【TO DOリスト】引越し当日の流れ・やるべきこと

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引越し当日の流れを押さえておこう

荷造りなど、引越しの事前準備の段取りはチェックしていても、いざ引越し当日になると何をすればいいかわからない、という人も多いのではないだろうか。

荷物の搬入・搬出や運搬などの作業自体は業者さんがやってくれるものの、本人がやらなければいけないことはたくさんある。

今回は、引越し当日の流れにスポットを当てて紹介していくので、引越しの予定がある方はぜひ参考にしてほしい。

このページの目次

引越し当日の流れ 1:旧居でおこなうべき作業を確認しよう

床拭きをする男性

まずは、引越し当日の具体的な流れを説明していく。まずは旧居でおこなうべき作業から見ていこう。

①当日まで使っていた日用品などを梱包する

まずは歯磨き粉や洗顔フォーム、寝具など、当日朝まで使ったものを梱包する必要がある。引越し業者が到着すると、すぐに荷物の搬出が始まる。直前になって慌てないよう、あらかじめ当日用の梱包資材を準備しておくことも忘れないようにしよう。

②荷物リストの作成をおこなう

引越し業者が到着するまでに、荷物リストを作成しよう。必須ではないが、どのダンボールになにが入っているのか、どの荷物から運んでほしいかをリストにしておけば、引越し業者がスムーズに搬出がおこなえるようになる。

③引越し業者のトラック駐車場所を確認する

引越し業者のトラックをどこに停めるのか、駐車場所も検討しておくといいだろう。大型トラックは停められる場所が限られてしまうため、予定の時間に到着しても、駐車スペースを探すのに余計な時間を取られてしまうことがある。停められなければ引越し作業が始められないので、何ヶ所か候補を決めておくようにしよう。

引越しトラックの駐車場所を決める際には、以下のポイントに留意しよう。

  • 近隣の方の迷惑にならない場所
  • トラックを停めても道幅に余裕がある場所
  • ゴミ捨て場や駐輪場、駐車場など人や車が出入りする場所は避ける

住宅街で道が狭かったり、幹線道路沿いだったりすると、これらの条件をすべてクリアするのは難しいかもしれないが、できる限り迷惑をかけない場所を見つけておこう。

④近隣の方へ挨拶をする

引越しトラックが来るまでの間に、近隣の方に挨拶まわりをしておくことをおすすめする。これは可能であれば引越しの2~3日前など、少し余裕をもって行っておけるとベストだ。

引越しの作業中は騒音で迷惑をかけたり、トラックのせいで道が通りづらくなったりするなど、近隣の方に迷惑をかけてしまう。事前に一言「引越し作業で騒音など、迷惑をかけるかもしれない」と断っておけば、余計なトラブルを防ぐことができる。

引越し作業で迷惑をかけることに加え、今までお世話になったことへの感謝も伝えておくと、すっきりした気分で引越すことができるだろう。

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⑤電気・ガス・水道を止める

電気・ガス・水道のライフラインを止めるのも、引越し当日の重要な作業1つとなる。電気や水道は、引越しの日時をそれぞれの供給会社に連絡しておけば当日はブレーカーを落とすだけでよいが、ガスは立会いが必要になる場合が多い

ガスの閉栓は部屋に入って行わなければならないので、事前にガス会社に連絡をし、引越し当日の早い時間帯に来てもらえるように段取りをしておくことをおすすめする。

代理人の立会いも可能なので、ガス会社の都合で当日に閉栓できないようであれば、管理会社に相談をしてみよう。

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⑥搬出作業の立会いをする

引越し業者のトラックが到着したら、いよいよ搬出作業が始まる。

依頼人も作業の間、立会いをする必要がある。万が一、搬出作業中に荷物を落としたり、荷物を積み忘れたりした場合、立会いをしていないと責任の所在がわからなくなってしまう。双方で確認をしながら搬出をすれば、なにかあっても対応できる。

また作業中には、引越しスタッフから搬出する荷物の順番の指示を求められることもあるので、最初から最後までしっかり立会えるようにしておこう。

ちなみに、立会い時に搬出を手伝う必要はない。引越しスタッフは搬出のプロなので、手伝ってしまうとかえって邪魔になる可能性がある。

⑦引越し業者へ代金の支払い

引越し代金は旧居で支払うのが一般的。クレジットカードでの支払いは不可・現金指定となっている会社も多いため、あらかじめ支払い方法を確認し、必要があればATMで現金を下ろすなど用意しておこう。

