カフェのような居心地のいい部屋づくり!家で過ごすのが大好きになる「丁寧な暮らし」

最終更新日:

カフェのようなお部屋で丁寧な暮らしを実践するcocoroomさんのお宅を訪問

丁寧な暮らしにぴったりなカフェ風のワンルーム
落ち着いて過ごせるカフェのような雰囲気のワンルーム

今回訪問したのは、まるでカフェのような雰囲気のワンルームで一人暮らしをしているcocoroomさんのお宅。

大好きなモノたちに囲まれて、丁寧な暮らしをしているという彼女は、「家にいる時間がとても好き」だと語る。そんな彼女に、居心地のいい部屋作りのポイントや、普段の生活について伺った。

「丁寧な暮らし」というと漠然としているが、その背景には「居心地のいい部屋づくり」と「自分の時間」があるようだ。取材を通して見えてきた、cocoroomさん流の丁寧な暮らしぶりとは?

プロフィール

名前:cocoroom*さん
instagram:@cocoroom08
居住地:東京都

ルームデータ

間取り:1R
居住形態:1人
築年数:22年

“カフェ風”ならではのお部屋のポイントは?

丁寧な暮らしにおすすめなカフェ風の木製テーブルとチェア
オーダーメイドの木製テーブルと、木製チェア。2つのチェアは、仕事用とリラックス用で使い分けているそう

時間がゆっくり流れるようで、思わずくつろぎたくなるcocoroomさんのワンルーム。その理由は、どうやら「まるでカフェのような空間」に隠されているよう。カフェが大好きだという彼女は、部屋作りについて次のように語る。

「自分が好きなカフェと同じように、この部屋もくつろげる空間にしたいなと思っています。なので、カフェ風のインテリアはよく取り入れていますね。お洒落なカフェやレストランの店内で見たモノを参考に、似たアイテムを探すことも多いです」(cocoroomさん)

実際にカフェやレストランで見たインテリアを参考に取り入れたのが、壁に飾られたモノトーンの写真と照明だという。

丁寧な暮らしを実践しているcocoroomさんの部屋のカフェ風ワンルームに飾られた写真(モノクロ)
写真は、全て彼女自身が撮ったもの。モロッコの遊牧民族やシチリア島の外国人カップルなど、旅先で出会った人や風景の写真が飾られている
丁寧な暮らしを実践しているcocoroomさんの部屋のカフェ風のワンルームに似合う照明(ペンダントライト)
レストランで見かけたペンダントライトを参考に選んだという照明。温かみのある光で、夜もリラックスできそうだ

このお部屋で暮らし始めてから、今年で2年目。cocoroomさんは「この部屋にいるとカフェのように過ごせるので、引越し前と比べてカフェに行く回数は減ったと思います」と笑顔で話す。

現在は比較的シンプルな印象のワンルームだが、以前はモロッコ風の部屋作りを意識していたという。

「海外旅行でモロッコに行ったのをきかっけに、ラグやクッションなど『モロッコ風』の部屋作りを意識していました。最近は嗜好が変わってモノを減らしたくなったので、アイテムはかなり減らしましたね」(cocoroomさん)

趣味嗜好の変化に合わせて、部屋の模様替えをすることもよくあるそうだ。

次のページでは、cocoroomさんお気に入りの場所やこだわりを紹介!

丁寧な暮らしは「自分の時間」をつくる場所づくりから

丁寧な暮らしがよく似合うキッチン
毎日夕食を作るカウンターキッチン。ブルーを基調とした手作りのキッチンタイルが、爽やかな印象だ

料理や洗濯といった家事が好きで、さらには観葉植物を世話したり、毎朝カフェラテを淹れたりと、日々の手仕事を惜しまないcocoroomさん。丁寧な暮らしを好む彼女は、「自分の時間を大事に過ごしたいんです」と語る。

そんな彼女が丁寧な暮らしで大事にしているのが、マイペースに自分の時間を過ごすこと。彼女の「自分時間」を作っているのが、まさにこの心地よい部屋だ。休日も部屋で過ごすことが多く、趣味のウクレレを弾く時間を楽しんでいるのだとか。

