【Netflix】クリスマスシーズンにおすすめな韓国ドラマ/映画20選!恋愛ドラマなどカップルで楽しめる作品をご紹介

公開日:2021年11月15日

「Netflix」で見放題!冬におすすめな韓国ドラマ/映画をご紹介

韓国ドラマを見るカップル

ここ10年ほどで急激なブームを巻き起こしている「韓国カルチャー」。なかでも、ブームの火付け役『冬のソナタ』(2003)を始めとする韓国ドラマは、ここ10年でさらなる進化を遂げた。近年では動画配信サービスの普及により、韓国好きでなくても自然と韓国作品に触れる機会が増えたのではないだろうか。

そこで今回は、「Netflix」で配信されているおすすめの韓国ドラマ・韓国映画をテーマ別にピックアップした。

前回の記事でも全20作品をご紹介したが、本記事では特に「クリスマスシーズンに見てほしい、切ない恋愛ドラマ」や「年末年始のおうちパーティーでカップルや・男女一緒に楽しめる映画」を意識して紹介しよう。

本記事もぜひ、新たな作品との出会いにお役立ていただきたい。

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Netflixのおすすめ韓国ドラマ/映画①:冬らしい切ないラブロマンス

寒い季節には、なぜだかあの人が恋しくなる……。そんな切なさをたっぷりと感じられる、韓国のラブロマンス作品をピックアップした。

Netflixのおすすめ韓国ドラマ『ザ・キング:永遠の君主』

『ザ・キング:永遠の君主』は、大韓民国(韓国)とは別に大韓帝国というパラレルワールドが広がっているという設定の、ファンタジーラブロマンスだ。大韓民国と大韓帝国ではそれぞれドッペルゲンガーが生活している。つまり、姿かたちはそっくりだが、名前や性格・生い立ち・歩む人生は違うのである。両世界を繋ぐことができるのは「マンパシクジョク」と言われる特別な笛。これを持つのは父親を殺された大韓帝国のイ・ゴンとゴンの父親を殺した大韓民国のイ・リムのふたりだけであった。

父親が殺されたとき、一緒に殺されそうになったイ・ゴン。そのとき助けてくれた黒尽くめの女性を彼はずっと探していた。そして25年後、大韓民国でその時の女性チョン・テウルと再開するのだった。ふたりは25年前の事件の真相を明らかにするため手を取り合う。そして、徐々に惹かれあっていく……。

『ザ・キング:永遠の君主』の魅力は、なんといっても俳優陣たちの演技力。パラレルワールドに描かれるふたりの役をみんなそれぞれ演じ分けるのである。特に、チョン・テウルは大韓民国では強い女性として描かれるのだが、ゴンと惹かれあう中で可愛らしい一面やか弱い一面といった異なる姿が見られる。1人2役どころか、1人3役とも言えるほどの見事な演じ分けについつい見入ってしまう。人気俳優らのいろいろな顔を一気に見ることができる贅沢なドラマ、『ザ・キング:永遠の君主』はこの冬必見だ。

▶︎『ザ・キング:永遠の君主』(2020)の情報

出演:イ・ミンホ、キム・ゴウン、ウ・ドファン ほか

1話約70分 / 全16話

Netflixで『ザ・キング:永遠の君主』を観る

Netflixのおすすめ韓国ドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』

筆者の好きな恋愛ドラマの中で、不動の1位を飾っているのが『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』だ。ひとくちに”恋愛ドラマ”と言っても、本作はヒューマンドラマ・コメディ・ファンタジーなどのあらゆる要素がいい塩梅で詰まっている。それこそ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』が多くの人々を魅了し、高い評価を得ている理由ではないだろうか。

本作の主人公となる“トッケビ”とは、韓国で古来から伝えられている精霊や妖怪を意味する。『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』におけるの”トッケビ”は、とあるきっかけから不滅の命となったキム・シンという男。多くの人間の最期を見届けながら900年以上もの年月を生き続けているが、そんな彼を不滅の命から解き放つ唯一の存在が、”トッケビの花嫁”であった。突如として「私がトッケビの花嫁だ」という女子高生・ウンタクに出会い、不滅の命を終わらせてもらうつもりだったのだが……。奇妙な運命が幾度となく巡っていく様に注目しながら、1話ずつじっくりと噛み締めていただきたい。

