予算1000円! 暗い部屋でも育つ観葉植物は?
部屋の雰囲気をパッと明るく変えてくれる観葉植物。でも、育てられるか自信がないし、部屋も日当たりが悪くて……とお悩みの人もいるのでは? 実は、暗い部屋でも比較的簡単に育てられる観葉植物もあるのだ。そこで、1000円前後で買えるリーズナブルな観葉植物を中心にご紹介!
多肉植物
見た目が個性的な多肉植物。色や形の異なるさまざまな種類があり、小さいものなら1つ100円台からも購入できる。
多肉植物は、元々栄養のない土地に生えている品種。日照量を気にしなくても、そうそう枯れず、暑さ寒さにも比較的強い品種が多い。水やりは、1カ月に1~2回程度が目安。土は基本乾かし気味で問題ないが、まったく水をあげないと枯れてしまうので注意しよう。
ヘデラ/ポトス
葉っぱがモサっと生えている品種が良ければ、「ヘデラ」や「ポトス」もおすすめ。多少日当たりが悪くても、窓があって間接的に日光の光が得られる部屋なら問題なく育つ。どちらも育てやすい品種だが、あまり乾燥を繰り返すと落葉するので、土の表面が乾いたらたっぷり水をあげよう。
エアプランツ
ちょっとユニークな品種に興味がある人は、土がなくても育つ南米原産の植物「エアプランツ」を取り入れてみては? 空気中の水分を吸収して成長するのが特徴で、極端な話、その辺に転がしておいても生きている不思議な植物だ。
とはいえ、水やりを怠ると枯れるので、部屋の乾燥状態にもよるが、週2~3程度を目安に霧吹きは必要。室温と同じくらいの水温の水に浸けてもOK。夕方から夜の時間帯でないと水を吸収しないという特性も。
クリプタンサス
葉っぱの模様や質感を楽しみたい人には、ブラジルに分布する多年草「クリプタンサス」はいかがだろうか。乾燥昆布のような硬い質感を持った葉っぱが地面に沿うように放射状に延びていくのが特徴だ。
耐陰性が強く、一年を通じて室内で育てられる。水やりは土の表面が乾いたら行えばよい。根だけでなく、株の中心からも水分を吸収する。
リプサリス
森林の樹木に着生しているサボテン「リプサリス」。しだれサボテンといってもいいようなゴージャスな見た目で、どの品種も上から下に垂れるように成長していく。
木漏れ日程度の日照量があると生長がよいが、多少日当たりの悪い部屋でも育つ。一般的なサボテンの育て方と同様、土の中が完全に乾いたら水をあげよう。
上記でご紹介した品種は、園芸初心者でも比較的簡単に育てることができる。日当りが悪いからといって観葉植物を諦めるのはもったいない! 興味のある人はぜひチャレンジしてみては?
(根岸達朗+ノオト)