一人暮らし向け物件の収納術! クローゼットや押し入れなしの物件でも大丈夫
クローゼットや押し入れなしの物件の収納、どうしたら良い?

引越しを考えてお部屋を探しているけど、収納設備がいまいちな物件が多い。もっと充実した収納設備のあるお部屋ないかな……。そう思ってお部屋探しが難航している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、クローゼットや押入れなどの収納設備がなくても快適な一人暮らしを楽しむ収納術についてご紹介します。
お部屋の収納設備の中で一番気に入っているものは?
一人暮らし経験ありの男女に「今住んでいる設備のなかで、一番使いやすく気にいっているものは?」に関してアンケートを実施。

※一人暮らし経験ありの20代~30代の男女305名に調査。(2016年8月11日CHINTAI調べ)
トップは、クローゼットで全体の4割以上、2位には押入れがランクインし、全体の2割以上。クローゼットと押入れの双方を足すと、全体の7割近くを占める結果に!
やはり、服のみでなく家電のようなかさばるものも収納できるクローゼットや押入れは人気ですね。
クローゼットや押入れ付きを条件にした物件と収納にこだわらない物件の数
アンケート結果からもわかるように、クローゼットや押入れ付きの物件がいいけど、なかなかよい物件が見つからない……。というのが悩みどころですよね。そこで、クローゼットや押入れ付きの物件数と、その条件を外した物件数を東京でトップクラスの人気駅、三軒茶屋で比較してみました。
物件条件(設備・特徴:クローゼット・押入れ付き/三軒茶屋から徒歩10分以内)
物件数:628件※1
上記の条件からクローゼット・押入れを外すと?
物件条件(三軒茶屋から徒歩10分以内)
物件数:820件※1
物件数が200件以上も増える!!
お部屋の希望条件からクローゼットと押入れを外すと、物件数が200件以上も増えることが分かりました。検討できるお部屋の数が増えれば、住みたいお部屋が見つかる確率も上がりそうですね。なかなかよいお部屋が見つからないと悩んでいる方は、希望条件からクローゼットと押入れを外してみるのもよいお部屋探しのポイントですよ。
※1. 2016年11月24日時点(CHINTAI調べ)
クローゼットや押入れがなくても快適に過ごす収納術!

クローゼットや押入れがない場合、収納はどうしたらいいのか悩みますよね。ここでは、そんな一人暮らしの方におすすめの収納術をご紹介します。
収納が足りない方は
ベッド下の収納を活用!
カラーBOXや布製の収納ボックスのようなちょっとした収納器具の購入がおすすめです。季節によって使わない服を収納するのにうってつけ。新しくベッドを買うのなら収納付きのものがよいかも!
つっぱり棒を活用する!
高さのある収納が一つでもある場合は、そのスペースを2倍にする方法があります。例えば、クローゼットの下の方にプラスチックケースを入れ、つっぱり棒で2段にすれば、収納スペースが広がります。
和室から洋室にリフォームした物件を探す!

元和室のお部屋は、写真のように広めの押入れが付いていることも多いです。そもそもの築年数が古い物件も少なくないため、リーズナブルなお部屋が見つかる場合もあります。
ネットだと収納のサイズ感が分からないので、不動産屋さんに直接聞いてみるのとよいですよ!
収納が足りない人の中でも比較的モノが少ない方は
ハンガーラックを活用する!

ただ、ハンガーの服をかけるのではなく、ハンガーのサイズや服の並べ方に気を付けるのがポイントです。薄いハンガーを購入して服を素材別に並べれば、スッキリとした収納が可能! 色別に並べれば、見せる収納としても活躍しますよ!
もし収納を見せたくない場合は、部屋の一部をカーテンや布などで区切れば、収納スペースに早替りします。
断捨離する!
“モノ”が多くて捨てられない方は、引越しをする際に1年以上着ていない服は捨てる!といったようなマイルールを定めて、断捨離してから引っ越すのをおすすめします。要らないものをリサイクルショップに売れば、新生活の費用の足しにもなりますね!
収納が足りない方の中でも比較的モノが多い場合
伸縮可能な布性のクローゼットを購入する!
幅が調節できるクローゼットがあれば、違う場所でも活用できます。市販のタイプだと、高さ約173.5cm・幅約130~200 cm程度のものが約1万円代で購入できます。サイズ感は、設備として付いているクローゼットとあまり変わらないので、おすすめですよ!
1R(ワンルーム)や1Kではなく、2Rや2Kなど大きめサイズの部屋に住む!
収納が付いている1R・1Kよりも、収納なしの2R・2K物件の賃料の方がお得なことも。
2R・2Kの場合は、狭い方の部屋を収納専用のウォークインクローゼットのように使うことで、広々とした居屋に! 居室を広く使いたい人方におすすめですよ。
ロフト付きの部屋に住む

ロフトはサイトで表示されている専有面積に含まれないため、間取りが狭いと感じても実際のスペースは意外に広いんです! ロフトを寝室に利用する方も多いですが、エアコンの温度調節が効きにくいため、収納として活用するのがおすすめですよ!
他のサービスを利用する
最近はクリーニング店のオプションで洋服の保管まで対応してくれるサービスも。服の枚数によって価格が違い、次のシーズンまで保管可能なタイプもあります。クリーニング店なら、きれいなまま保管してくれるので安心ですね。
まとめ
クローゼットや押入れなどがなくても、快適に過ごせる収納術についてご紹介しました。これから一人暮らしをはじめる際に「収納設備がいまいちだな」と思う場面もあるかもしれません。そんな時も諦めずにこの収納術を参考にしてみてくださいね。