一人暮らしのカーテンの選び方・相場は?おすすめのカーテン3選も紹介

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一人暮らしのカーテンの選び方や相場は?

カーテンを開ける女性

カーテンは引越ししたその日から欠かせないアイテム

一人暮らしを始めるなら、生活に必要なものを揃えなければいけない。なかでも、引越ししたその日から必要なのがカーテン。新居への家具や荷物の搬入がやっと落ち着いても、カーテンがなければ部屋の中が丸見えになってしまう。ただ、部屋の雰囲気を決める重要なインテリアアイテムなので、慌てて選んで後悔したくないものだ。

ここでは、一人暮らしに適したカーテンの選び方、種類とその機能などを紹介する。ぜひカーテン選びの参考にしていただきたい。

カーテン選びの前に!一人暮らしにカーテンが欠かせない理由って?

部屋において重要な役割を果たすカーテンは、新生活に無くてはならないもの。主な理由は、「セキュリティ面」、「室温調節」の2つだ。

一人暮らしにカーテンが欠かせない理由①:セキュリティー面

一人暮らしをするにあたり一番気を配りたいのがセキュリティー面。夜、部屋の電気を点けているのにカーテンがなかったら、外から部屋の中が丸見えになってしまう。プライバシーを守るためにも、カーテンは入居後すぐに付けることをおすすめする。

一人暮らしにカーテンが欠かせない理由②:室温調節

部屋の中で最も大きな開口部である窓。カーテンをかけていないと、夏は外気の熱を室内へ取り込み、逆に冬には室内の暖かい空気を外に逃がしてしまう。室内で快適に過ごすために、カーテンは必須のアイテムだ。

夏場はカーテンが直射日光の熱を遮り、部屋の温度の上昇を防ぐことができる。逆に冬場は暖房で温めた室内の空気を逃がさず、保温する効果がある。カーテンの室温調節効果により冷暖房の効率も上がり、電気代の節約にもつながるだろう。

一人暮らしのカーテン選び。窓の大きさは事前に必ず測っておこう

カーテンを買うとき、布地の素材や柄、色などに目が行きがちだが、最も大切なのはサイズである。設置する窓の大きさによって、購入すべきカーテンのサイズは大きく異なるからだ。

窓にカーテンがかかっていないと、夜は外から室内が丸見えになる。引越し初日、外が暗くなる前には取り付けを終えたいところだ。そのためには、内見の時など、入居日より前に窓のサイズを測っておき、事前に買っておく必要がある。ここからは、カーテンサイズを測る方法を解説する。

一人暮らしのカーテンの選び方①:窓に合ったサイズのカーテンを選ぶ

まずは窓のサイズに合ったカーテンを選ぶことが大切だ。カーテンの長さの測り方は、窓のタイプによって異なるものの、まとめると以下のようになる。

  • 腰窓の場合:カーテンレールから窓枠の下までの長さプラス15~20cm
  • 掃き出し窓の場合:カーテンレールから床までの長さマイナス1cm

窓の高さが腰くらいまでの腰窓の場合は、窓枠よりも余裕を持った長さにすることが基本。このようにすることで、カーテンの下から太陽光が漏れないし、保温効果にも期待できる。

また、バルコニーにつながる窓に多い掃き出し窓の場合は、床までの長さからマイナス1cmほどがベストの長さだ。カーテンが床に触れてしまうとホコリで汚れやすいため、少し浮かせた状態で取り付けよう。

横幅については、カーテンレールの長さに合わせて購入すると良い。ただし、ドレープ(ひだ)が多いタイプの場合は、横幅ジャストの長さで購入するのではなく、少し長めのサイズでオーダーしよう。専門店では、横幅の長さを伝えるだけで適切な幅に調節してくれる。

窓のサイズを測る女性

サイズを必ず確認し、室内のレイアウトに合ったものを取り付けよう

一人暮らしのカーテンの選び方②:部屋に合ったカラーを選ぶ

インテリアの雰囲気など、部屋に合ったカラーのカーテンをチョイスしよう。基本的には趣味に合うものを選べば良いが、女性の一人暮らしなら注意が必要だ。

外から見て明らかに女物とわかるようなカーテンを使っていると、女性を狙った犯罪の被害に遭ってしまう恐れがある。カラーも大事だが、防犯のことも意識して選ぶようにしよう。

