どちらかの通勤時間だけ長くなると不満が溜まりやすくなるため、なるべく通勤時間に差が出ないようにしたい。そこで、お互いの職場の中間時点で物件探しをするのも一つの方法である。
ただしエリアを絞り過ぎても物件の選択肢が少なくなるため、例えばお互いの勤務地から30分以内で通えるエリアをリストアップし、各エリアの家賃相場をチェックする。混雑状況や終電の時間なども合わせて調べ、条件が合わない場所は選択肢から外すと良いかもしれない。
同棲する街の決め方②.希望するエリアの家賃相場が予算に合うかを調べる

通勤時間の希望と合わせて、お互いに出せる家賃と負担の割合もしっかり話し合っておこう。
同棲のメリットのひとつが、家賃や光熱費などを二人で負担することができること。一人暮らしの時よりも予算を高く設定できることが多く、駅近の物件、広い物件、築年数の浅い物件など部屋選びの選択肢も増えるはずだ。
通勤時間からリストアップした各エリアの家賃相場と、自分たちの予算をすり合わせることで、ある程度住む街を絞ることができる。間取りによっても家賃は変わるため、希望するエリアの間取りの家賃相場も合わせて確認しておこう。
ただし住みたい場所の相場が予算よりも少し高い場合は、駅から離れた物件にするなどの他の条件を調整すると良いだろう。
同棲する街の決め方③.治安や周辺環境を事前にチェックする

治安や周辺環境に関してお互いに重視することも確認したい。男性と一緒に住むとはいえ、一人で帰宅することもあるため、やはり治安の良さを重要項目に挙げる女性は多いだろう。仕事の帰りが遅くなりがちな人も、治安は事前にチェックしておきたい。
実際に住んでから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないように、住みたいエリアをある程度絞ったら、昼だけでなく、夜の様子も確認しに行くことをおすすめする。
例えば飲食店が多く夜間の騒音が気になるなど、実際に足を運んでわかることも多い。交通の利便性は良いのだが、駅から離れると街灯が少ないのが不安だという人ならば、駅近の物件を重点的に探すという選択肢も生まれるはずだ。
周辺を歩く時には、コンビニやスーパー、商業施設など、頻繁に利用しそうな場所も確認しておきたい。また平日と週末など日程を変えて何度か確認するとさらに安心だろう。利用する予定の時間帯の電車に一度乗ってみることも、引越し後の生活がイメージしやすくなる。
ただし全ての条件を満たす物件を探すことは難しいため、お互いに譲れないポイントと、妥協できるポイントを挙げ、優先順位をつけてから場所選びをすると良いだろう。
例えば将来に向けて貯金をするために家賃の安さを最優先し、通勤時間は1時間掛かっても、家賃が12万円以下で収まる1LDK以上の物件を希望するなど、二人の条件をまとめておけば、住む場所もスムーズに決まっていきそうだ。
二人が快適に暮らせる街や場所を探そう!

幸せな同棲生活をスタートするためには、お互いの希望に沿った場所選びが重要となる。引越し後に不満が出ないように、二人でしっかり話し合い、希望条件の優先順位を整理しておこう。
文=椎名恵麻