SNSで話題の「宝石石鹸」の簡単な作り方! 石鹸の中に自分だけの世界を閉じ込めよう

公開日:2019年8月27日

キラキラたのしい「宝石石鹸」を手作りしてみよう

まるで本物の天然石のような「宝石石鹸」を手作り
まるで本物の天然石のような「宝石石鹸」を手作り

「まるで本物の天然石みたい」とSNSで話題の「宝石石鹸」。透明感のある色とりどりな石鹸は、ついつい眺めていたくなってしまうほどの美しさ! インテリアを彩る小物として、また結婚式のプチギフトなど贈り物としても最適だ。

そんな「宝石石鹸」、実は材料さえ揃えれば気軽に手作りできることをご存じだろうか?
こで今回は「宝石石鹸」の簡単な作り方をご紹介! 基本の作り方のほか、この時期のインテリアにぴったりな「秋の空」をイメージしたカラーリングのコツをご紹介! ぜひトライしてみて。

簡単にできる! 宝石石鹸 基本の作り方

宝石石鹸の材料

〈材料〉
・グリセリンソープ
・化粧品用色素
・化粧品用香料やアロマオイル(お好みで)

〈道具〉
・紙コップ
・使い捨てプラカップ
・割り箸
・爪楊枝
・ナイフ
・カッター

グリセリンソープや化粧品用色素は、手作りコスメ、アロマクラフトの材料を扱うショップなどで入手できる。ネットでも販売しているので調べてみよう。

ちなみに今回は、色付けに「マイカ」(雲母を原料とした顔料)を使用する。顔料の種類や色によっては石鹸作りに適さないものもあるので、購入先で確認しておくと安心。

化粧品の色付けに使われる顔料「マイカ」
化粧品の色付けに使われる「マイカ」

宝石石鹸の作り方

①グリセリンソープを溶かす

まずはグリセリンソープをナイフで小さくカットする。

簡単にナイフが入るので安心
簡単にナイフが入るので安心

カットしたグリセリンソープを紙コップに入れてラップをかけ、電子レンジで少しずつ加熱する。
500wでまずは10秒加熱し、溶け切っていないようであれば5秒ずつ追加するのがおすすめ。

熱くなりすぎるとコップから溢れてしまうことがあるので、加熱中は目を離さないようにしよう。

②石鹸を色付ける

溶かした石鹸に顔料を入れてよく混ぜ、色付ける。少量でもしっかり色が付くので、ほんの少し入れて、混ぜて……と様子を見ながら繰り返そう。

化粧品用香料やアロマオイルを使って香り付けを行う場合は、このときに行う。

割り箸を使ってよく混ぜる
割り箸を使ってよく混ぜる

③プラカップに石鹸を流し込む

石鹸が色づいたら、固まる前にプラカップに流し入れる。流し入れた石鹸が固まったら、別の色の顔料を使って再び①②③……と繰り返して、色とりどりの層を作り上げていく。

カップを斜めにしてみると模様に変化が出て面白い
カップを斜めにしてみると模様に変化が出て面白い

なお、層の境目で石鹸がパキッと割れてしまう場合がある。
そこで、流し込んだ石鹸が固まり切る前に、爪楊枝を使って表面をプスプスと刺し、表面が凸凹になるようにしておこう。石鹸の層同士が密着しやすくなる。

爪楊枝で凸凹にしておこう
爪楊枝で凸凹にしておこう

すべて流し入れ終えたら、石鹸が完全に固まるまで待つ。早く固めたい場合は冷蔵庫に入れてもOK。

すべて流し入れた状態がこんな感じ
すべて流し入れた状態がこんな感じ

④石鹸を形作る

石鹸が固まったら、「宝石っぽく」形作っていく。

まずはプラカップから石鹸を取り出そう。表面のフチ部分、カップと石鹸の境目にカッターを軽く沿わせるように入れてから、カップを逆さまにして底を押すと取り出しやすい。

ツルッと取り出せた
ツルッと取り出せた

石鹸を取り出したら、カッターを使って形作っていこう。角を削ぎ落とすようにしていくと形作りやすい。

思い通りの形になったら完成!
ちなみに切り落とした石鹸は再び溶かし固めたり、透明な石鹸の中に閉じ込めて再利用できる。

少しずつ石のような形に近づけよう
少しずつ石のような形に近づけよう

次のページでは、宝石石鹸のグラデーションをより美しく見せる色付けのコツを紹介!

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