一人暮らしのカーテンの選び方③:室内が見えない遮光カーテンを選ぶ

採光がよい部屋の遮光カーテン

遮光カーテンを活用しよう

防犯性を重視するならば、遮光カーテンを選ぶこともおすすめする。遮光カーテンには太陽光を遮断しやすく、室内の温度を上昇させにくい効果に加えて、室内が見えにくいという特徴がある。複数の機能を持つカーテンとして、女性には特におすすめしたい。

価格もカーテン選びの基準の1つ!一人暮らし用カーテンの相場とは?

カーテンの価格は、質やタイプによって大きく異なる。まさにピンからキリまでといった様子だが、ここでは「既製品」と「オーダーカーテン」に分けて紹介していく。

既製品は、ありがちな窓の大きさに合わせて大量生産されたカーテンで、相場は1枚5,000円~15,000円ほど。一方のオーダーカーテンは、サイズを細かく伝えてぴったりの大きさに裁断してもらうカーテンで、相場は1枚20,000円~50,000円ほどになる。

カーテン選びで悩んでいる人必見!一人暮らしにおすすめのカーテン3選

室内から見たカーテン

カーテンの種類はさまざま。自分好みのカーテンを見つけよう!

一人暮らしにおすすめのカーテン①:左右に開閉する「ドレープカーテン」

最もポピュラーなカーテンで、生地や色、デザインも豊富にある。また遮光や遮熱、防音などの機能がある素材のものもあり、ライフスタイルに合わせて楽しむことができる。
ドレープカーテンを使用する場合は、厚い布地のものと薄いレース状のカーテンをダブルで吊るすと良い。日中、部屋の中に入る直射日光を遮るにはレースカーテンのみで十分な場合もある。夜になったら厚いカーテンを閉めるようにしよう。

一人暮らしにおすすめのカーテン②:見た目がすっきりスタイリッシュ「ロールスクリーン」

布地を上に巻き上げる形で長さを調節できるカーテン。ひだがない分、ドレープカーテンよりすっきりスタイリッシュな印象を与える。ロール状に巻き取り長さを調整できるタイプのほか、プリーツ状に折りたたんで長さを調整できるタイプもある。また、窓にかけるだけでなく、プロジェクターのスクリーンや間仕切りの代用として使えるものもある。

一人暮らしにおすすめのカーテン③:調光がしやすい「ブラインド」

羽の角度を細かく調整でき、光や視界を遮ることができるブラインド。一般家庭でも使われているが、オフィスや店舗などでもよく使われている。光の調節がしやすく、スリットがキレイで部屋がおしゃれに見え、高級感が出るのがメリット。羽根の素材はシャープなアルミが主流だが、一般家庭用には温かみのある木製タイプもよく選ばれている。

ブラインド、ロールスクリーンタイプのカーテンを付けるときの注意点

採光良い部屋のブラインド

賃貸物件の「原状回復義務」に注意

取り付けで難しそうなのがブラインドとロールスクリーンの設置。賃貸物件には「原状回復義務」があり、入居者が故意に傷を付けた場合には補修費用の負担義務が発生するため、壁や窓枠にクギやネジで固定してはNG。カーテンレールに取り付けられるタイプが売られているため、商品説明をよく読んで購入するようにしよう。退去時の思わぬ出費を防ぐために、取り扱いには十分注意しよう。

一人暮らしのカーテンの選び方を知って、快適な一人暮らしを始めよう!

カーテンは引越し当日から使うもの。今使っているものが新居で使えるのかどうか、入居前にカーテンのサイズを測っておく必要があるが、もし合わない場合はあらかじめ購入しておかなければならない。

カーテンは部屋の印象や雰囲気に大きな影響を及ぼすインテリアの1つ。カーテンの種類や色、デザインなど、あなたの暮らしに合ったものを事前に選んでおこう。お気に入りのカーテンを見つけて、快適な一人暮らしを始めよう!

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2021年8月加筆=CHINTAI情報局編集部

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