【実例】同棲前に決めておくべきお金や家事などの役割分担。先輩カップルはどうしてる?
2人で仲良く同棲していくために必要な役割分担とは?
同棲をしてみて、最初は楽しかったのに「こんなはずじゃなかった」「相手がこれをやってくれない」と次から次に不満が出てきてしまう……、なんてことはないだろうか。それが積もり積もって大ゲンカに発展、さらには同棲解消にまでなったら大変だ。
2人が仲良く暮らしていくために必要なこととして、事前に役割分担を決めておいたというのは、東京都中野区在住の同棲4年目のカップル、Tさん(男性)とHさん(女性)。
一体どのような方法で分担を決め、お互いに納得したのだろうか。彼女のHさんから実例を聞いた。

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話しにくいけど、同棲をするうえで大事な「お金」の分担

同棲するうえで、避けて通れないのがお金の話。まず物件探しをするなら家賃の上限を決めておく必要があるし、光熱費や各種公共料金をどう支払うのかも大切になってくる。
デリケートなため切り出しにくい話題だが、なぁなぁにしてしまうと後々トラブルの種となってしまいがち。早めにお互いの予算感を共有しておいた方が良いだろう。
同棲のお金の分担、先輩カップルはこう解決!
収入の差を考慮して、Hさんが家賃の半額を支払い、残りの家賃と公共料金はTさんが持つことに。
ただし一度酔っ払った状態で家賃を手渡しした際に紛失騒動もあったそうで(酔ったTさんがなぜかランチョンマットの下に置いていた)、最善の渡し方はまだ考案中とのこと。
金銭的な不公平感があれば、「家事」の分担で解決

炊事、洗濯、掃除など日々の家事も分担の仕方が難しいところだ。金銭的にどちらかが多く負担しているのであれば、もう一人が家事の分担を増やせば不公平感が少なくなるという考え方もできる。
それぞれの分担内容は、「得意なこと」、「得意ではないけどそこまで苦ではない」、「絶対にやりたくない」の3項目に分けて書き出すとわかりやすい。書き出すことで、金銭的な負担割合との照合もしやすく、とても便利だ。
同棲のお金の分担、先輩カップルはこう解決!
家賃、公共料金等をTさんが多く払っている分、Hさんは毎日の洗濯、たまの炊事(お互いお酒が好きなため、外食が多い)といった労働力を対価として、不公平感をなくしているとのこと。
意外な分担、同棲中の「ケンカの仲直り」

どれだけ仲が良い2人でも、一緒に生活をしているとどうしてもケンカをしてしまうもの。ケンカが長引くほどギスギスした時間が増え、しかも謝りにくくなってしまう。そんな時もあらかじめ分担制にしておくと解決する場合がある。
「先にケンカを吹っかけた方が解決策を示す」「冷静な方が相手を宥めながら話し合いに持っていく」など、各カップルの性格に合わせて対処法を決めておこう。ただし、仲直り前提で話を進めないと余計にこじれてしまうので、そこは気を付けておきたいところだ。
同棲中の喧嘩、先輩カップルはこう解決!
同棲を始める前から、お酒が好きな2人は酔っ払っては謎の論争をはじめて喧嘩になることもしばしば。あらかじめ「先に相手を責めた方が、24時間以内に謝る」というルールを決めているそう。
Hさんはケンカをしてはその場で一人暮らし用の物件を検索しはじめ、実際に何度か内見にも行っているそうで、Tさんはたまに自分が悪くなくても謝っているようだ。
同棲前に役割分担について恋人と話しあっておこう!

楽しい同棲生活を送るうえで分担を決めておくのは有効だが、あまり細かくギチギチに決めてしまうと、それもそれでストレスにつながってしまう。今回お話を聞いたHさんからも、分担はフレキシブルに、またできなくても相手を責めないように、大らかに過ごすのが良いのでは、とのこと。
これから同棲してみようかなと考えている方は、勢いも大事だが、まずは相手とじっくり話し合ってみてはどうだろう。
文=Spoo! inc.