ディアウォールで棚作りも楽勝!15分で完成する「マイ柱」の作り方

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賃貸物件に柱を設置するにはどうしたらいい?

ディアウォールで棚作りも楽勝!15分で完成する「マイ柱」の作り方

壁に時計や飾り棚をつけて部屋の模様替えをしたいけど、賃貸物件だから釘を打つのに抵抗がある……。そんなお悩みも「マイ柱」があれば万事解決。レイアウトの幅が広がる「マイ柱」の作り方をご紹介しよう。

万能アイテム「ディアウォール」について

そもそも「マイ柱」とは、釘やネジをとめられるように壁などに柱を取り付けたもの。その作り方はさまざまだが、今回はホームセンターで売っているツーバイ材と「ディアウォール」という専用アイテムを組み合わせて作る簡単な方法をお伝えする。

「ディアウォール」の派生商品には専用の「棚受け」もあり、こちらの商品を使って棚を作る方法も合わせてご紹介するので参考にして欲しい。

材料

  • ツーバイ材×2
  • 棚用木材×1
  • ディアウォール(上下セット)×2
  • ディアウォール専用「棚受け」(2個セット)×2

作り方

STEP1:木材をカットする

ディアウォールで棚作りも楽勝!15分で完成する「マイ柱」の作り方

ツーバイ材は、住宅などのツーバイフォー(2×4)建築において使用される木材のこと。規格品なので大量生産されており、価格が安い傾向にあり大体どこのホームセンターでも手に入る。サイズは38×89×3050mm。価格は1本300円前後だ。

これをあらかじめ「マイ柱」を取り付けたい場所の天井の高さから45mm短くカットする。カットはホームセンターで頼んでもいいし、ノコギリがあれば自分でカットしてもいいだろう。

都心で一人暮らしをしていて近くにホームセンターがないという人はインターネットで購入も可能。長さを指定してカットしたものを配送してくれる業者もある。

棚用の木材は用途に合わせてお好みでOK。ただし、長すぎたり、重量が重すぎたりすると、「棚受け」だけでは支えきれない可能性があるので注意しよう。

STEP2:ディアウォール&棚受けをセットする

ディアウォールで棚作りも楽勝!15分で完成する「マイ柱」の作り方

ディアウォールが1セットあれば「マイ柱」を1本立てることができる。今回は棚も設置するため、2セット+専用の「棚受け」を用意した。

ディアウォールはツーバイ材の上下にはめこんで使用するもの。上パッドにはスプリングが内蔵されていて、この伸縮で“突っ張り”を作ることによって、柱を固定する。

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棚も作る場合は、ディアウォールを設置する前に「マイ柱」となるツーバイ材にあらかじめ「棚受け」をセットしよう。この「棚受け」の上に、棚となる木材が乗るような形になる。

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ツーバイ材にディアウォールをセットしたら、「マイ柱」を立てたい場所に少しずつずらしながら設置していく。設置したら軽く揺さぶりをかけて、ぐらつきがないかチェックしよう。

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2本の柱が立ったら、棚となるツーバイ材を「棚受け」の上に乗せて、付属のネジでしっかりと固定しよう。

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上から見るとこのような形になる。筆者は棚の幅が欲しかったため、ツーバイ材の幅から多少はみ出すくらいの横幅を持った木材をチョイスした。

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これで「マイ柱」&棚の完成! ここに何を置こう……考えるだけでもワクワクする!

今回のDIYでかかった費用は全部で3,000円ほど。木材はあらかじめホームセンターでカットしていたので、実質の作業時間は15分ほどだった。「マイ柱」だけでなく、驚異的なお手軽さでアッという間に棚まで出来上がるので、これからお部屋の模様替えを検討中の人はぜひ試してみて欲しい。

さらに100円ショップを活用してディアウォール棚、マイ柱をデコレーションしよう

収納ボックス、トレー

100円ショップのトレーや積み重ねボックスをディアウォール棚に並べれば、簡単に収納棚ができる。また、バウンドケーキ型を並べたりするとレトロな雰囲気にも。100円ショップは収納に使えそうなボックスやトレー類が宝庫なので、自分ならではのアレンジが楽しめるだろう。

シート、マスキングテープ

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マスキングテープを使えば簡単に「マイ柱」をペイントすることが可能。丸型のマスキングテープをランダムに貼る、お気に入りの写真やポストカートを張ってマスキングテープで囲ってもよい。

こんな場所にも!ディアオールを使った棚の利用方法

憧れの壁掛けテレビ

「賃貸物件だから、壁を傷つけられない!」とあきらめてしまいがちな壁掛けテレビも「マイ柱」によって可能になる。

設置したマイ柱に棚板をつける。テレビ掛け専用の金具をつけてテレビを設置。テレビの下のスペースも自由に使えるだけでなく、テレビ上に棚板をつければ、収納スペースになる。大きめのテレビは、マイ柱の耐久性を高めるため柱を複数設置するのがおすすめ。

ただし、テレビの重量にもよるので重さや耐久性を確認し、お店の人と相談しながら決めよう。

洗濯機の上

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タオル類はかさばるのできれいに収納したい!

洗濯には洗濯かごや洗剤、柔軟剤、ハンガー、ピンチ、洗濯ネットなど色々なものが必要。オリジナルのディアウォール棚なら、大きさに合わせて作ることも可能。

洗濯機に合わせて、マスキングテープでペイントしたり、濃い目の木材でウッド調にしてもよい。

洗面所のデッドスペース

洗面所に置きたいものはクレンジング、化粧水、乳液、美容液、クリームなどのスキンケア化粧品、化粧下地、ファンデーションなどのメイクアップ道具から、ヘアスプレー、ボディオイルなどのヘアケア、ボディケア化粧品、さらにはサニタリー用品、美容家電など数知れず。

洗面所のデッドスペースは意外と使える可能性があるので、ディアウォール棚を検討してみよう。収納スペースが確保され、より快適な生活が送れるかもしれない。

キッチンの隙間

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限られたキッチンスペースでは、どんな隙間も有効に使いたいもの。冷蔵庫の上に電子レンジを置いてさらにその上にも置きたい…。シンクのちょっとしたスペース、冷蔵庫の隙間などにも有効活用させたいもの。ディアウォール棚なら、狭いスペースでも棚板の幅を狭くすることで収納スペースが作れる。


例えば、シンクやレンジ付近などの狭いスペースにディアウォール棚を設置すると、便利なスパイスホルダーに早変わり。シンクやレンジ回りにスパイスが集まると使い勝手がよく、料理効率も上がるかも。さらに100円ショップで売っているトレーやバウンドケーキ型を置いてスパイスを入れてもよい。

まとめ

さまざまな用途に使える「ディアウォール棚」。活用次第ではとても便利だ。都心に住みたいけど、収納がないからダメ、家賃を安くしたいから狭い部屋しかない、と我慢しようとしている人も「ディアウォール棚」を上手く活用することで、生活の快適さが改善される一つの方法かも。

「ディアウォール棚」をイメージしながら、部屋探しの選択肢を広げてみてはいかがだろうか。

文=編集部

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