同棲経験者の部屋選び失敗談に学ぶ!幸せな二人暮らし部屋に出合う方法

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「先輩カップルのお部屋探し失敗談」を参考に、満足のいく部屋に出合おう!

同棲経験がある男女400人に「二人暮らしの部屋探しで後悔していること」を大調査! 一つも悔いのない部屋探しなんてそうそうないかもしれないけれど、先輩の声を取り入れてお部屋を探せば、満足度の高い「二人部屋」にきっと出合えるはず! 街と立地・間取り・部屋設備と条件のそれぞれについて、先輩カップルの後悔エピソードをご紹介する。

この記事でわかること
失敗①利便性や周辺環境、そして治安の面での後悔。デートがてら駅から物件までを下見しよう
失敗②プライベートスペースがない間取りはトラブルの種に。事前の生活スタイルのすり合わせが重要
失敗③部屋設備を決める際には2人暮らしであることを想定するのが重要

先輩カップルの後悔エピソード:街と立地編

部屋探しのキモといえる街選び!先輩カップルはどんなことを後悔しているのだろうか?
部屋探しのキモといえる街選び!先輩カップルはどんなことを後悔しているのだろうか?

治安の下調べが甘かったせいで、引越し後になって不審人物がたくさんいることに気が付いたこと。大後悔してます(女性・32歳・埼玉県)

駅の利便性をしっかり調べておけば良かった。急行が止まらないから、通勤にも遊びに行くにも不便でしょうがない!(女性・27歳・神奈川県)

大通り沿いで車の音がうるさい場所を選んでしまったこと(女性・28歳・神奈川県)

商店街が近くにある街にすれば良かった。帰りがけにサッと寄って帰れるように(女性・26歳・北海道)

「駅から近い」という条件を妥協してしまったこと。帰り道が怖くて、結局2年くらいで引越しちゃいました(女性・37歳・千葉県)

もう少し家賃お高めでもいいから、会社に近いところに引っ越せば良かった! 朝が辛い……(男性・38歳・鹿児島県)

もう一度部屋探しをやり直せるなら、公共交通機関への近さと、互いの仕事場まで近いかどうかを重視します! 片方だけ遠いと朝の負担が増えてしまうので……(男性・35歳・千葉県)

駅そのものの利便性や周辺環境、そして治安の面で後悔しているという声が目立つ。部屋探しでは物件そのもののスペックに目が行きがちだけれど、周辺にどんな人たちが住んでいるか、帰りがけに立ち寄れるようなお店があるかどうかなどはその土地に長く住めるかどうかの重要な決め手になる。デートがてら駅から物件まで歩くなど、十分な下見をしておこう。

先輩カップルの後悔エピソード:間取り編

二人の関係性をも左右する間取り。だからこそ失敗のないよう慎重に決めたいよね!
二人の関係性をも左右する間取り。だからこそ失敗のないよう慎重に決めたいよね!

台所がもっと広いところを選べば良かった。二人で横に並んで料理を楽しみたかったなぁ(女性・29歳・福岡県)

1LDKで二人暮らししたけど、今なら2LDKを選びます。お互いのプライベートを守ったほうが上手くいくと思うので(男性・39歳・長崎県)

引越し先が当時の彼氏(今では夫)の地元だったので全てをお任せしていたら、勝手に3LDKの部屋を契約してきた! 二人暮らしにそんな広さは必要なかったし、やっぱり二人で一緒に決めればよかった(女性・27歳・大阪府)

結婚を見据え、さらには出産も見据えて3LDK(60㎡)の部屋に決めましたが、掃除がとっても大変でした……(女性・37歳・静岡県)

キッチンが北側に付いている部屋を選んで後悔。とにかく暗いし寒かった……(女性・32歳・宮城県)

2DK(65㎡)の部屋に二人で住んだけれど、広すぎて空調を整えるのに光熱費がかかってしまった……(男性・31歳・新潟県)

家賃を優先して狭い1Kを選んでしまったのだけど、ケンカした時が辛かった。やっぱり一人になれる空間は必要(女性・30歳・千葉県)

1Kで二人暮らししました。もう一度部屋探しできるなら、台所が広いこと、そして2部屋以上あることを条件に入れます。台所が狭いせいで料理をする気が失せてしまったし、かさばる冬物を収納できるだけのスペースがなくて困ったので(女性・38歳・愛媛県)

