二人暮らしのキッチン収納術!「シンク下が使いにくい」「在庫がわからない」を解決!
シンク下収納STEP3.棚に収納ケースをのせて「引き出し」のように使う
スペースの分割ができたら、各棚の上に収納ケースを設置。入れるモノのサイズに合わせて、適切な収納ケースを選ぼう。
突っ張り棒の上にも収納ケースを設置。これで細かいモノでもきちんと収納できる。
収納するときは、「レトルト食品」「調味料の控え」「乾物」など種類ごとに分類し、置き場所をしっかりと決めてから収納することを忘れずに。こうすることで在庫の管理がしやすくなり、買い物が必要なタイミングもわかりやすい。
また、取り出しやすくするためには、「収納ケースは積み重ねない」ことがポイントだ。蓋付きのケースは積み重ねることができるが、下段のケースからモノを取り出すときに上のケースを動かさなければならず、手間がかかる。
使いたい時にさっと取り出せるようにしておくために、「1つの段に1つのケース」の鉄則を意識しよう。
シンク下収納の小ワザ:大きなケース内は、ブックエンドで仕切る
大きな収納ケースを使う場合、何でもかんでも収納ケースに入れてしまうのはNG。中身が把握できなくなるし、取り出しにくくなるためだ。とはいえ、収納ケースのマトリョーシカのようになってしまっても使いにくいもの。
そこで、便利なのがブックエンドだ。100円ショップで手に入るブックエンドを収納ケース内に入れて、中身の仕切りに使おう。
ブックエンドを仕切りにすることの良い点は、仕切りの位置を自由に動かせること。また、高さがあって倒れやすいアイテムを立てて収納する際にも活躍する。
収納ケース内にアイテムを入れたら、「頻繁に使うものを一番取り出しやすい場所に置く」ことを意識して、棚に戻そう。
シンク下の縦空間をフル活用すれば、収納力は2倍3倍に!
シンク下を3段に分割して、必要なアイテムを全て収納した結果がこちら。
最初のごちゃっとした状態と比べると、空間にゆとり生まれて収納力がアップ。これなら多少食品の在庫が増えても対応できるはずだ。
また、アイテムの置き場所が定まって見やすさ&取り出しやすさがアップしたため、料理がスムーズに進みそうだ。
では、改めてシンク下を使いやすくするポイントをご紹介!
シンク下収納のポイント4つ
・突っ張り棒で棚を作り、縦空間を有効活用する。
・1つの段に1つのケースを入れて、引き出しのように使う。
・収納ケースは積み重ねない。
・頻繁に使うものを一番取り出しやすい場所に置く。
自宅キッチンのシンク下収納に悩んでいる方は、ぜひ上記の方法を試してみては。
文=村上佳代
撮影=編集部