【一人暮らしの米】消費量や管理方法などあらゆる疑問を解決!
一人暮らしでお米を食べたい。何キロ買えばいいの?

一人暮らしをはじめて、「お米を何キロ買えばいいかわからない」と悩んだことや、「お米に虫がわいてしまった」という経験をしたことはないだろうか。
まとめて買っても、目安となる保存期間を過ぎればお米の鮮度が落ちてしまう。また、適切な環境で保存しなければ、虫やカビが発生してしまうのだ。
今回は、一人暮らしが消費するお米の量や、管理方法についてお伝えする。おすすめの米びつも紹介するので、ぜひ参考にしてみよう。
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一人暮らしで米は何キロ消費する?
一人暮らしでは何キロのお米を消費するのだろうか? 自炊の頻度に合わせて、目安を表にまとめてみた。
自炊頻度 | 消費量(kg/月) |
---|---|
毎日3食 | 約10kg |
毎日1食だけ(7日間) | 約2kg |
一般的にお米は2kg、5kg、10kgで販売されている。お米は重く、スーパーに買いに行くのも一苦労だ。まとめ買いの方がお得なので、節約のために10kgを買っておいた方が良いと考える人もいるだろう。
しかし、精米されたお米には保存期間があるのを知っておきたい。一般的に、春は1ヶ月、夏は3週間、冬は2ヶ月程度がおいしくお米を食べられる期間とされている。自炊頻度と保存期間を目安にして、お米を購入するのがおすすめだ。
一人暮らしで毎日自炊する人は「月10kg」
一人暮らしで毎日3食を自炊する人は、月に10kgのお米を購入するのがおすすめだ。
1食で0.5合食べるとして、
・1日3食で1.5合×30日=45合
米45合=約8kgなので、10kgあればまかなえる。
一人暮らしで毎日1食だけ自炊する人は「月2kg」
朝はパン、お昼は外食で済ませ、夕方だけ自炊をする人も多い。その場合、月のお米の消費量は約2kgとなる。
・1日1食で0.5合×30日=15合
米13合=約2kgになる。そのため、「自炊はするけど夕方だけ」という人は、月に1回2kg購入するか、5kgを2ヶ月ごとに購入するといいだろう。
一人暮らしの米の正しい管理方法とは
「お米を炊こうとしたら、虫がわいていた!」という経験をした人もいるかもしれない。正しく保存していないと、袋を食い破って虫が侵入してしまう。またお米は生鮮食品のため、酸化したり味が落ちたりしやすい。涼しく風通しのいい場所で、しっかりと密閉して保管することをおすすめする。
そこで、一人暮らしでもできる、お米の正しい管理方法とおすすめ商品についてお伝えしていこう。
一人暮らしの米の正しい管理方法①:米びつで保管する
基本的に、お米は専用の米びつに入れて保管しよう。
お米は直射日光や高温多湿の環境に弱い。とくにやりがちなシンクの下に米袋のまま保存しておく方法は、カビが発生したり、虫がわいたりするので避けよう。
お米をカビや虫から守るには、米びつでの保管がおすすめ。しっかりと密閉されるため、虫やカビの発生を防止し、鮮度を保ってくれる。最近は、おしゃれなデザインのリーズナブルな米びつが販売されているので、一人暮らしのコンパクトな部屋に置いても部屋の雰囲気を壊すことがない。
それでは、おすすめの3つの米びつを紹介しよう。
一人暮らしにおすすめの米びつ①:袋ごとお米を保存できるタイプ

シンプルかつ実用的な商品が人気の「山崎実業」の米びつ。お米を入れ替えて使用する米びつが多いが、袋ごと保存できる点がポイントだ。お米を詰め替える手間が省け、忙しい一人暮らしでも簡単に保存ができる。
無洗米・普通米どちらも計れる、お米1合分の計量カップ付き。
容量 | 5kg |
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サイズ | 約 幅28×奥行き16.5×高さ28.5cm |
材質 | 本体:ポリプロピレン 蓋:ABS樹脂 計量カップ:アクリル樹脂 |
一人暮らしにおすすめの米びつ②:1合分ずつ取り出せるタイプ

