意外と見落としがち!? 物件を選ぶ際チェックしたい立地条件

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お部屋探しの際に、多くの人が重視する物件の内装や付随設備。しかし同様に重要なのが、物件の「立地条件」だ。そこで今回は、意外と盲点になりがちな立地条件のチェックポイントをあらためて確認しておこう。

物件探しの際には「立地条件」のチェックも入念に!
物件探しの際には「立地条件」のチェックも入念に!

高速道路や幹線道路に面している

高速道路や幹線道路に面している場合は、排気ガスの影響で洗濯物の外干しが難しい。また騒音が激しく、夏場も窓を開けることができない場合がある。このような物件を内見するときは、ほかの部屋の住人が外に洗濯物を干しているか、窓の外側は汚れていないかなどチェックしておこう。
窓の外側が排気ガスで汚れてしまっていて、外干し出来そうになければ、浴室乾燥機の有無や室内物干しざおの有無も確認しよう。

生活に必要な施設の有無

スーパーやコンビニはもちろん、病院や薬局、クリーニング店など、生活に欠かせない施設が物件の周辺にないと、いざという時に不便。物件のすぐ近くにない場合は、駅からの帰宅ルートにあるかどうかをチェック。また、特にスーパーなどは商品の品ぞろえも重要。下見しておくと安心だろう。

(大きな)公園が近くにある

メリットのように捉えがちだが、夜間はたまり場になったりと、防犯上危険な場合もある。また夏場は、虫が大量発生しやすいなどの面も。特に夜間の人の往来は事前にチェックしよう。公衆トイレや遊具への落書きの有無なども、たまり場になりやすいかどうかの判断基準になる。

駅や繁華街から近すぎる

往来が激しいと窓が開けられず、洗濯物も外に干しにくい。また、駅から近すぎると自宅を特定されやすいなど、防犯上の問題もある。女性の一人暮らしの場合は特に注意が必要だ。利便性だけにとらわれず、物件周囲の治安を再度確認しておこう。

閑静な住宅街

喧騒が少ないという点はメリットだが、夜間は一気に人通りが少なくなる。大通りから離れるほど街灯の数も減るので、安全面での心配も。駅からの帰宅ルートにコンビ二などいざという時に避難できるスポットがあるか確認しよう。また、多少遠回りになっても、街灯の多いルートがあるかどうかも要チェック。

一見メリットに感じられる立地条件も、視点を変えると注意点に変わってしまう場合もある。また、時間帯によって周辺の環境も変化するので、昼と夜両方の時間帯に下見をしておくと安心だろう。

(波多野友子+ノオト)

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