また、コメディ要素の視点でいえば、トッケビと同居している”死神”とのやりとりが見どころだ。劇中歌や映像もとことん美しく、涙を誘うシーンでは雰囲気をさらに引き立ててくれる。一度見ればきっとまた見返したくなる、筆者も大好きなとっておきのドラマだ。

▶︎『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』(2016)の情報

出演:コン・ユ、キム・ゴウン、イ・ドンウク、ユ・インナ、ユク・ソンジェ ほか

1話 約75分 / 全16話 

Netflixで『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』を観る

Netflixのおすすめ韓国映画『私の頭の中の消しゴム』

『私の頭の中の消しゴム』は、本記事で紹介する中では最も古い作品だ。映像やファッションを見ても時代を感じられる映画だが、特筆すべきはヒロインを演じるソン・イェジンだ。数々の映画で活躍し、本作の後に話題となった『四月の雪』ではあの”ヨン様”とも共演している実力派女優である。近年では爆発的ブームを記録した『愛の不時着』でも主演を飾っており、名前は知らなくても一度は目にしているのではないだろうか。

本作のストーリーは、社長令嬢のスジンと建築家志望のチョルスとの一目惚れから始まる。加速したふたりの恋は順調に進んでいくのだが、ある日、スジンが若年性アルツハイマーだと発覚。日に日に症状が悪化していくスジンと、それでもなんとか一緒にいようと尽くすチョルスだが……。

大切な人を忘れてしまう辛さと、大切な人に忘れられてしまう辛さ。その両方に感情移入しては、幾度となく胸が締め付けられるはずだ。また、たった2時間ほどであっという間に進んでいくストーリー展開も、まるでアルツハイマーの症状進行のようだと感じてならない。強い純愛で結ばれたふたりの行く末を、ぜひともラストまで見届けていただきたい。

▶︎『私の頭の中の消しゴム』(2004)の情報

監督:イ・ジェハン

出演:チョン・ウソン、ソン・イェジン、ペク・チョンハク、パク・サンギュ、イ・ソンジン ほか

117分

Netflixで『私の頭の中の消しゴム』を観る

Netflixのおすすめ韓国映画『Be With You 〜いま、会いにゆきます〜』

「雨の季節に戻る」と約束して亡くなった妻・スア。スアに先立たれた夫・ウジンは息子と暮らしていたが、妻を亡くした1年後の梅雨に突如としてスアが現れる。しかしスアは、夫であるウジンのことは忘れており、誰だかわからない様子。そんな状況でも一緒に過ごしていくうちに自然と惹かれ合い、ふたりはまた恋に落ちる……。本作がファンタジーだとわかっていてもラストには涙があふれ、そしてタイトルの意味にも気付かされるはずだ。

そんな『Be With You 〜いま、会いにゆきます〜』は、実は日本の『いま、会いにゆきます』という映画の韓国リメイク版。日本版をすでに見ていてストーリーを知っている方も多いかもしれないが、ここでまた、ひと味違ったリメイク版を楽しんでみてはいかがだろうか。

また、本作のヒロインを演じるのは、ひとつ前の『私の頭の中の消しゴム』でもご紹介したソン・イェジン。妻として・母としての大人っぽさを持つスアを的確に演じる女優力や、さらには『私の頭の中の消しゴム』の時から変わらぬ美しさもうかがえる。加えて、夫を演じるソ・ジソブも本作の切なさを最大限まで引き立てているので、注目していただきたい。レビューでも「こんな恋愛がしたい!」「最高に泣ける」と評される通り、ピュアなラブストーリーを求めている方にぴったりの韓国映画だ。

▶︎『Be With You 〜いま、会いにゆきます〜』(2018)の情報

監督:イ・ジャンフン

出演:ソ・ジソブ、ソン・イェジン、キム・ジファン、コ・チャンソク、イ・ユジン ほか

131分

Netflixで『Be With You 〜いま、会いにゆきます〜』を観る

次のページでは、ポップな恋愛を楽しめる!ほっこり胸キュンなラブコメ韓国作品をご紹介!

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