お米を計量していて、途中で「何合だったかな?」とわからなくなったり、計量さえも面倒と感じたりすることがある。こちらはフタがスライド式になっており、お米を量ることなくピッタリ1合のお米が出てくる便利な米びつだ。使いたい時はスライドさせてザーッと入れるだけ。
1合ごとに仕切られており、12合分が保存できる。おしゃれな見た目とスリムなデザインで、冷蔵庫のドアポケットにも収納ができる。米びつは分解して洗えるため、いつでも清潔さを保てるのもポイントだ。
※冷蔵庫専用の米櫃
容量 | 約2L(お米 約1.8kg) |
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サイズ | 約幅18.5×奥行き8.5×高さ24.5cm |
材質 | PS樹脂、PE樹脂 |
一人暮らしにおすすめの米びつ③:防虫効果がある桐製のタイプ

一定の湿度を保ち、防虫効果があるとされる桐製の米びつ。主張しすぎないシンプルなデザインながら、10kgのお米が入るので、毎日自炊する人におすすめ。
AタイプとBタイプと2つのデザインがあり、キッチンの雰囲気によって選べる。
容量 | 10kg |
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サイズ | Aタイプ:約幅29×奥行き41×高さ25cm Bタイプ:約幅30×奥行き37×高さ24cm |
材質 | 桐 |
一人暮らしの米の正しい管理方法②:米びつ用の防虫剤を使う
きちんと保管をしていたつもりでも、虫が発生してしまう可能性がある。そこで米びつと一緒に使いたいのが、米びつ用の防虫剤だ。とくに夏場は湿度が高いため、積極的に使用していきたい。
唐辛子やわさびなど虫が嫌う食品を使ったものが多いので、お米にも安心して使用できる。また、米びつにそのまま入れるものや、フタに貼りつけるタイプなどさまざま。自身が使い勝手のいいものを選ぼう。
一人暮らしならまとめて米を炊いて保管がおすすめ!

忙しい一人暮らしで食事のたびにご飯を炊くのは面倒だ。また、炊飯に時間もかかるため、帰宅が遅くなった日は食事の時間がさらに遅くなってしまうだろう。
一人暮らしなら毎日炊くよりも、一気にまとめて炊飯するのがおすすめだ。一食分ずつラップに小分けし保存をすれば、疲れたときでもすぐにご飯が食べられる。また、1合も3合も炊くときの電気代は変わらないため、節約にもなるだろう。
まとめて炊いたご飯は冷凍庫で保存しよう。冷蔵庫での保存は水分が蒸発してしまい、1日程度しかもたないため、おすすめはしない。
炊いたお米を冷凍保存する場合のポイント
冷凍したご飯は、約3週間を目安に食べ切ろう。
また、まとめて炊いたご飯を冷凍庫で保存する場合に注意したい点が3つある。
ポイント①:お米を炊いたらすぐにラップで包む
1つ目は、炊いたらなるべくすぐにラップで包むこと。炊いたお米を保温状態で長時間置いてしまうと、水分が飛んでしまう。炊きたての状態を保存できるので、温め直してもふっくらしたご飯になる。
ポイント②:お米は1食ずつ小分けにする
2つ目は、1食ずつ小分けに包むことだ。食べる前に温め直しやすいだけではなく、急速冷凍できるメリットがある。
ポイント③:粗熱を取ってから冷凍する
そして最後は、粗熱を取ってから冷凍すること。熱いまま冷凍をすると冷凍庫内の温度が上がり、他の食品が傷んでしまう可能性があるからだ。
お米を上手に保存して一人暮らしでもご飯を楽しもう
一人暮らしが消費するお米の量や、保存方法についてお伝えした。
自身の自炊頻度と季節の保存期間に合わせ、適切な量のお米を購入するとよい。また、おいしさを保ち、虫やカビを防ぐためにも、米びつの使用がおすすめだ。最近ではおしゃれなデザインと機能性を兼ね備えた米びつも多く売られており、部屋の雰囲気を壊さずに保存ができるのもうれしい。
一人暮らしでは炊いたご飯が余ったり、食事のたびに炊くのが面倒だったりする。しかし、まとめて炊いて冷凍保存をすれば、食べたいときにすぐに食べられる。お米を上手に保管、保存をして、一人暮らしでもおいしいご飯を楽しもう。