賃貸でも温水洗浄便座付きの物件がいい! というあなたへ。部屋探しのコツを伝授
温水洗浄便座付きの賃貸物件は増えている!

今や、デパートやレストランだけでなく、駅や公衆トイレでも珍しい存在ではなくなった「温水洗浄便座」。最近では賃貸物件でも温水洗浄便座付きのトイレが増えている。
ここでは「温水洗浄便座付き」を部屋探しの条件にしている人へ向け、温水洗浄便座のメリット・デメリットや、温水洗浄便座付きの部屋を効率的に探す方法を紹介する。
このページの目次
温水洗浄便座とは

温水洗浄便座とは、ノズルから出てくるお湯でお尻を洗浄することができるタイプの便座だ。
日本では広く普及しており、飲食店やショッピングモール、企業内のトイレなどにも標準的に設置されている。また、自宅のトイレに温水洗浄便座を設置している家庭も少なくないだろう。
現代では、これまで実家で温水洗浄便座を愛用してきた世代が一人暮らしをするようになり、賃貸物件でも温水洗浄便座のニーズは増加。需要に合わせ、温水洗浄便座付きの賃貸物件も増えてきている。
どんなタイプの温水洗浄便座が売られている?
温水洗浄便座には大きく分けて、貯湯式(ちょとうしき)と瞬間式の2種類がある。
貯湯式は洗浄用のお湯が常にタンクの中で保温されているタイプ。電気ポットをイメージするとわかりやすいだろう。
常にお湯を保温しているため、電気代は後述する瞬間式よりは割高だ。機能はシンプルでわかりやすいものが多く、初めての利用者におすすめと言えるだろう。
一方の瞬間式は、洗浄水が通るパイプにヒーターが内蔵されており、洗浄時にこのパイプ内で温められてお湯が出るタイプである。本体価格は高めにはなるが、電気代は瞬間式の方が安くなる。
貯湯式・瞬間式の違い
| 種類 | 貯湯式 | 瞬間式 |
| 本体価格 | 10,000円~ | 25,000円~ |
| 電気代 | 月250円程度 | 月200円程度 |
| 湯切れ | あり | なし |
| 機能 | シンプルでわかりやすい | 機能が充実 |
| 種類 | 貯湯式 | 瞬間式 |
| 本体価格 | 10,000円~ | 25,000円~ |
| 電気代 | 月250円程度 | 月200円程度 |
| 湯切れ | あり | なし |
| 機能 | シンプルでわかりやすい | 機能が充実 |
温水洗浄便座付き賃貸のメリット

温水洗浄便座のメリット① 衛生的
温水洗浄便座の最大のメリットといえば、なんといっても衛生的であること。
毎回、お湯でお尻をきれいに洗い流すことができる爽快感は何事にも代えがたい。特に実家で温水洗浄便座付きのトイレを使ってきた人にとっては、なくてはならないものだろう。
また、お尻の汚れが残ったままだと、尿路感染症などにかかるリスクが高まる可能性がある。トイレットペーパーだけでは残ってしまう汚れも、温水洗浄便座を使うことですっきりと洗い流すことができる。感染症予防という観点からも、温水洗浄便座の利用は効果的なのだ。
温水洗浄便座のメリット② トイレットペーパーの節約
お湯でお尻をきれいに洗い流すことができるため、トイレットペーパーの使用量を減らすことができる。トイレットペーパー代の節約になるし、資源を大切にできるのもメリットだ。
温水洗浄便座のメリット③ お尻への負担が減る
トイレットペーパーでゴシゴシと汚れをふき取ると、摩擦でお尻に大きな負担をかけることになる。温水洗浄便座を利用することで、負担を軽減し、切れ痔などの予防にもなる。
ただし、温水洗浄便座の機種によっては水流が非常に強い場合がある。強い水流で洗いすぎるのも、お尻によくない。
洗浄する前には、水流の設定が弱めになっていることを確認したい。
温水洗浄便座のメリット④ 便座が温かい
寒い季節は特に、ひんやりとした便座に座りたくないものだ。多くの温水洗浄便座は便座を温める機能も装備しているため、温水洗浄便座が付いていれば冷たい便座に座った時の不快感とは無縁だ。
温水洗浄便座付き賃貸のデメリット

温水洗浄便座のデメリット① 電気代がかかる
温水洗浄便座は基本的には常時、電源を入れておくものなので電気代がかかる。
電気代は先述のとおり貯湯式で月250円程度、瞬間式で200円程度だ。節電効果の高い機種も販売されているので、じっくりと比較検討が必要である。
温水洗浄便座のデメリット② 水漏れの恐れがある
経年劣化により水漏れが起きるリスクもある。主な原因は給水ホースとのつなぎ目のゆるみや、パッキンの劣化などだ。
水漏れをそのままにしておくと、カビや漏水によって水道料金がかさむなどの問題も出てくる。日常利用する中で水漏れしていないかを確認し、問題があればすぐに大家さんや管理会社へ修理依頼をすれば良いだろう。
温水洗浄便座のデメリット③ 掃除の手間
衛生的に使うためにも、温水洗浄便座には定期的な掃除が必須。ノズルなど細かい部品が多い温水洗浄便座は、通常の便器より掃除の手間もかかるので覚悟しておこう。
賃貸物件に温水洗浄便座がついていない場合、自分で設置してもいい?

入居している賃貸物件に残念ながら温水洗浄便座がついていないという場合には、自分で設置することも可能。ただし、事前に大家さんや管理会社への確認が必要だ。
実際のところ、未経験の人が取り付けを行うことで、部品の取り付けミス等が原因となり、水漏れが発生するケースもあるようだ。物件の壁や便器に工事跡が残ってしまい、退去時に予想外の出費が発生するおそれもある。安全を考え、取り付けは業者に頼むのがよいだろう。
また、賃貸物件は退去時に原状回復が必要なので、もともとついていた便座は廃棄せずに保管しておこう。
文=ちょことあいす
現在は西ヨーロッパの某国在住、日本を離れて3か国め。国によって、住居や暮らしに対する考え方が全く違うことにびっくりしながら生活している。インテリアやキッチン用品、テーブルコーディネートが大好き。何気ない暮らしがちょっとでも素敵になるよう試行錯誤する日々。