⑧引越し業者と合流する時間を決める

引越しをする本人の新居への移動は、自家用車や公共交通機関、レンタカーを使って行うことになる。(引越しトラックは基本的に依頼人を乗せることができない)そのため旧居での作業がすべて終わったあと、新居で引越し業者と合流する時間を決めておく必要がある。

引越し業者だけが先に新居に着いても、依頼人が到着していないと搬入作業ができない。あらかじめ双方で確認しておこう。

⑨家の中を掃除・確認する

搬出作業が終了したあとは、残っている荷物はないか、ホコリや汚れがないかどうか確認しよう。とくに洗濯機や冷蔵庫が置いてあった場所は、カビが発生していたりホコリが蓄積したりしているので、しっかり掃除をしなければならない。次の入居者のために清潔にして明け渡すのはもちろん、部屋のカビや汚れを落としておくことで、入居時に支払った敷金が戻ってくる場合もある。

汚れの状態によっては掃除に時間がかかることも考えられるため、大きい家具や家電は先に搬出してもらい、なるべく丁寧に汚れを取り除くようにしよう。

また、当日の引越し作業では意外にゴミがたくさん出るので、ゴミの処分に関しても考えておく必要がある。ゴミは捨てられる日が決まっているため、日程が合わない場合は、引越し先に持っていくか、ゴミ処理センターに持ち込むかを決めなければならない。

⑩退去立会いを行う

退去時には、管理会社による室内の確認が行われるため、その立会いも必要だ。立会いのタイミングは部屋から荷物をすべて出した後で行う必要があるため、引越し当日に行う場合が多い。家の中の確認や掃除の完了後、新居に移動する前のタイミングで立会いをするといいだろう。

後日、退去時の立会いを行う場合は、管理会社と日時の調整をして段取りを組んでおこう。このとき、鍵の返却のタイミングも聞いておくと、今後の手続きがスムーズになる。

引越し当日の流れ 2:新居でおこなうべき作業を確認しよう

新居では、荷解きをするだけでなくほかにもいろいろとやることがある。手順を間違えてしまうとスムーズに作業が進まなくなり、予定が狂ってしまうことも考えられる。抜け漏れがないようにチェックしておこう。

①近隣の方へ挨拶をする

事前に挨拶をしていれば不要だが、済ませていない場合は近隣の方に挨拶をしよう。挨拶は必須ではないが、荷物の搬入やトラックの駐車などで周囲に迷惑をかけることがあるので、トラブルを防ぐためにも挨拶をしておくのがベター。

新居に着いてすぐのタイミングであれば、慌てることなく挨拶ができる。内容は簡単な自己紹介と、「これから引越し作業をするのでうるさくなるかもしれません」など簡潔なものでよい。一言断っておくだけで、引越し作業もスムーズに進められるだろう。

②電気・ガス・水道の開通や開栓を行う

優先してやらなくてはいけないのが、電気・ガス・水道の開通や開栓だ。電気と水道は各会社に連絡をしておけば、引越しの日から使えるようになる。ただし、引越しシーズンの場合は手配が間に合わない可能性もあるため、引越日が決定した場合には早めに連絡をしておこう。

ガスは、本人立ち合いのもとでガス会社の人に開栓してもらう必要があるため、引越し作業中、もしくは作業後に来てもらえるよう時間を調整しておくことがポイント。立会いをしていない状態では開栓できないので、今後のスケジュールをチェックしてから連絡するようにしよう。

③新居の状態をチェック

ライフラインの開通が済んだら、新居の状態をチェックする。まずは室内を見回し、軽く掃除をしておこう。基本的に新居はクリーニング済みの状態になっているはずだが、長らく空室だった物件では汚れている箇所があるかもしれない

また、壁や床などの傷や、破損箇所がないかも確認しておこう。自分が故意に・またはうっかりつけてしまった傷の補修費用は退去時に請求されることになるが、入居前からあった傷についてはもちろん責任を負う必要はない。

傷や破損箇所を見つけたら写真を撮り、状況によって管理会社に報告しよう。住み始めてしまうと入居前からあったということが証明しづらくなってしまうため、搬入前に確認するのがベストだ。

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④搬入の立会いをする

引越しのトラックが到着したら、すぐに搬入作業が始まる。搬出と同じく、搬入でも立会いをしなければいけない。家具を設置してもらう必要があるため、配置の指示出しをするうえで重要な工程だ。搬入をスムーズに行うには、作ったリストをもとに荷物をチェックすること、家具や家電の配置は事前に配置図を用意しておくことがポイントとなる。

