一人暮らしで犬を飼うときのポイントは?おすすめの犬種や必要なもの、ペットを飼うときの注意点を解説
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一人暮らしで犬を飼いたい人へ。ペットを飼うポイントや責任を負うリスクを知ろう

一人暮らしの生活に慣れて生活リズムが整うと、ペットを飼う余裕が出てくる。飼い主に従順な犬はペットの中でも人気が高い動物だ。しかし一人暮らしでも飼えるだろうか?
今回は一人暮らしで犬を飼ってみたいという人に、おすすめの犬種や気をつけたいポイントを解説する。
一人暮らしで犬を飼う前に確認しておきたいこと
犬は15年以上生きることができる動物だ。飼い主には犬が健康で快適に暮らせるようにし、最後まで飼い続ける責任がある。犬を飼う前に「今の自分のライフスタイルや収入で犬を飼うことが可能なのか」しっかり検討しよう。
また動物は人間と同じで突然体調が悪くなってしまうことがある。犬を飼う際は必ず周辺に動物病院があるか確認しておこう。ペット保険の加入や栄養管理の知識、介護が必要になった際の対応など、さまざまなシーンを想定して準備しておくことが重要である。
責任を持って犬をお迎えできるよう、事前にしっかりと準備をしておくことで、犬はあなたの良きパートナーとなってくれるはずだ。
一人暮らしで犬を飼いたい:自宅が「ペット可」か確認しよう!
犬と暮らしてみたいと思ったら、自宅がペットを飼うことができる物件であるか確認してみよう。確認の仕方は以下のとおりだ。
- 物件の大家さんか不動産管理会社に直接問い合わせる
- 入居時に結んだ契約書を確認する
- chintai.netなどの不動産ポータルサイトで物件情報を確認する
一人暮らしで飼うのに向いている犬種とは?

ペット可の物件では基本的に室内飼いとなるため、部屋の広さに適した大きさの犬を選ぶことがポイント。一人暮らしのペットには小型犬を選ぶと良いだろう。
飼育数が多い犬種は、ミニチュア・ダックスフンドやトイ・プードル、チワワなど。ポメラニアンやシー・ズー、ヨークシャテリア、ミニチュアシュナウザー、フレンチブルドックも人気を集めている。
一人暮らしのペットに小型犬がよい理由
小型犬は、一人暮らしでペットを飼いたい人に適しているポイントがいくつかある。とくにチワワは、体が小さく運動量が少ないため、毎日散歩に連れて行くのが難しい人に向いている犬種だ。フレンチブルドックも運動量が少なめでほとんど吠えない。留守番が得意なため、一人暮らしで家を空ける時間が長い人におすすめ。
ミニチュア・ダックスフンドは、運動好きなため犬と一緒にアウトドアに出かけたい人に向いている。トイ・プードルやシー・ズー、ポメラニアンはのんびりした性格の犬種。一人暮らしで犬を飼うのがはじめてでもお世話しやすい。
ミニチュアシュナウザーは忍耐強い性格で、ヨークシャテリアは落ち着きがあるかしこい犬種のため留守番も可能だ。
一人暮らしで犬を飼うのに必要なアイテム

犬を飼うことになったら、どんなものが必要だろうか?犬を迎える前に用意しておきたいものをリストアップしていこう。
犬を飼う際に必要なもの①食器、水入れ
犬を飼う際の必需品。軽いとひっくり返して遊んでしまうため、食器や水入れは適度な重さがあるものが良い。
犬を飼う際に必要なもの②トイレトレー・ペットシーツ
犬を室内で飼う場合、ペットシーツを使って留守中でも排泄できるようにトレーニングしよう。ずれないように固定するためのトレーがあると役立つ。
犬を飼う際に必要なもの③ドッグフード・おやつ
年齢に合ったものを選ぶのがポイントで、味はもちろん栄養も考えて選ぶ必要がある。おやつはしつけの際に活用できる。
犬を飼う際に必要なもの④ケージ・サークル
室内フリーにするとテリトリーが広くなりすぎて、犬にとってストレスになることがある。犬が留守番できるようにするには、安心できる居場所を作ることが大切だ。寝るスペースとトイレが確保できる大きさのものがおすすめ。
犬を飼う際に必要なもの⑤おもちゃ
犬のストレス発散や飼い主とのスキンシップに役立つ。一緒に遊んでコミュニケーションを取ったり、一人で遊んだりできるように用意しておこう。
犬を飼う際に必要なもの⑥掃除用品
子犬を飼う場合は粗相や嘔吐をしやすいため、すぐに掃除できるように備えておくと便利だ。
一人暮らしで犬を飼うのに用意したいもの⑦首輪・リード
散歩のときの必需品。トレーニングにも使えるため用意しておきたい。万が一のときに備えて迷子札をつけておくのがおすすめ。
犬を飼う際に必要なもの⑧ブラシ・歯磨き用品・シャンプー類
犬の健康のためにはきちんと手入れするのが重要なポイントだ。普段から手入れしていると異変に気がつきやすくなるため、早めに対処できる。
犬を飼う際に必要なもの⑨キャリーバッグ
犬を連れて出かけるときにはキャリーバッグを使うと動きやすくて便利。日頃から慣れさせておけば、病院に連れて行くときにもスムーズに入ってくれる。
一人暮らしで犬を飼いたい:必要な費用
犬を飼う場合、初期費用がどれくらいかかるか気になるところだ。犬を飼うためには住んでいる自治体に飼い主名を登録しなければならない。自治体によって価格差はあるが、登録料はおおむね3,000円ほど。犬を飼う義務として必要な狂犬病の予防接種は3,500円だ。このほかに、年1回接種する混合ワクチンは病院によって価格が異なるものの一般的には8,000円ほどかかる。
犬を迎えるための必需品に20,000円ほどかかるため、初期費用として34,500円は必要と考えた方がいいだろう。犬を飼いはじめると、消耗品や食品のほかに買い足すものが出てくるので、予算は多めに見積もっておこう。
また、犬の生涯費用は約340万円〜360万円と言われている。保護犬の場合はペットショップから引き取る費用がなく、若干費用が抑えられるものの、それでも300万円ほどは必要になるだろう。
一人暮らしで犬を飼う場合の注意点やポイント

