そのお部屋探し、本当によい物件を見逃してるかも? 間取り以外にも大切な二人暮らしのポイント

同棲生活をはじめる際は、こんな間取りがいいな……など、理想がありますよね。2LDKなど、広めの間取りを選ぶ方も多いのではないでしょうか?でも実は、間取りにこだわったお部屋の探し方をすると、理想の物件を見逃してしまうことも。
そこでCHINTAIでは、間取りにこだわらないお部屋探しをご提案。さらに、間取りよりも重視したい二人暮らしのポイントも合わせてお伝えします。
二人暮らしで人気の間取りは?
二人暮らしをする際に、住みたい間取りに関してアンケートを実施しました。

2LDK以上が一番人気で、3割以上の方が選んでいます。次の2K/2DKと合わせると、6割を超える結果に! 二人で暮らす=居室が2部屋あるのを希望する方が多いようです。
でも、お部屋の間取りにこだわらなくても、快適な二人暮らしができるのでは? 間取りにこだわらなくてもよい理由をお伝えします。
二人暮らしの部屋探しで、間取りにこだわらなくてもよい理由とは?
「実は広い」物件を見逃すことも!

2Kと2DKと2LDKの違いって何でしょうか? 実は、部屋全体の広さではなく、LDK部分の平米数の違いによって表記が違います!ちなみに、CHINTAIでは、下記の基準で表示しています。
・2K:キッチン部分が6帖未満
・2DK:ダイニングキッチン部分が6帖以上~10帖未満
・2LDK:リビングダイニングキッチン部分が10帖以上
上記の通り、バス・トイレ部分や寝室として使用する居室の広さは、間取りの基準として含まれていません。居室部分に広さが欲しいために、お部屋の広さを「2LDK」などに絞ってしまうと、実は居室の広い2Kタイプを見つけられないこともあるんです!
物件数が半数近く違う! 1DKや1LDKなどでも他の条件を優先できる
東京都で人気の新宿区にて、2LDKの物件と1LDKの物件数を比較しました。※1
(共通の検索条件:駅/バス停からの時間徒歩10分以内)
2LDK: 111件
1LDK: 504件
2LDKは1LDKに比べて半分以下の数しかありません。エリアによって、多い間取りのタイプも違うため、希望の間取りを絞ってしまうと選択肢が一気に減ることも。
また、基本的に1DKや1LDKの間取りは物件として多く存在しますが、2LDKはそこまで市場に多くありません。多くの物件から選びたいなら間取り別で絞って探さない方がよいかも。
※2019年8月26日時点(CHINTAIネット調べ)
家賃が15万円近く違うことも!
東京都で人気の中目黒駅にて、2LDKの物件と1DK/1LDK/2K・2DKの家賃相場を比較しました。※2

1LDKと2LDKの家賃相場を比べると、約15万円も差があるという結果に。間取りのタイプにこだわらなければ、家賃が安めの物件や、お互いの通勤先への通いやすさを重視することもできます。
また、中目黒では1LDKよりも2Kや2DKの間取りの方が家賃相場は安いことが分かりました。
そして、家賃相場が安い1DKなどは結婚の準備をしているカップルにおすすめ! 居室が2つあるとそれだけ家具や家電も必要です。家賃が高めの広いお部屋で、さらに家電を買い足す……。となると、結婚費用を貯めるのは大変ですよね。でも、毎月必ず支払う家賃を抑えることができれば、節約の負担も減って二人での節約生活を楽しめそう!
また、居室が2部屋あると、お互いの部屋にこもってしまうことも。寝室が1つの物件なら、喧嘩を避けるための話し合い等が必要になるはず。家事のルールや、お互いの暮らし方を話し合うことは、お互いをよく理解することに繋がります。さらに、深い関係性になれるかも!
※2019年8月26日時点(CHINTAIネット調べ)
間取りよりも重視すべき!? 二人暮らしのポイント
収納の広さor居室部分の広さ

引越しをする際に、不要な家具や衣類などを捨てたとしても、二人暮らしは思ったよりも荷物が増えてしまうもの。 収納の大きさや、収納家具を置く居室の広さを重視すると、引越した後もスッキリとしたお部屋を保つことができます!
お互いの通勤先への通いやすさ
自分は通勤に1時間以上かかるけど、相手は徒歩10分の場所で通勤が便利!のような物件にしてしまうと、不満が溜まり喧嘩の原因になるかも……。
また、住みたいエリアを1ヶ所に絞ってしまうと物件も少なくなります。いくつか候補を出した上で、不動産会社のスタッフに相談してみると意外な穴場スポットを教えてくれるかも!