その部屋選びちょっと待った! 南向きと東向きの賃貸物件、家賃が安いのはどっち!?
部屋探しにおいて必要な条件を考える
部屋探しにおいて自分の譲れない条件を考えることは大切だ。でも、条件の優先順位を考える際、通説ばかりに気をとられていはいないだろうか。
今回注目するのは部屋の向き。南向きは日当たりがいいということから、これを条件に挙げる人も多い。しかしこの条件、あなたにとって本当に必要だろうか?
ここでは南向きと東向きを比べたメリットを考えながら、家賃の差について調査してみた。

南向きと東向き、実際にどっちがおトク?
やはり人気条件だけあり、「南向き」の物件は相場も高め。「東向き」の物件に比べ、約4,000円の差があることがわかった。

部屋の日当たりを重視する人にとって、窓の方角は見逃せないポイントだ。一般的には、季節を問わず日照時間が長い「南向き」の物件が良いとされ、人気条件となっている。
しかし、生活リズムによっては「南向き」よりももっと良い選択肢があるのをご存じだろうか?
南向きの部屋ではなくてもいいポイントって?
日中不在なら「南向き」じゃなくて良い?
「南向き」物件には、日中に照明や暖房をつける必要がない、干した洗濯物が乾きやすいなど、多くの利点がある。ただ、日中外出している人はそのメリットをほとんど享受できていない。昼間に家を空ける生活スタイルなら、南向きにこだわる必要はなさそうだ。

「南向き=日当たりが良い」とは限らない
南向きでも、採光面に高い建物があるなど、周辺環境によっては日が当たらない場合もある。
実は、朝早く起きる人にオススメなのは「東向き」の物件。日の出の時間から居室に日光が入るため体内時計のスイッチが入りやすいのだ。

こんな人にオススメ!
人気が集まる分、「南向き」の物件は家賃も高い場合が多い。自分の生活リズムに合った物件を選んで、賢くお得に新生活を始めよう!
文=編集部
マンガ=なとみみわ
※集計対象=所在地:東京23区
※「CHINTAI2018年2月号」の記事をWEB用に再編集し掲載しています。データは全てCHINTAIネット調べ(2017年11月30日現在)
※雑誌「CHINTAI」2018年1月24日発売号の特集は「不思議なくらい いい部屋が見つかる本」。こちらから購入できます(毎月24日発売)
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