1R~1DK一人暮らしの方必見!見栄えも使いやすさも収納力もグンとアップする、キッチン&食品ストック収納テクニックとは?

最終更新日:

キッチンは「兼用」と「無駄をなくす」ことで収納力をアップ!

狭いスペースに物を効率よく収納するには、「兼用できるものは兼用する」「買い置きは必要最小限にする」ことがポイント。この2つを実践するだけで無駄がなくなり、収納スペースを確保(つまり収納力アップ)できるのだ。

①.調理器具はマルチに使えるものを選ぼう

菜箸・おたま・フライ返し・ピーラーなどの調理器具は、ついいろいろ揃えてしまいがちだが、意外と使う頻度が少ないものや、基本的な器具のみで事足りてしまうことも多く、その結果、スペースばかりとってしまっていることも……。

調理器具を選ぶときは、マルチに使える(つまり兼用できる)ものを選ぼう。それだけでもかなりスペースが節約できる。また、デザイン的にも見栄えのよいものを選べば、出しっぱなしにしておいても、おしゃれな雰囲気になる。

シリコーン調理スプーン 長さ約26cm 無印良品

これ1本で、木べら・ゴムべら・おたまの3役をこなす。

②.調味料やパスタなどは透明の容器に入れよう

頻繁に使う調味料やパスタなどのストック食材、お茶やコーヒーは、透明な容器に入れよう。中身が見えれば一目で残量がわかるので、無駄な買い置きをせずに済み、ストックスペースの節約にもなる。

オープン棚など見える場所に置く場合は、なるべく統一した容器にを使えば見た目もきれいだ。

調味料やパスタなどは透明の容器に入れよう
奥行きのある場所に置く場合は、箱やカゴなどに入れると出し入れしやすい

壁面やデッドスペースを活用して、キッチンの収納スペースを増やす!

既存のスペースを見直して整理するだけでも収納力はアップするが、壁面やデッドスペースを上手に活用すれば、さらに収納力がググっとアップする。初心者でもできる簡単なDIYや便利グッズを使って、収納スペース増設してみよう!

①.壁面や扉裏に吊るす収納スペースを作る

ワイヤーネットや有孔ボードを使えば、壁面やシンク下の扉裏に「吊るす収納」が作れる。貼ってはがせるフックや、つっぱりポールを縦(柱状)に使えば、壁を傷つけることなく設置できるので退去時の「原状回復」も安心だ。

フライパンやおたまなどの調理器具のほか、ラックをつければ調味料なども収納できる。

●ワイヤーネットの場合
ワイヤーネットとつっぱりポール、結束バンドがあれば設置できる。材料は全部100均で購入できるので、コストも低く抑えられる。

壁面や扉裏に吊るす収納スペースを作る
ワイヤーネットとつっぱりポール、結束バンドで作った壁面収納

●有孔ボードの場合
ワイヤーネットに比べるとコストはかかるが、インテリアとしても美しいので「ばえる」キッチンが作れる。

IKEA/イケア SKADIS:ペグボードコンビネーション36x56 cm 4点セット ホワイト (093.038.99)

どんなキッチンにも合うデザインで手入れもしやすい。色やサイズも数種類ある。

②.シンク下扉を活用してゴミ入れを設置する

ゴミ箱を置くスペースはないし、かといって床に直置きはしたくないし……。それならば、シンク下の扉を活用して「掛けるゴミ入れ」を設置してしまおう!

シンク下の扉は、裏だけでなく表も有効活用できるスペース。フックとレジ袋があれば簡単にゴミ入れを設置できる。おしゃれな袋を使えば、ゴム手袋やポリ袋など小物収納スペースとしても使える。

マーナ キッチン扉用ゴミ袋フック 「fioria」 ホワイト

扉板を挟んで設置するので落下の心配もない。袋を2つかけられるのでゴミの分別にも便利。

③.便利グッズはアイデア次第で多用途に使える

ホルダーやラックなど、キッチンまわりの便利な収納グッズは、本来の使い方以外に、アイデア次第でさまざまな収納アイテムとして使える。

おすすめなのが、シンプルなデザインが人気の、「TOWER」シリーズの収納グッズ。例えば、本来はポリ袋を設置してゴミ入れとして使う「ポリ袋エコホルダー」は、まな板置きやグラスホルダーなど、工夫次第でさまざまな収納ツールとして使える。

山崎実業 ポリ袋エコホルダー タワー L ホワイト 3180

使わないときはたたんでおけるのも◎。

また、同じTOWERシリーズの、冷蔵庫の壁面にマグネットで簡単に設置できる「キッチンペーパーホルダー」は、入れる・掛ける・吊るす収納ができるので、調味料入れやラップ収納、掃除グッズ収納など、さまざまな小物収納として使える。

山崎実業 キッチンペーパーホルダー マグネット冷蔵庫サイドラック タワー ホワイト 2744

アイデア次第で、さらにさまざまな使い方ができそう。

それでも収納しきれない場合は、収納家具の設置を検討しよう!次のページでは、キッチンの収納家具の選び方をご紹介!

リンクをコピー
関連記事関連記事