「二人で暮らす」ことをもっと具体的にイメージして部屋を探せば良かった……収納が思ったより狭くて不便でした(女性・29歳・兵庫県)

収納の位置が悪かったこと。生活動線を考慮して部屋を選べば良かったと後悔(女性・26歳・滋賀県)

住んだ後の生活をイメージできていなかったことが原因で、二人暮らしを始めた後に不満が続出……というケースが多いみたい。収納面は断捨離やDIYである程度カバーできるけれど、「プライベートスペースがない」という不満を解消するのは至難の業。だからこそ、間取りを決める前にプライベートスペースの重要度を互いにすり合わせておくことがミソだ。

先輩カップルの後悔エピソード:部屋設備と条件編

住み心地にダイレクトに影響する部屋設備。いろんな種類があるからこそ、「ここもチェックしておけば……」と悔いる先輩カップルも多いみたい
住み心地にダイレクトに影響する部屋設備。いろんな種類があるからこそ、「ここもチェックしておけば……」と悔いる先輩カップルも多いみたい

二人とも仕事でほとんど部屋にいないから、という理由で1口コンロの物件を選んだこと。たしかに外食が多かったけど、たまの休日二人でご飯でも作るか!となった時に全く料理が進まず、互いのイライラの原因に……(女性・31歳・千葉県)

もっとお風呂が広い物件にすれば良かった! 二人で入ろうとしたら狭かったので(男性・34歳・奈良県)

ゴミステーションの有無を見てから部屋を決めれば良かった! 二人暮らしとなるとゴミの量も増えるので(女性・34歳・東京都)

2階以上に住めば良かった。オートロック付きだからと油断して1階の物件を選んだら、ベランダから普通に侵入できる構造でした(女性・28歳・大阪府)

「追い焚き機能付き」を希望条件に入れていなかったこと。帰宅時間が違っていたので、自分だけ温かいお湯に浸かれないのが悲しかった(男性・27歳・新潟県)

内見時は気にも留めていなかったのですが、お風呂やトイレに窓が付いていないのが地味に不便で後悔しました。湿気がこもって仕方がない……(女性・35歳・東京都)

独立洗面台のある物件にすれば良かった。女性は朝の身支度(髪のセットや化粧など)に時間がかかるということに、一緒に住んでみて初めて気が付いた(男性・31歳・福岡県)

もう一度部屋を探し直せるなら、防音のしっかりした部屋を選びます。隣の部屋の生活音が筒抜けで、プライバシーも何もなかったので(女性・35歳・埼玉県)

駐車場の有無をゆずれない条件に加えておけば良かったと後悔。物件から遠い場所に別途借りているのですごく不便です(女性・34歳・東京都)

二人暮らしは洗濯物の量も多いので、南向きのベランダの物件に住めば良かったと今さらながら悔やんでいます(女性・32歳・広島県)

二人暮らしなら、洗濯物やゴミの量も当然2倍に。部屋設備を決める際にそのことを想定できていないと、住んだ後の後悔につながりやすいみたい。そして帰宅の時間が違うカップルは追い焚き機能を譲れない部屋設備に加えておくなど、生活リズムの違いも念頭に置いて部屋を探したほうがよさそうだ。

先輩カップルのトホホ事例を参考に、後悔しないお部屋探しを!

先輩カップルの後悔エピソードから得られた教訓、それは住んだ後の生活を具体的に想像し、そのイメージを二人できちんと共有してから部屋を決めることが大事だということ。

これから部屋を探し始める二人は、先輩カップルが「こうしておけばよかった……」と悔やむポイントに気をつけることで、納得いくお部屋に出合えること間違いなしだ! ぜひ参考にしてほしい。

※アンケート調査について
調査方法:インターネット調査
調査時期:2018年3月
調査対象:恋人との同居経験がある全国の男女・20歳~39歳
調査人数:400人(男200人/女200人)

※「CHINTAI2017年9月号」の記事をWEB用に再編集し掲載しています
※雑誌「CHINTAI」2018年4月24日発売号の特集は「同棲経験者400人に聞いた!幸せな二人暮らしの始め方」。こちらから購入できます(毎月24日発売)

CHINTAI編集部
CHINTAI編集部

1992年創業、お部屋探しや生活の情報を発信してきた株式会社CHINTAIが運営するWebメディア。引越しに関する情報はもちろん、家事や家計、季節の楽しみなど日々を豊かにする知識を調査・ご紹介。
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