【二人暮らしのインテリア】インテリアコーディネーター直伝!同棲の際の家具選びのコツ
二人の生活スペースを快適にするための家具選びのコツ
二人暮らしの新居でこだわりたいのがインテリア。住み始めてから後悔しないよう、計画的に部屋作りを進めていきたいもの。
その部屋作りに欠かせないのが家具だ。色やデザインはもちろんのこと、機能性やサイズなど、見るべきポイントがたくさんある。こちらの記事では、二人暮らしの部屋作りを行ううえで大事なダンドリ・押さえておくべきポイントを紹介したが、今回のテーマは家具選びのコツ。
ダイニング、リビング、寝室それぞれについて、インテリアコーディネーターの山口恵実さん直伝の「同棲の際の家具選びのコツ」を紹介していく。
二人暮らしのダイニングの作り方
まず検討すべきは、ダイニングテーブルの必要性。「部屋での食事の時間を大切にしたい」という二人ならダイニングテーブルにこだわるかもしれないが、外食が多い二人ならダイニングにはお金をかけず、自分たちの暮らし方に合ったスタイルを選ぼう。

来客にも対応できるテーブルの選び方
拡張できるバタフライテーブルを選ぶ
最初から4人掛けテーブルを選ぶとスペースを持て余す場合も。普段は2人掛けで使えて、必要な時だけ拡張できるテーブルなら来客にも対応可能。
普段は壁にテーブルをつけて省スペース化
ダイニングテーブルを置くと狭くなる場合は、普段は壁につけて配置してスペースを確保。来客時だけ四方に人が座れるように動かせばOK。
折りたたみテーブル&丸椅子を用意
ダイニングテーブルは2人掛けを選び、来客時は折りたたみテーブルと丸椅子で対応。1つの家具に用途を求めすぎず、適正サイズを選ぼう。
二人暮らしのリビングの作り方
リビングで存在感が大きいのがソファ。よくある失敗が、見た目は気に入っているけど、使い勝手が悪いというケース。「昼寝をする時に体が痛い」「食事をしにくくて、結局床の上に座っている」などがその例。「二人でリビングでどんな過ごし方をしたいか」を最初に相談して、そのライフスタイルに合った家具を選ぼう。

二人の過ごし方別ソファの選び方
ゴロゴロ寝転がりたい派
ソファに横になることが多い場合は、長さと奥行きがあるタイプがベター。クッションがたくさん置けるソファなら、横になっても快適!
座って映画を見ることが多い派
「長時間座っていても疲れない」という視点でソファを探そう。2人掛けソファ1つではなく、1人掛けソファを2つ置くスタイルもおすすめ。
ソファで食事をすることが多い派
リビングがダイニングを兼ねる場合は柔らかすぎないソファを選ぼう。ソファに座った時に高さがちょうどいいテーブルもあるのでチェック。
二人暮らしの寝室の作り方
睡眠を大事にしたいカップルの場合は寝室にこだわりたいもの。体型にもよるが、ベッドは下記のサイズ表を参考に快適に眠れるサイズを選ぼう。ベッドフレームの寸法も忘れずに考慮して。
また、壁にベッドヘッドをつけた配置にすれば、二人の生活時間が異なる場合もベッドへの出入りがしやすい。サイドテーブルもあると便利。二人の生活時間を意識して、快適に眠れる寝室づくりをしよう。

タイプ別ベッドのサイズは以下を目安に
二人暮らしにおすすめなベッドのタイプは、シングル2つかクイーン以上。

文=村上佳代
イラスト=イチカワエリ
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※「CHINTAI2018年6月号」の記事をWEB用に再編集し掲載しています