4月から新生活! 部屋探しっていつから始めるのがベストなの?

最終更新日:

4月からの新生活のために、部屋探しはいつから始めればいいのか、不動産のプロに聞いてみた!

就職や進学が決まり、4月からの新生活に胸を膨らませている人も多いだろう。 まずは部屋探しという事になるわけだが、一体いつ頃から部屋探しを始めるのがベストなのだろうか?

そこで、エイブル国分寺店の摂津さんに詳しい話を聞いてみた。

待ちに待った新生活! 良い物件を見つけるためには早い時期から動いた方が良さそうだ
待ちに待った新生活! 良い物件を見つけるためには早い時期から動いた方が良さそうだ

「年間で物件を探す人が集中するのは1月から3月にかけてです。この時期は良い物件からどんどん埋まっていきますので、できればそれより早い12月~1月頃には始めたいですね。物件の選択肢が多く、焦らずじっくりと考えられます」(エイブル国分寺店・摂津さん)

本当は12月~1月くらいから部屋探しをするのがベストとのこと! しかし、あまりにも早く部屋を決めてしまうと、その分余計な家賃が発生してしまうのでは?

「そのとおりです。早い段階で物件を決めてしまうと、当然入居前に余計な家賃が発生してしまいます。なので、良い物件を見つけたい人は12月~1月頃、物件を多少妥協しても初期費用を抑えたい人は3月に決めるのが現実的といえますね」(エイブル国分寺店・摂津さん)

ここで、契約時に必要なお金をあらためて確認してみた。

賃貸物件の契約時に必要なお金

敷金

部屋に通常損耗の範囲を越える損傷を与えてしまった場合の修繕費や、賃料滞納時の担保のようなもの。入居中に不履行がなければ基本的には返還される場合が多い。

礼金

入居にあたっての預け金である敷金や保証金に対し、部屋を借りる時に大家さんに支払うお礼の意味合いでの一時金。基本的には返還されない。

敷金・礼金なしの賃貸物件を探してみる!

仲介手数料

仲介してくれた不動産会社への手数料。家賃1.08ヶ月分が上限。

仲介手数料無料の賃貸物件を探してみる!

前家賃

契約した翌月の家賃を先に払っておくもの。月の途中から入居する場合、その月の家賃(日割り)と前家賃を合わせた額が必要となる。

初期費用を抑えるコツって?

やっぱり契約時の初期費用って結構かかるなぁと感じたことだろう。なるべく初期費用を抑えつつ、少しでもいい条件でお部屋探しをするコツってあるの?

物件や不動産会社によって、敷金、礼金、仲介手数料の金額は変わる。摂津さんによると、ここを少しでも抑えることがまず一つ目のコツだという。

「たとえば前家賃については、一般的に入居時期が月の15日を過ぎるとその月の日割り分と翌月の家賃を納めることが多いので、14日までに入居すると入居時に初期費用として支払う金額が安くなる場合があります」(エイブル国分寺店・摂津さん)

二つ目は、自分の中で部屋選びの基準となる条件を整理しておくこと。

「1月から3月は不動産会社も忙しく、内覧の予約を取るのが難しい。そのため、『面倒だし、あまり納得していないけれどここでいいか……』などと安易にお部屋を決めてしまいがちな人が多いです。事前に家賃、間取り、駅までの徒歩分数など、自分の中での最低限の条件を決めて物件探しをすることが大切です」(エイブル国分寺店・摂津さん)

初期費用が安い賃貸物件を探してみる!

新生活が始まる前はあれこれと忙しく、気持ちも揺れやすくなってしまう時期。しっかり条件を決めて、納得できる部屋を見つけては?

(波多野 友子+ノオト)

リンクをコピー
関連記事関連記事