一人暮らしで犬を飼うときのポイント①.小型犬でも散歩が必要!
小型犬には運動量が少ない犬種が多いため、散歩がいらないと誤解されやすい。だが、室内で過ごしている犬にとって、散歩はストレスを解消できる大切な時間だ。とくに留守番が長い犬は、散歩することで外の世界からの刺激を受け、気分転換につながる。
また、犬と一緒に遊ぶ時間を確保することは、飼い主との絆を深めるのにも役立つ。ドッグランに連れて行くのもおすすめだ。周りの人や犬とコミュニケーションを取ることで社会性が身につき、しつけにもプラスに働く。
一人暮らしで犬を飼うときのポイント②.隣人への配慮を忘れずに!
ペット可の物件で犬を飼う場合でも、周囲に迷惑をかけないような配慮が必要だ。鳴き声や臭いは、大きなトラブルに発展することがある。留守中に吠えていないか心配な場合は、ペットカメラを設置して様子をチェックしよう。外の物音に反応して吠えていたら、ケージの場所を移動するなどの対策を取ろう。
臭い予防には、定期的なシャンプーや拭き取りシートで手入れするのが効果的だ。しつけがうまくいかないときは、動物病院のしつけ教室を利用するなど専門家を頼ると良い。
一人暮らしで犬を飼うときのポイント③.飼い主になるという自覚を持とう
ペット可の物件に住めば、誰でも犬を飼えるわけではない。繰り返しになるが、自分一人で犬のお世話ができるかよく検討してから決めよう。
たとえば、散歩やドッグランなど犬を外に連れて行く余裕がない場合、ストレスを与えてしまうことになる。何日も家を留守にすることがあった場合の対策も必要だ。ペットホテルを利用したり、犬が慣れている人にお世話を頼んだりできる環境を整えておかねばならない。
犬の医療費を支払える経済力も飼い主になるためには必要な条件だ。犬は毎年予防接種を受ける必要がある。また、病気をしたときには動物病院に通わなくてはならなくなる。仕事で転居を伴う人事異動がある人も慎重に考えた方が良い。転居先でペットOKの物件を確保できないと、犬を飼い続けられなくなってしまうからだ。
動物が飼えない物件なら癒やしてくれる存在を見つけよう!
ペット可の物件が見つからない、または今すぐペットを迎える余裕がないなど、ペットがなかなか飼えない場合もあるだろう。そこで、ペット以外で癒やしを与えてくれるものを紹介する。
ロボットペット
有名なロボットペットと言えば、小型犬をイメージして作られた「アイボ」などがある。また、最近ではAIを搭載した次世代型ロボットペット「LOVOT(らぼっと)」なども販売されている。少々高額にはなってしまうものの、よりリアルな動物の魅力を味わうことができるため、自分の好みに合ったものを選ぶと良いだろう。
育成系のゲーム
育成系のゲームも癒やし効果があり、多くの人が利用している。たとえば、任天堂の「ニンテンドッグス」はまるで本物のペットかのようにお世話ができるゲームで、子どもから大人までは幅広く楽しむことができる。最近ではスマホで手軽に楽しめる育成系のゲームもたくさんあるため、気になる方はぜひプレイしてみてほしい。
ぬいぐるみ
ペットを迎える準備が整うまでは、ぬいぐるみに一人暮らしの寂しさを埋めてもらうのも手。子どもっぽいイメージがあるかもしれないが、ぬいぐるみの癒やし効果は心理学的にも実証されているそう。とくに自分の好きなアニメや映画のキャラクターなどを選ぶとより心が落ち着くだろう。
一人暮らしで犬を飼う前にしっかり情報収集をして、犬もあなたにも幸せなペットライフを!
犬を飼いたいと思ったら、どんなお世話が必要か事前に情報を集めて本当に育てられるか判断しよう。毎月かかる費用を確保できるかもポイント。もしものときに備えて、ペット保険に関する情報も事前に調べておくのがおすすめだ。犬を迎えると決めたときは、一人暮らしでも飼いやすい犬種を選ぶと良い。必要なものをそろえて住みやすい環境を整えてあげよう。
文=tara
2021年6月加筆=CHINTAI情報局編集部
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