【インテリアコーディネート術】賃貸物件を原状回復できるDIYでカフェ風スタイルに!
雑貨も部屋も自分でスタイリング!原状回復できるDIYの工夫が詰まったこだわりの部屋作り
こだわりの部屋作りのコツを学ぶため、今回は横浜市の3SLDKの賃貸物件に住むS.Oさんのお部屋を訪問。
主婦業の傍らハンドメイド雑貨の制作を行っているM.Oさん。自宅のDIYにとどまらず、現在ではイベントへの出店やワークショップの開催など精力的に活動している。おしゃれな自宅はすべて原状回復ができる作りで、ナチュラルな配色とウッド調のインテリアを中心に、居心地の良いカフェ風スタイルに仕上げている。
自作雑貨や部屋作りのアイデアはブログやインスタグラムで公開中。

3SLDKの賃貸物件をDIYでカフェ風スタイルにする部屋作りのコツをM.Oさんに聞いてみよう!
プロフィール
名前:M.Oさん(Instagram:@maiikkoo2015)
職業:主婦
物件データ
所在地:神奈川県横浜市 センター南駅 徒歩15分
間取り:3SLDK
築年数:26年
居住年数:3年

M.Oさんが暮らす3SLDKの間取り
部屋作りのコツ1、洗面台リメイクでエレンガントにイメージチェンジ
既存の洗面台を囲むように木材で枠組みを作り、タイルシートを貼って洋風の仕上がりに。鏡の枠は100均のフォトフレームを分解、再加工して作成。高コスパながら品のある一品だ。

DIYで洋風になった洗面台。日本の賃貸物件じゃないみたい!
部屋作りのコツ2、リメイクシートでトイレにも遊び心を
壁や床にリメイクシートを使用してヴィンテージ風にアレンジ。またタンク周りに自作の棚を設置し、小物でさらに雰囲気アップ。配管も隠れて見た目もスッキリ。

清潔感もありつつおしゃれなトイレに!
部屋作りのコツ3、実用性抜群の手作り流木アート
拾った流木を使ってグリーンを飾るアートに。普段は洗濯物を干して、エアコンで急速乾燥させたりと大助かり。

おしゃれかつ機能性も兼ね備えている手作り流木アート。何を飾るか考えるだけで楽しくなりそう!
部屋作りのコツ4、自作のスリム収納でスペースを有効活用
ディアウォールで木材を組み合わせて、キッチンの通路に新たなシェルフを作成。雑貨や書籍を見映え良く整理、収納ができる。

部屋のインテリアに合う、ちょうどよいサイズのシェルフを設置できるのもDIYの醍醐味
部屋作りのコツ5、ツールを手に取りやすい位置に集めて機能的なキッチンに
キッチンツールは手に届く位置に吊り下げて使いやすい配置に。また木材にトタン材を貼り付けることで、キッチン汚れを防ぎつつおしゃれな仕上がり。

壁に取り付けられたスパイスラックもとってもすてき!
部屋作りのコツ6、アクセントシートでお部屋の雰囲気づくり
はがせる壁紙シートで部屋の一面にブルーを取り入れ、涼やかさとスマートさを演出。出窓は塗装した木材を取り付けてシックな表情をプラスした。

ブルーのアクセントクロスに飾られたモノクロのアートも空間によくマッチしている。はがせる壁紙シートなので、飽きたら違う壁紙に変えられるのも◎
原状回復できるDIYで自分流のアレンジを!
おしゃれだけでなく機能性も兼ね備えたM.Oさんのお部屋。見た目だけでなく、家族の暮らしやすさを意識することが部屋作りのポイントなのだそう。
ぜひあなたもM.Oさんのお部屋を参考にして、カフェ風の部屋作りを楽しんでみては?
文=大橋由季(エヌプラス)
写真=まつたに桜
※「CHINTAI2018年9月号」の記事をWEB用に再編集し掲載しています