また、万が一搬入のときに床が傷ついてしまったり、近隣の方とのトラブル等が起こったりする可能性もあるので、最初から最後までしっかり確認することが重要だ。

⑤家電や電子機器の動作確認をする

引越し業者に運搬してもらったテレビやオーディオ機器、家電類などは、万が一移動中に故障してしまう場合が考えられる。問題なく使用できるか確かめるため、引越し業者がいるうちにスイッチを入れて動作確認をしておこう。

⑥照明・カーテンの設置など必要最低限の荷解きを行う

照明は、暗くなる前に設置をしないと部屋が真っ暗のまま一晩過ごすことになる。また、カーテンがないと外から部屋が丸見えになってしまうので、こちらも早めに取り付けておこう。

照明器具の設置がおろそかになりやすい場所として、玄関や浴室、脱衣所などが挙げられる。荷解きの作業は基本的にリビングですることが多く、昼間の引越しであれば浴室や玄関なども明るいため、照明器具の設置が後回しになってしまう。とくに玄関は脚立を使って取り付けることが多く、暗いなかで設置作業をするのは危険なので、なるべく早めに照明器具を設置するようにしたい。

また、荷解きはトイレットペーパーやバスグッズ、寝具類など当日使うものからおこなうようにすると、スムーズに作業を進められる。本や衣類などは引越し後すぐに必要というものではないので、優先度の高いものから荷解きしていこう。

引越し当日に必要なもの、トラブル事例など

ここからは、引越し当日に必要な物を「旧居で必要なもの」「旧居から新居へ移動する際に必要なもの」「新居で必要なもの」の3つに分けて解説。また、引越し当日にトラブルが起きた場合の対処法も紹介する。

引越し当日の流れ 3:必要な物を確認しよう

引越し当日の流れがわかったところで、続いては引越し当日に必要な物をチェックしよう。

基本的に引越し当日には、荷造りは完了している状態になっているはずだ。その際、引越し当日に使うものまで段ボールに詰めてしまうと、開梱して探すことになり、引越し作業がストップしてしまう。

「旧居で必要なもの」「旧居から新居へ移動する際に必要なもの」「新居で必要なもの」の3つに分けて解説するので、しっかりチェックしておこう。

引越し当日に必要なもの【旧居編】

旧居での主な作業は、残っている荷物の梱包や荷物を運び出したあとの掃除となっている。

賃貸物件の場合、引越し当日に鍵を返却する場合も多く、基本的に「後日掃除をする」ということができない。そのため、荷物の搬出が終わったらすぐに掃除に取りかかれるようにしておく必要がある。

項目
梱包資材・ダンボール
・養生テープ
・荷造りひも
・油性ペン
・カッター
・ビニール袋 など
掃除用具・ほうき・ちりとり
・掃除機
・ぞうきん・フローリングシート
・ゴミ袋 など
旧居で必要なもの

引越し当日に必要なもの【新居への移動時編】

引越し時、業者に預けられないものがあることに注意しよう。

新居へ自分で運ばなければならないものとして、新居の鍵が挙げられる。うっかり引越し荷物の中に入れてしまうと、新居への到着時に鍵を探すところからスタートしなければならないので注意。

また、パソコンなどの精密機器は自分で運ぶのがベター。引越しの荷物には保険がかけられているが、それでも紛失や損傷などのトラブルが起こると手間がかかる。加えて、財布や貴金属など貴重品は運んでもらえないため、自分で紛失しないように管理しておく必要がある。

その他、紛失したり壊れたりすると困るものは、多少荷物になってしまうものの、リュックなどに入れてもっていくようにしよう。

項目
貴重品・新居の鍵
・財布(現金、キャッシュカード、身分証)
・その他持ち運べる資産(預金通帳など)
・貴金属類・楽器など
精密機器・パソコン
・スマートフォン(携帯電話)
旧居から新居へ移動する際に必要なもの

引越し当日に必要なもの【新居編】

新居に着いたら、すぐに荷物の搬入が始まる。作成した荷物リストを元に、引越し業者への配置の指示出しを行おう。

また先述の通り、引越し業者に運搬してもらった家電や機器類は、引越し業者がいるうちに動作確認をしておく必要がある。リモコン類もすぐに取り出せるようにしておこう。

搬入作業が落ち着いたら荷解きに入るが、ただいたずらにダンボールを開けて荷物を出していくというやり方はNG。まずは、暗くなる前に照明器具とカーテンを取り付けよう。照明器具がないと暗いなかで作業することになり、さらにカーテンがないと部屋のなかが丸見えになってしまうので、最初の作業として覚えておこう。

