【インテリアコーディネート術】ショップスタッフに聞いた統一感を出す空間づくりのコツ

最終更新日:

ショップスタッフならではの部屋づくりのポイントとは?

ステキなこだわりの部屋づくりを学ぶために、今回は神奈川県鎌倉市に住むショップスタッフのT.Yさんのお部屋を訪問!

異なるデザインの家具を上手に組み合わせているが、どのようなコツがあるのだろうか。T.Yさんに聞いてきた。

こだわりの部屋づくりを学ぶ!|【インテリアコーディネート術】ショップスタッフに聞いた統一感を出す空間づくりのコツ
こだわりの部屋づくりを学ぶ!

プロフィール

名前:T.Yさん
年齢:28歳
職業:ショップスタッフ
居住地:鎌倉市鎌倉駅より徒歩6分
居住年数:2年

物件データ

間取り:2DK
築年数:約12年

一人暮らしには十分な広さ!|【インテリアコーディネート術】ショップスタッフに聞いた統一感を出す空間づくりのコツ
一人暮らしには十分な広さ!

①.お気に入りの雑誌誌面で作る簡単オリジナルアートピース

一冊まるごととっておくと場所をとる雑誌。T.Yさんはそんな雑誌のお気に入りのページを切り抜き、額縁に入れて、自分好みのインテリアとして変身させているのだ。

「雑誌の切り抜きを額装するだけなので簡単。家具と調和するようにウッド調で統一しました」とT.Yさん。ナチュラルな雰囲気が部屋の雰囲気にマッチしている。

雑誌のお気に入りのページを額縁に入れてインテリアに|【インテリアコーディネート術】ショップスタッフに聞いた統一感を出す空間づくりのコツ
雑誌のお気に入りのページを額縁に入れてインテリアに

②.余計なものは見えないようにインテリアで目隠し

ポスターは購入したら壁に掛けがちだが、あえて額縁に入れて床に置くことで余計なものを隠せるという。ごちゃごちゃするコード類はこれで隠してしまえば、生活感も出ずオシャレな空間が生まれる。

ポスターと間接照明の相性も◎|【インテリアコーディネート術】ショップスタッフに聞いた統一感を出す空間づくりのコツ
ポスターと間接照明の相性も◎

③.空間にリズムを生み出す照明選び

照明もひと工夫。「アクセントとして真ん中だけ形を変えました。素材を統一することで違和感を感じさせません」とT.Yさん。何も変哲のない空間に遊びを加えることで、オシャレな印象を与えている。

3つの照明は電球の色も統一|【インテリアコーディネート術】ショップスタッフに聞いた統一感を出す空間づくりのコツ
3つの照明は電球の色も統一

④.実用性を重視した家具の配置も素材を合わせて調和

日常的に使うアイテムは無理にしまわないのがT.Yさん流。家具の配置も使いやすいよう工夫している。どうしても乱雑になりがちなキッチン棚などは素材を合わせて調和。普段はオープン食器棚として使っている。

使いやすい上にオシャレなのは色のトーンをそろえているから|【インテリアコーディネート術】ショップスタッフに聞いた統一感を出す空間づくりのコツ
使いやすい上にオシャレなのは色のトーンをそろえているから

⑤.トーンを変えてゾーニングしたワークデスク周り

「独立した空間にしたい箇所は他のエリアと素材のトーンを変えています」とT.Yさん。このワークデスクは他とは雰囲気の違う家具を置き、別空間であることを演出している。

赤いチェアがナチュラルな部屋に映える|【インテリアコーディネート術】ショップスタッフに聞いた統一感を出す空間づくりのコツ
赤いチェアがナチュラルな部屋に映える

⑥.本棚のL字配置でつくるライブラリスペース

ライブラリースペースを作るため、本棚をL字に配置。こうすることで部屋の中で独立した空間を作ることができる。「本棚は部屋が広く見えるよう背の低いものを。L字に置いてスペースに独立感を出しました」とT.Yさん。

向こう側が透けてみえる本棚を取り入れている|【インテリアコーディネート術】ショップスタッフに聞いた統一感を出す空間づくりのコツ
向こう側が透けてみえる本棚を取り入れている

ちょっとした工夫でオシャレな空間に早変わり

インテリアを自作したり、家具で独立した空間を作ったり……。一見難しそうなことも、しっかり聞いてみると簡単なことがわかった。

これなら不器用さんでもチャレンジしやすいはず! 居心地のよい空間を作るためのヒントを参考に自分だけの部屋をつくってみよう!

文=塚田 峻
写真=坂脇卓也

※「CHINTAI2017年3月2日号」の記事をWEB用に再編集し掲載しています
※雑誌「CHINTAI」2018年2月24日発売号の特集は「実働5日 引越し完璧マニュアル」。こちらから購入できます(毎月24日発売)
https://www.chintai.net/magazine/

リンクをコピー
関連記事関連記事