物件探しはいつから・何ヶ月前から始める?スムーズに進めるポイントも紹介

公開日:2018年10月30日

賃貸物件探しはいつから始める?引越し日から逆算して考えよう

住まい探しはいつから・何か月前から始める?
住まい探しのスケジュールの立て方とは?

一人暮らしをしたいと考えているものの、「部屋探しをいつ・どうやって始めれば良いのか見当もつかない」という人も多いのではないだろうか。

どんな条件で部屋を探せば良いのか、不動産会社にいきなり行っても良いのかなど、次から次へと疑問が湧いて困っているという方も少なくはないだろう。

そこで今回は、部屋探し初心者に向けて、住まい探しの理想的な開始時期・スケジュールについて説明していく。

賃貸物件探しを始めるなら、引越し予定の「2ヶ月前」から!

住まい探しは入居予定日の2ヶ月前から
住まい探し開始の目安は「入居予定日の2ヶ月前!

「住まい探しを始めるのは早ければ早いほどいいのではないか」と思っている方もいるかもしれない。しかし、住まい探しは入居予定日の2ヶ月前からがおすすめだ。

賃貸物件には基本的に「仮押さえ」という制度はない。そのため、引越し予定日より早めに住まいを見つけたとしても、物件をキープしておくにはその時点で契約を結んでおく必要がある。悩んでいる最中に、ほかの人が先に契約してしまうということも考えられる。

また、現在賃貸物件に住んでいる場合、現在の住まいの「退去予告」についても確認しておく必要がある。通常、賃貸契約を解除する場合、「2ヶ月前までに管理会社へ申し出ること」などと契約で決められている場合が多い。申し出が遅れると、その分退去した後も余計に家賃を払い続けなければならない場合もあるので注意が必要だ。

引越し2ヶ月前から:物件のエリア・家賃・条件などを検討する

住み心地の良い部屋を探すために、まず最低限押さえておきたい条件は次のとおりだ。

  • 入居日
  • 家賃の上限
  • 住みたいエリア
  • 立地(駅までの距離、主要駅までの近さ)
  • 間取り、広さ、階数
  • 設備
  • 周辺の環境

入居2ヶ月前から、住まい探しの条件を検討し始めよう。まずは支払える家賃や初期費用などの予算と各エリアの家賃相場を照らし合わせ、住みたいエリアを絞っていく。家賃の上限を決めることで、おおよそのエリアを絞ることができる。

住む場所が決まった後は、不動産情報サイトで具体的な物件情報を検索しながら、間取りや広さ、設備などの希望条件を固めていこう。

住みたいエリアの候補が複数ある場合には、実際に周辺に足を運んでチェックするのが良い。スーパーやお店の充実度や夜の雰囲気なども、実際に確かめてみると住んだ後の具体的なイメージが湧くだろう。

住みたいエリアにどんなお店があるのか、雰囲気などもあらかじめチェックすることが大切
住みたいエリアにどんなお店があるのか、雰囲気などもあらかじめチェックすることが大切

引越し1ヶ月半前から:不動産会社を訪問し、部屋の内見を行う

住みたいエリアや条件を固めたら、引越し1ヶ月半前を目安に候補物件を内見しよう。あらかじめ見たい物件が決まっている場合は、予約を入れるときにその旨を伝えておこう。

また、同じ日に複数の物件を内見することも可能だ。希望する条件にあてはまる物件をいくつか見繕ってもらえるよう事前にお願いしておけば当日もスムーズに進む。

なお、春からの新生活シーズンに向け、1月下旬~3月は不動産会社が大変混雑する時期。希望する日時に予約が取れない場合もあるので、予約だけでも入れておくのがおすすめだ。

水まわりや収納スペースなど、部屋のすみずみまでくまなくチェックしよう
水まわりや収納スペースなど、部屋のすみずみまでくまなくチェックしよう

引越し1ヶ月前から:入居申し込み・契約を行う

住みたい物件が決まったら、入居の申し込みを行う。しかし、この申し込み手続きだけでは、賃貸契約は成立しない。

賃貸契約を結ぶには、貸す側と借りる側、双方の同意が必要である。借りる側が「住みたい!」というだけでは契約を結ぶことはできず、「入居審査」を通過しなければ、賃貸契約を結ぶことができないのだ。

