【100均DIY】プラバンで作る、夏の涼しげモビール
夏のインテリアに! 透明感が美しい涼しげモビールで、お部屋を彩ろう
ゆらゆらと揺れるインテリアアイテムの「モビール」。天井や壁にぶらさげればお部屋がパッと華やぎ、モチーフがゆったりと揺れる姿にも癒やされる。
今回は夏にぴったり、透明感あるモビールの作り方をご紹介!
プラバンを使って誰でも簡単に作ることができ、材料はすべて100円ショップで入手可能なのもうれしい。
ぜひチャレンジしてみて!

このページの目次
材料はすべて100均で! 涼しげモビールの作り方
涼しげモビールの材料

〈用意するもの〉
・プラバン(透明タイプ) B4サイズ1〜2枚
・紙ヤスリ(細目のもの。今回は#400を使用)
・クレヨン
・マニキュアのトップコート
・テグス(3号)
・針金(2mm幅)
・はさみ
・穴あけパンチ
・トースター
・アルミホイル
・クッキングシート
・ニッパー・ペンチ
・木工用ボンド
・つまようじ
涼しげモビールの作り方
ステップ① プラバンを切る
まずは思い思いの形にプラバンをカットしていく。三角形や四角形が簡単でおすすめ。
プラバンはこのあと加熱して1/4ほどのサイズに縮むので、大きめに切っておく。
今回は、B4のプラバンシート1.5枚分を使って形を切り出した。

ステップ② ヤスリがけ
プラバンをカットしたら、片面にヤスリがけをする。表面に細かい傷をつけることでクレヨンでの着色が可能になり、淡い色合いの透明感あるプラバンが作れる。
くるくると小さく円を描くように、全体にヤスリをかけるのがポイント。
ヤスリがけが完了したら、ティッシュペーパーなどで表面に残った細かい粉を拭き取っておこう。

ステップ③ クレヨンで色付け
ヤスリをかけた面にクレヨンで色を付けていく。
クレヨンを寝かせるようにしながら、できるだけムラにならないように塗っていこう。ほんのりと淡く色が乗ればOK。もし色ムラが気になったら、ティッシュペーパーで拭き取るようにしてぼかすと◎。


ステップ④ プラバンをトースターで加熱
色を塗り終えたら、穴あけパンチを使ってプラバンの上下にテグスを通すための穴を開けておく。

そしてここからは、いよいよプラバンを加熱する工程。
くしゃくしゃにしたアルミホイルの上にプラバンを乗せて、あたためたトースターの中に入れる。



プラバンがくねくねと大きく動きながら縮み、再び平らになって落ち着いたらすぐに割り箸などを使って取り出す。(取り出すまでに時間がかかると、プラバンがアルミホイルにくっついてしまうことがあるので注意!)
取り出したプラバンはクッキングシートを敷いた厚紙や本などでギュッと挟んで、冷めて固くなる前に平らにしておく。熱いのでやけどに注意しよう。

ステップ⑤ コーティング
できあがったプラバンの着色面にトップコートを塗り、表面をコーティングする。
クレヨンの色落ちや色移りを防ぐとともに、ヤスリをかけた面にもほどよくツヤが出てなめらかになる。

ステップ⑥ プラバンをテグスで吊るす
ペンチを使って針金に小さな輪を作り、写真のような形にしたものを3つ作っておく。

最終的には、写真のように1本目の針金の両端から、それぞれ2、3本目の針金を吊るしてプラバンをぶら下げる形に仕上げる。テグスを使ってどんどんつなげていこう。
長さやプラバンの数はお好みでOKだが、間のテグスは3〜5cmほどにするとバランスがよくなる。

固結びしたところにつまようじでボンドを塗っておき、乾いたら結び目から2〜3mmのところでテグスをカットするときれいに仕上がる。

一番上の針金の輪にテグスで輪っか(ぶら下げて飾るための輪)を作ったら完成!
ゆらゆら揺れるモビールに癒やされよう

透明感あるモビールを飾れば、お部屋の雰囲気がぐんと涼しげに!
軽くて割れる心配もないので、賃貸のお部屋でもカーテンレールなどに気軽にぶら下げることができる。
皆さんも、自分だけの涼やかなモビールをDIYして、夏らしいインテリアを楽しんでみては?
文・写真=笹沼杏佳