これだけは用意したい!一人暮らしに必要な家具・家電や購入する際のポイントを紹介
一人暮らしを始める際に用意したい5つの家電

部屋の明るさ確保に必須の照明
照明が元からついてない部屋なら、引越しのその日に必ず取り付けておこう。シーリングライトやスタンドライトなど種類はさまざまだが、まずは部屋全体を照らすことができるものがおすすめ。なかには光の明るさ(100%・50%など)や、色合い(昼白色・電球色など)を調整できる照明もある。その点についても購入する前にぜひチェックしよう。
おすすめの照明

アイリスオーヤマ LED シーリングライト 調光 タイプ ~6畳 CL6D-5.0
こちらのシーリングライトは明るさを調節できるタイプ。食事の時やテレビを見る時、就寝時などシーンに合わせた明るさに変えることができるので、一人暮らしのワンルームにぴったり。
自炊をするしないに関わらず必要な冷蔵庫
冷蔵庫も一人暮らしに揃えておきたい家電の1つ。飲み物や総菜、デザートなど食材に限らず冷やしておきたいものは意外と多い。
自炊をするかどうかによって必要な容量が違ってくるので、ライフスタイルに合った冷蔵庫を選ぼう。ほとんど自炊しないと思われる外食派には100L程度、外食はときどきという人には100~150L程度、自炊派には150~200Lの容量の冷蔵庫であれば十分だ。
おすすめの冷凍冷蔵庫

あまり自炊をしない人は、容量が100L程度の冷蔵庫がおすすめ。こちらは2ドアタイプで冷凍庫が別にあるので、アイスや冷凍食品をよく買う人も使いやすいだろう。
天板が耐熱仕様なので、上に電子レンジを乗せることができる。
コインランドリーへ行く苦労を考えるなら洗濯機の設置も大切
洗濯をコインランドリーで済ませれば、洗濯機は必要ないと考える人もいるかもしれない。
しかし、疲れた時や暑さ寒さが厳しい時などに頻繁にコインランドリーへ向かうのはなかなか大変なもの。一人暮らし用のコンパクトなタイプの洗濯機をぜひ揃えよう。
おすすめの洗濯機

ハイアール 5.5kg 全自動洗濯機 ブラックHaier JW-C55A-K
こちらの洗濯機はリーズナブルながら高機能なのがおすすめのポイント。お急ぎコースやシワケア機能、風乾燥など便利な性能を搭載しており、一人暮らしでも不便なく洗濯できる。
自炊する人もしない人も重宝する電子レンジ
お弁当や飲み物、冷凍食品などを温めるのに必要な電子レンジもぜひとも揃えておきたい家電。電子レンジがあれば、簡単な料理をすることもできるので活用の幅は広い。
おすすめの電子レンジ

【東日本 50Hz専用】アイリスオーヤマ 電子レンジ 17L ターンテーブル ブラック MBL-17T5-B
シンプルでコンパクトなタイプの電子レンジ。冷蔵庫の上にも置きやすいサイズ感だ。3段階の出力切り替えができるので、冷凍食材の解凍から温めまで調節することができる。
設置されていない場合はエアコンも用意しよう
一人暮らし用の賃貸物件では、備え付けのエアコンがないケースもある。近年の猛暑を考えると、必要な時期までに設置したい。
まずは、管理会社や大家さんにエアコンの取り付けが可能かどうか打診してみよう。入居前に大家さん負担で設置してくれる場合もあれば、自費で購入となることもある。9月など安い時期に購入できればベストだ。
配管などの関係でエアコンの設置が難しい場合は、窓型エアコンがおすすめ。退去時の原状回復にも影響せず、次の新居に持っていくことも可能だ。
一人暮らし用の家具・家電を購入する際のポイント

今まで家族と暮らしてきて、何気なくさまざまな家具や家電を使ってきただろう。あまり気にとめなかったために、初めて一人暮らしをする場合、何が必要で何が不要なのか判断するのは難しい。
上記でご紹介したような家電や家具は、あればとても便利だが人によっては不要な場合もある。そこで、一人暮らし用の家具や家電を購入する際は、以下の2点に注意しよう。
まずは必要最小限のものを購入する
あれば便利だけれど、すぐになくてもいいようなテーブル、ソファなどは、生活が落ち着いてから購入するのもいいだろう。洗濯物は一人分であれば、当面の間だけでも浴室で手洗いもできるし、近隣にコインランドリーがあれば、急いで洗濯機を購入する必要もない。
一方で布団やベッド、照明、カーテン、冷蔵庫などは初めに準備しておきたい。
家具や家電の買い物は万単位での出費となるため、できるだけ不要なものは買わずに済ませたいところ。自分の生活スタイル上で必要最小限の家具や家電を見極めておくと、購入の際の失敗を予防できるだろう。
配置を考えてから購入する
一人暮らしの部屋は、大抵はそれほど広くないもの。そのため、家具や家電を置けるスペースには限りがある。とくに部屋の大部分を占めるベッドやソファについては、配置を考えてから購入することが大切だ。
また、家具や家電は、動線を考えて配置することも重要だ。置き場所がないからと電子レンジをリビングに置いてしまっては、料理の際に不便である。
テーブルや棚、冷蔵庫や洗濯機などを選ぶ際も、置く予定のスペースの幅・奥行・高さをしっかりと測ってから買いに行くようにしよう。配送されてきて置いてみたけれど、ほんの少し大きくて設置できなかった、とならないようにしたい。これらのものを配置した場合をイメージするだけでなく、設置できるサイズなのかきっちり確認しておくことは、大型のものを購入する際に必須の項目である。
家具・家電の購入費を抑える2つの方法

一人暮らしで必要な家具や家電を最小限に減らしても、出費には違いない。そこで、さらにその出費を抑える方法として、以下の2つをご紹介する。
リサイクルショップで中古品を購入する
「家具や家電は新品じゃなくてもかまわない」という人には、中古品を手に入れる方法もおすすめだ。リサイクルショップやオークションなどを利用すれば、新品では高価な家具や家電が手頃な価格で手に入る。なかには未使用品や、ほとんど使っていない新古品もあるので、ぜひチェックしてみよう。
コロナ禍における断捨離ブームもあいまって、今ではリサイクルショップやオークションでの中古品は、需要よりも供給のほうが高くなっている。リサイクルショップには一人暮らし用の家具・家電が多く並んでいるので、節約したい人はおおいに利用しよう。
家具家電付きの物件を選ぶという手段も
賃貸物件のなかには、家具や家電が最初から備え付けられている部屋もある。ひと昔前は、このような家具・家電付き物件は家賃相場がかなり高かった。しかし、近年ではべらぼうに高いというわけではなくなったようだ。このような物件を選択すれば、家具や家電を新たに購入する必要はなくなる。
備え付け設備が多いため、相場よりも家賃が少し高く設定されているのは当然のことではある。とはいえ、近隣の家賃相場と比較して高過ぎないか、必ずチェックはしておこう。それで納得できた場合は、初期費用の節約につながるだろう。
必要最低限な家財を揃えて、快適な一人暮らしをスタートさせよう

一人暮らしを始めるにあたってこれだけは揃えておいて欲しい家具・家電をご紹介した。
多くの予算をかけて家財をあれこれ揃えなくても、まずは最小限のものを用意すれば大丈夫だろう。生活していくなかで必要に応じてアイテムを追加していくことで、節約にもなる。慌てて不要な買い物をすれば、後悔する可能性も出てくる。必要なものだけが揃っていけば、スペース的にも金銭的にも快適な一人暮らしを送れるようになるだろう。
2021年4月加筆=CHINTAI情報局編集部