また、トイレットペーパーなどがないとトイレに行けないので、これも忘れずにすぐに出せるようにしておくのがポイント。荷解きではゴミが出ることも多いので、掃除用具もすぐに必要なものとしてチェックしておいてほしい。

項目例(備考)
掃除用具・ほうき・ちりとり
・掃除機
・フローリングシート・ぞうきん
・ゴミ袋 など
間取り図や作成した荷物リスト(搬入・配置の指示出しのため)
家電のリモコン類(運搬時に家電の破損がないか確認するため)
照明器具(暗くなる前に設置する)
カーテン(暗くなる前に設置する)
当日使う日用品・トイレットペーパー
・ティッシュペーパー
・シャンプー・石鹸
・タオル
・歯ブラシ など
寝具
新居で必要なもの

もし引越し当日にトラブルが起きたらどうする?

引越しは作業時間が限られており、トラブルが起こると予定通りに引越しが終わらないなど、新生活に支障が出ることになる。ここからは、起こりやすいトラブルとその予防策・改善策について解説していくので、万が一の事態にそなえてチェックしてほしい。

梱包が引越し当日までに終わらなかったケース

仕事や家事などで忙しく、梱包が当日までに終わらないというケースもある。この場合の対応策としては、引越しの日程をずらしてもらうことしかない。引越し業者が来る時間までに、どうしても梱包が間に合わない場合はすぐに連絡をしよう。

ただし、状況によっては引越し料金の30~50%ほどのキャンセル料が発生することがある。予防策は、やはり当日までに梱包を終わらせるというものしかないので、引越し日までの荷造りのスケジュールをしっかり立てておこう。

引越し中に賃貸物件の設備や壁などを傷つけてしまったケース

引越し中に、賃貸物件の設備や壁などを傷つけてしまうケースも少なくない。搬出・搬入中のトラブルは、すぐに確認して指摘することがポイントだ。時間が経ってしまうと搬出・搬入中に傷をつけたと証明しづらくなるので、写真などに残し、今後の対応について引越し業者と話し合うようにしよう。

基本的に作業員の責任になるため、予防策を立てるのは難しい。ホームページをチェックして、信頼度の高い引越し業者を選ぶことが予防策になるといえるだろう。また、口コミや評価などを見ることで実際の作業員の様子などがわかるので、口コミサイトやSNSなどもあわせてチェックしておくとよいだろう。

引越し業者がなかなか到着しないケース

道路の混雑状況や前の引越し作業が押している場合、引越し業者が時間通りに到着しないというケースも多いようだ。これらのトラブルは依頼者側では対処できないので、到着まで待機するしかないだろう。

基本的に、遅れる場合は引越し業者から連絡があるので、到着するまで旧居の掃除やチェックリスト作成などをしておこう。ただし、まったく連絡がない場合は日程を間違えている可能性があるため、予定の時間をすぎても連絡が来ないようであれば、こちらから電話をして到着時間を確認することをおすすめする。

到着時間までに引越し業者が来ないというトラブルの予防策は、朝一番の時間帯を予約することだ。しかし、引越しは早い時間に終わらせたいという人が多いため人気が高く、特に繁忙期などは予約が難しいかもしれない。その場合は複数の引越し業者に連絡を取り、できる限り早い時間で予約が取れるところを探すとよいだろう。

引越しをスムーズに行うには準備が重要!

引越しをスムーズに行うためには、荷造りなど事前の準備ももちろん大切だが、当日の動きを頭に入れておくことも重要だ。

当日使う物についてはダンボールに梱包してしまわないように注意。わかりやすい場所にまとめておくようにしよう。

引越し当日の流れを確認しておくのはもちろん、搬出・搬入の段取りをイメージしておく、家具・家電の配置を決めておくなど、引越し業者にスムーズに指示出しができるようにしておくとよい。

CHINTAI編集部
CHINTAI編集部

1992年創業、お部屋探しや生活の情報を発信してきた株式会社CHINTAIが運営するWebメディア。引越しに関する情報はもちろん、家事や家計、季節の楽しみなど日々を豊かにする知識を調査・ご紹介。
不動産店舗での業務経験者、宅建試験合格者などお部屋探し分野のプロも活躍する編集部が、新生活に役立つ情報をお届けします。

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