賃貸でもOK! 剥がせる壁紙リフォーム術でイメチェンしよう
インテリア雑誌で見かける、色のついた壁やオシャレな壁紙。賃貸物件だとリフォームは難しいけれど、マスキングテープと両面テープを使えば、壁を傷つけずにあとで剥がせるというので、実際に試してみた。
用意するのは、「のりなしの壁紙」、「マスキングテープ」、「両面テープ(マスキングテープより幅がせまいもの)」、「カッター」のみ。スムーサー(スキージー)があると、よりきれいに貼ることができるが、なくても問題ない。
壁紙は、あらかじめ貼るスペースの長さにカットしておく。その際に、スキージーを使い、折り目を付け、カッターでカットすると便利だ。なければ、定規などで代用しよう。
下準備ができたら、まずは壁紙の幅に合わせて、縦にマスキングテープを貼る。
続いて、マスキングテープの上から、両面テープを貼る。
同様に、壁の上下にもマスキングテープと両面テープを貼ったら、いよいよ壁紙の登場。壁の端に沿って壁紙を合わせたら、両面テープを少しずつめくりながら、手をスライドさせて壁紙を貼付けていく。壁の端の縦ラインから貼っていくと、まっすぐに貼りやすい。広い場所を貼る場合は、画びょうで仮止めをしておくと、より簡単に貼ることができる。
2枚目以降も同様に貼っていけば、完成! 初めて壁紙貼りに挑戦したが、女性1人でも簡単に貼ることができた。
あとで剥がせるので、賃貸はもちろん、持ち家の場合でも、あざやかな色や個性的な壁紙に挑戦できる。壁の1面だけでも壁紙を変えると、雰囲気が変わるのでオススメだ。
なお、下地の壁紙の種類によっては、マスキングテープがきれいにはがれず、壁紙をいためてしまったり、逆にマスキングテープの付きが悪かったりする場合がある。必ず目立たない場所で、マスキングテープがきれいに貼って剥がせるか試してから施工しよう。また、長時間マスキングテープを貼っていると、剥がしたときにのりが残る場合がある。その際は、シールはがし剤などを使用すると良いだろう。
(平野友紀子+ノオト)