入居審査にかかる日数はケースによってまちまちだが、一般的には入居申し込みから3~10日ほどといわれている。入居審査に通過すれば、晴れて契約締結となる。

引越し3週間前から:引越し業者の手配・荷造りを行う

入居する住まいが決まったら、引越し業者の手配を行う。まずは引越し業者に現在の住所と新居の住所、運ぶ荷物の量などを伝えて見積もりを取り、引越しの予約をしよう。

引越しの予約が完了すると、引越し業者から段ボールなどの梱包資材が送られてくる。引越し直前に一気にやろうとすると、荷造りや粗大ゴミの処分などが間に合わなくなってしまうため、できれば3週間前から、遅くとも2週間前には着手しておきたい。コツコツ進めておけば、安心して引越し当日を迎えることができるだろう。

余裕をもって荷造りを

不動産会社を訪問する前に押さえておきたい5つのポイント

不動産情報サイトで気になる物件を見つけたら、次はいよいよ不動産会社にコンタクトを取る段階となる。しかし、何の準備もせず突然訪問したのでは、希望する結果が得られない可能性が高い。

仕事や家事などで忙しい中、せっかく時間を作って訪れたにもかかわらず、成果なしということもあり得るのだ。ここからは、不動産会社へ訪問する前に押さえておきたい5つのポイントを解説していく。

希望条件をまとめておく

間取りや広さ、設備などの希望条件をいくつか挙げてから部屋探しをする方も多いのではないだろうか。しかし、あまりに希望が多すぎると家賃が予算を超えてしまうことになる。また、不動産会社を訪れても、すべての条件に見合う物件を紹介してもらえる確率は低いといえるだろう。

不動産会社を実際に訪問する前には、どうしても譲れない条件、優先したい条件を選ぶ必要がある。希望条件の優先順位を整理し、まとめておくことをおすすめする。

なるべく予約をしてから訪問する

特に部屋探しのハイシーズンとなる2月~4月は、不動産会社でも人手不足となりがち。アポイントなしで不動産会社に行ったとしても、待ち時間が増えるだけだ。引越し前の貴重な時間を無駄にしないためにも、電話やインターネットで予約をしてから訪問するようにしよう。

まとめておいた部屋の希望条件を事前に伝えておけば、それに見合う物件を複数ピックアップしておいてくれるので、部屋探しがスムーズになる。さらにタイミングが合えば、当日もしくは近い日程で内見できる可能性もある。

複数の不動産会社で検討する

手間を考えれば、1社目の不動産会社で物件を決めてしまいたいところだが、長い間住む部屋を見つけるためにはできるだけ複数の不動産会社に連絡を入れよう。不動産会社は共通の物件データベースを利用しているため、基本的にはどこの店舗でも紹介できる物件は同じ。ただし、同じように希望条件を伝えても、どの物件を紹介してもらえるかは不動産会社や担当者の腕次第。ほかの不動産会社で、より条件に合う物件に巡り合えることもあるのだ。

また、不動産会社によって初期費用の設定が異なる場合があったり、お得なキャンペーンを実施していたりすることもあるため、同じ物件であっても契約時に支払うトータルコストが異なる場合もある。

複数の不動産会社を比較する際に便利なCHINTAIのサービス「ふどサーチ」もぜひ活用してみてほしい。

ある程度身なりや服装を整えて訪問する

不動産会社としては、賃貸借契約を結ぶことになるかもしれない相手がどんな人なのかチェックするのは当然のこと。物件探しの段階とはいえ、不動産会社を訪れる際には、ある程度身なりや服装を整えておく必要がある。当然だが言葉遣いにも十分注意して、礼儀正しく接するように心がけよう。

念のために内見準備もして訪問する

訪問の予約をしていた場合、不動産会社がすぐに内見できるように段取りを組んでおいてくれる場合も多い。また、当日飛び込みで店舗を訪れた場合でも、来客が少ない時間帯であればその場で内見の手配をしてもらえることもある。

このあと紹介する「内見を行う際のチェックポイント」の項目も参考に、すぐに内見できるよう心構えや準備をしておこう。

賃貸物件の内見を行う際のチェックポイント

物件探しで大切なのは内見である。設備の有無など基本的な条件やおおまかな雰囲気は図面や写真で確認できるが、実際に自分の目で確かめなければわからないことも多い。

引越し後の生活を具体的にイメージしながら、間取りや日当たり、遮音性などの細かいポイントをチェックしよう。

間取り

間取りについて、図面で見るのと実物を見るのでは印象が違うという場合も多い。チェックポイントは、家財道具一式を入れた場合、生活動線が確保できるかどうか。たとえばベッドを持ち込む場合、ベッドの寸法をあらかじめメモしておき、配置したい場所をメジャーで測ってシミュレーションしてみよう。置きたい家具・家電のレイアウトを想定し、部屋の間取りが使いやすいかを判断しよう。

