ベッドのシーツ、みんなどれくらいの頻度で洗濯しているの?

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突然だが、皆さんはベッドのシーツをどのくらい頻度で洗濯しているだろうか? もしかしたら、他人と比べて極端に少なかったり、多かったりするかもしれない……。

快適な睡眠のためにも、シーツはこまめに洗濯したいところだが……。

快適な睡眠のためにも、シーツはこまめに洗濯したいところだが……。

洗いたてのシーツの上で眠るのは最高に気持ちいい(異論は認めない)。だが、人間は寝ている間に体温を調整するため、一晩でコップ1杯程度(200~300ml)の汗をかくというから、当然シーツも日々汚れていくはず。

しかし、ほかの洗濯物と比べて大きいこともあり、シーツを洗濯するのははっきり言って一苦労。そこで、世の人々はどのくらいの頻度でシーツを洗濯しているのか、ちょっとしたアンケートを実施してみた。

20人という少ないサンプルだが、「月1回」洗濯する人が全体の半数を占めた。月2回と4回が同数の3人ずつで、3回が2人。月5回の高頻度で洗う人が1人いる一方、月1回も「洗わない」と答えた人も1人いた。

まずは、シーツをほとんど洗濯しない理由を聞いてみた。

「休みの日に洗おうと思うが、面倒になってしまい、ついつい先送りに……。気づいたら1カ月に1度も洗わないときがある。ひどいときは4~5カ月洗わなかった」(24歳・男性・サービス業)

やはりシーツの大きさが原因なのか、洗濯をするのが面倒になってしまうようだ。「一度洗ったら、なかなか乾かないので億劫になる」のも、洗濯頻度が低くなる理由の一つだとか。

ほかの洗濯物に比べ、たしかにシーツは乾きづらい。乾燥機があるなら活用したいところだが、一人暮らしで備えている家は少ないだろうし、そもそもシーツを丸ごと乾かすとなると、かなりの時間と電気代がかかってしまう。コインランドリーの乾燥機はなかなか強力だが、そこまで持っていく労力も大変だ。

そこで、なるべく早くシーツを乾かす工夫に着目したい。具体的には、2本の物干し竿を使ってM字干しにすると、比較的早く乾かすことができる。この干し方によってシーツが重なってしまう面積が減り、空気の通りが良くなるからだ。1本しか竿がない場合でも、布の角を下に向ける三角干しにすると、水分が下に溜まるので全体が乾燥しやすくなる(※ただし、長い物干し竿またはロープがないと、三角干しは難しい)。

また、ベランダが狭い、部屋の中に干すスペースがない、ベッドパッドも一緒に洗濯するとますます干せない……なんて悩みも考えられる。そんな場合は、ベッドシーツ&ベッドパッドを2セット持っておき、クリーニングに出してしまうのも一つの手だ。大手クリーニングチェーンの場合、持ち込みならそのクリーニング代は計1800円程度。毎月飲み会1回分の出費で、シーツの洗濯に苦労することなく気持ちよいベッドで眠れるなら、これはこれでアリなのかもしれない。

シーツをどれくらいの頻度で洗うのか。もちろん、人それぞれ&好き好きだろう。気持ちよく眠りにつくためにも、その頻度や洗濯方法を見直してみてはいかがだろうか。

(播磨谷拓巳/ノオト)

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