なかでも彼女が気に入っているのは、ベッド周りとベランダだという。

くつろげる空間を作る「ベッド」

ワンルームでの丁寧な暮らしに馴染むベッド
ベッドと布団は、無印良品のアイテムで統一されている

特にインテリアが気に入っているというのが、ベッド周りだ。なかでもこだわったのは、鉄のハンドルと木目調がシックなベッド下収納だそう。「安っぽくないデザインがいいと思って探した結果、ベットと同じ無印良品の収納に決めました」と話す。

ベッド横のサイドテーブルや窓側には、小さい頃から好きだという観葉植物が飾ってある。

丁寧な暮らしを感じさせるベッド横のサイドテーブルと観葉植物
ベッド横のサイドテーブル。観葉植物やイケアで購入したテーブルランプが置いてある

また、ベッドの位置にもこだわりがあるとのこと。

「部屋の模様替えが好きで、気になりだすと動かさずにはいられないんです。現在、ベッドは向かって左側にありますが、向かって右側の壁や、ベランダ側に寄せて置いていたこともあります。住み始めてから今日まで、ベッドの置き方は360度変わっていますね(笑)」(cocoroomさん)

ドリンク片手に1日の始まりと終わりを過ごす「ベランダ」

丁寧な暮らしを感じる手作りのベランダ
ぼーっとする時間を過ごすというベランダ。椅子とテーブルのほか、夜にも出られるようキャンドルも置いてある

もうひとつ気に入っている場所だというのが、こちらのベランダ。カフェのテラス席をイメージし、時間をかけて手作りした空間だ。

「毎朝ベランダに出て、自分で淹れたラテを飲むのが日課になっています。焦ったり急いだりしたくないので、出社前でも早起きして、30分くらいはゆっくりしています。寒い冬の朝でも、毛布にくるまりながらベランダに出るくらい好きなんです(笑)」(cocoroomさん)

春や秋など過ごしやすい季節には、夜の夕食後にベランダに出ることもあるという。自分で作ったサングリアを飲みながら、ぼーっとして過ごすのが至福なのだとか。

丁寧な暮らしにぴったりなベランダの観葉植物
ベランダの一角には、いろいろな種類の観葉植物が並ぶ

一見、もう十分完成されているように思えるベランダだが、「まだまだ完成してないんです」とcocoroomさん。今後も、もう少し観葉植物を増やしていきたいと話す。

居心地のいい部屋で「自分の時間」を取り戻すことから、丁寧な暮らしを始めよう!

丁寧な暮らしを感じさせるコーヒーメーカーやトースターがある収納棚
お洒落な小物を見せつつも、生活感のある部分はしっかり隠す収納棚。カフェラテを淹れる『デロンギ』のコーヒーメーカーも置いてある

決してモノが少ないわけではないcocoroomさんのワンルーム。カフェ風のインテリアや小物が並ぶ一方で、シンプルな印象を受けた。彼女によれば、モノを置きつつもシンプルに見せるポイントは、“生活感”にあるという。

「化粧品や文房具、パソコンのケーブルなどは、収納場所にしまったりカゴに入れたりして隠しています。たとえよく使うものでも、生活感の出るものは片付けておくことで、すっきり見えると思います」(cocoroomさん)

また、cocoroomさんには部屋の小物やインテリアについてあるこだわりがあると話す。

「いつも自分が好きなものに囲まれていたいんです。安っぽく見えるものは好きじゃなくて、自分が『いいな』と思えるものを選びたいと思っています」(cocoroomさん)

「自分が好きなものだけを使いたい」と話す彼女。値段や使い勝手の良さだけではなく、本当に「いい」と思えるかを大事にするモノ選びの姿勢あってこそ、居心地のいい部屋が作られるようだ。

今回彼女の話を聞いて、居心地のいい部屋で自分らしい時間を過ごすことが、丁寧な暮らしにもつながっていくように感じた。

「自分の部屋がイマイチ好きになれない」「家にいても落ちつかない」という人は、家でマイペースな時間を過ごせているかどうか、見直してみては?

一人暮らし向け賃貸物件はこちら!

文=市川 茜
写真=北原千恵美

関東の人気市区町村から賃貸物件を探す
草加市 豊島区 成田市 浦安市 市川市 荒川区 武蔵野市 戸田市 市原市 日野市

関東の人気沿線から賃貸物件を探す
西武池袋線 南武線 東急目黒線 横浜線 東急田園都市線 武蔵野線 青梅線 みなとみらい線 横須賀線 小田急小田原線

リンクをコピー
関連記事関連記事