日当たりの良さ・湿気

日当たりは、図面の部屋の向きだけではわからないことが多く、たとえ「南向き」の物件であっても、隣接する建物に日光を遮られ光が入らないこともある。また、日差しが入る量や明るさは時間帯によっても異なる。

また、湿気のこもり具合も確認しておこう。特に下駄箱やお風呂場、クローゼットの奥はカビが発生しやすいため注意が必要だ。

湿気の確認と同時に、湿気を逃す役目もある換気扇にも目を向けておこう。換気扇の音が大きい場合、耐用年数を超えたものが使われているケースもある。音が気になるなら、交換してほしい旨を担当者に伝えてみよう。

遮音性

遮音性の高さも、現地に行ってみないとわからないポイントだ。上下左右の生活音や環境音がどのくらい聞こえてくるか、耳を澄まして聞いてみよう。また遮音性の確認のために、軽く壁をノックしてみよう。壁の中が空洞、あるいは石膏ボードのみで隔てられている物件は、隣の生活騒音がそのまま聞こえてくるリスクがある。

におい

においも、写真や図面には表れないポイント。室内だけでなく、窓を開けて周辺からの異臭がないかも確認しよう。

なお、キッチンやバスルームの排水口から悪臭がする場合、多くは長期間人が住んでいないことによるもので、水を流せば解消する。ただし、配管などの不具合の可能性もあるため注意しよう。

携帯電話の電波の入りやすさ

携帯電話の電波レベルは場所によって変わる可能性があるため、キッチンやリビングなど複数の場所で確認が必要だ。また、インターネット回線は完備されているか、ない場合は自分の好きな回線を引けるかを担当者に確認しておこう。

傷・汚れ

傷や汚れは、入居前の修理のほか、家賃交渉にも繋がる重要なポイントである。もし見落としがあると入居してからのストレスが増えてしまうので、入念にチェックしておきたい箇所だ。具体的には、次の3点に注意しよう。

  • 壁紙の剥がれや傷
  • 押し入れ、クローゼット、浴室回りなどのカビ
  • 壁紙やカーペットのシミ

これらを見つけた場合、入居までに修理してもらえるのか不動産会社の担当者に確認してみよう。また壁紙に剥がれやシミがある場合、雨漏りなどの可能性もある。カビの発生は換気状態が悪いサインでもあるため、頑固なカビを見つけた際は注意してほしい。

共用部

マンションなどの集合住宅では、共用部の管理状況も大切な指標となる。エントランスやゴミ収集所の掃除が行き届いているか、駐輪場の利用マナーはどうか、集合ポストの周辺にチラシなどが散乱したまま放置されていないか等をチェックしよう。

賃貸物件は何ヶ月前から契約できる?

良い物件が見つかり、入居審査に通過した時点で契約は可能で、「入居の〇ヶ月前から」という基準は特に決まっていない。ただし、実際に住み始めていなくても、家賃が発生する場合があるので注意が必要だ。

入居申し込みを行うと、その後3〜10日ほどかけて入居審査が行われる。審査に通過すれば、一般的には2週間以内に契約上の入居日(家賃発生日)を決めなければならない。つまり、実際に引越しが済んでいなくても、契約上の入居日から家賃が発生することになる。

引越しが後になればなるほど新しい物件の家賃+現在入居中の物件の家賃を二重に払い続けることになる。余計な出費を防ぐために、家賃発生のタイミングを考えたうえで契約日を決めてほしい。

物件探しは計画的に行うことが成功の秘訣

理想の部屋に出会うためには、時間に余裕を持って部屋探しを始めるのがポイントだ。引越しの2ヶ月前には住まいのエリアや家賃、条件などの検討を始めていき、最終的に引越しの3週間前には引越し業者の選定と荷造りが始められればベストだろう。

部屋探しで不動産会社を訪れる際は、今回ご紹介した5つのポイントを事前に確認してから行くようにしよう。時間の節約にもなり、効率よく部屋探しを進められる。時期も含めて計画的に行動し、理想の部屋をぜひ見つけてほしい。

文=墨染みすず
イラスト=キタハラケンタ
2022年3月加筆=CHINTAI情報局編集部

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