インターネット回線の契約方法を徹底解説!おすすめの光回線は?

最終更新日:

インターネット回線の契約方法を初心者向けにくわしく解説

賃貸マンションの部屋でWi-Fiを使ってインターネットを楽しむ女性
自宅で快適にインターネットを使いたい!

大学などの授業がリモートになったり、テレワークが普及したりと、自宅でインターネットを使う機会が増えた昨今。とはいえ、「インターネット回線の手続きって難しそう。そもそも選び方がわからないし、スマホのテザリングで事足りるかもしれないし……」なんて迷っている人もいるのでは?

今回は、初心者向けにインターネット回線の契約方法をわかりやすく解説! 回線選びのポイントや、おすすめサービスについても紹介していく。

おてがる光CHINTAI限定プラン

※この記事は「おてがる光」の提供でお送りします!

【はじめに】インターネット回線には「回線事業者」「プロバイダ」との契約が必要

インターネットの回線事業者とプロバイダの違い
自宅がインターネットにつながるまでには「回線事業者」「プロバイダ」の2つが間に入っている

まずは、インターネット回線の契約に必要な前提の知識を押さえておこう。

インターネット回線を利用するうえで最初に知っておきたい仕組みが、「回線事業者」と「プロバイダ」だ。

インターネット接続は、ネット回線を提供して自宅とプロバイダを繋ぐ「回線事業者」と、それをインターネットに繋げる「プロバイダ」の2つで成り立っている。インターネットを利用するにはこの両方と契約する必要があるのだ。

これまでは回線事業者とプロバイダの契約を別々におこなうのが一般的だったが、最近ではセットで契約できるプランも増えているので、比較の際はチェックしてみよう。

回線事業者とは

「回線事業者」とは、インターネットに接続するための回線インフラを提供する会社のこと。
光回線を敷設・管理する回線事業者や、CATV回線を提供するケーブルテレビ事業者など有線接続する回線事業者と、WiMAXやLTEといった無線接続する回線を提供する回線事業者とがある。

たとえば、光回線のサービスとして有名な「フレッツ光」の回線事業者は、NTT東日本・NTT西日本になる。

プロバイダとは

「プロバイダ」とは、「回線事業者」が提供した回線を通して実際にネットに接続する「接続事業者」のこと。

たとえば、「フレッツ光」のプロバイダの中にも、「BIGLOBE」や「OCN」などさまざまな選択肢がある。

プロバイダごとにサービスの内容や特徴が異なるので、新しくインターネット回線の契約をする際は、しっかり比較・検討しよう。

【回線の種類】インターネット契約は容量無制限の光回線がおすすめ!他回線との違いを比較

ここからは回線事業者が提供しているインターネット回線の種類とその特徴について解説していく。
現在主流となっているインターネット回線の種類には、下記の4つがある。

  • 光回線(現在の主流。おすすめ!)
  • モバイル回線(モバイルWi-fiなどで利用できる回線)
  • ADSL(かつての主流。2024年にサービス終了予定)
  • CATV(ケーブルテレビ会社から提供されている回線)

現在は「安定性」「速度」「基本的には通信制限がない」という点から「光回線」が主流となってきているのだが、あらためてインターネット回線の種類と特徴を押さえておこう。

光回線(この記事のおすすめ!)

現在主流となっている「光回線」は「光ファイバー(光専用の管)」を使ってデータを送受信する通信回線。
電気信号を光に変えて情報を伝達するので、電話回線や電波を利用した通信と比べて速度が速く、安定しているのが特徴だ。

光回線の特徴
・他の回線と比べて通信が安定している
・他の回線と比べて通信速度も速い
・基本的に通信制限がない
・自宅に回線を引く必要がある(詳しくはこの後の「工事」で解説)

モバイル回線(モバイルWi-Fiルーターなど)

「モバイル回線」とは、中継局とモバイルWi-Fiルーターといった通信機器との間を電波でやりとりし、スマホやPCをインターネットに繋ぐ通信のこと。

「モバイル=携帯」という意味の通り、ルーターを持ち運べば、自宅に限らず外出先でもインターネット回線を利用できるのが大きなメリットだ。

スマホなどのモバイル通信機能を利用した「テザリング」も、このモバイル回線を利用している。ただし、場所や時間によってはスマホの電波が入りにくくなるように、モバイル回線を利用したWi-Fiルーターも通信速度が安定しないことがあるので注意が必要だ。

モバイル回線の特徴
・光回線に比べると、安定性や速度は△
・期間ごとに通信制限が設定されている場合がほとんど
・外出先でもインターネットを利用できる
・ネット回線の開通に必要な工事が不要で、すぐに利用できる

ADSL回線(2024年にサービス終了予定)

「ADSL回線」は、電話線(銅線)を使って電気信号を送る通信回線。モジュラーケーブル(電話線)と専用の機器を繋いで利用する。

以前はこのADSL回線が主流だったものの、光回線が登場してからは、新規でADSLを契約する人は減少。さらにADSLは、最長で2024年3月末にはサービスが終了する予定だ。そのため現在は、新規契約をすることはできない。

ADSL回線の特徴
・2024年にはサービス終了予定(新規契約は不可)

CATV(ケーブルテレビ)

「CATV」は、ケーブルテレビの会社が提供しているインターネット回線のこと。ケーブルテレビを視聴するための回線を自宅に引いて利用する。

光回線を利用できない物件であっても利用できる場合があることと、契約すればケーブルテレビの放送を視聴できるというメリットがある。

CATVの特徴
・アンテナがなくてもテレビ番組の視聴を楽しめる
・光回線の提供エリア外、工事ができないといった住居でも契約・利用可能な場合がある

それぞれの回線の特徴から、自宅での動画視聴やオンライン会議など、通信料を気にせず安定してインターネットを利用したいならおすすめは光回線だ。

続いては、実際に契約するを検討するにあたって比較したいポイントを解説していく。

おてがる光CHINTAI限定プラン

【光回線の選び方】インターネット回線比較のポイント3つ

自分に合った光回線を選ぼう
光回線、どこのサービスに契約する?

ここまではインターネット回線の種類と特徴を解説してきた。「光回線に契約したい!」と思っても、実際にどのように契約先を選んでいけばよいのだろうか。ここからは選び方のポイントを下記の3つから紹介していく。

  1. スペック(速度)
  2. 料金・プラン
  3. 工事のスピードや料金

それぞれ順番に見ていこう。

選び方①スペック(速度と通信制限)

通信速度と接続方式

光回線は安定性と通信速度が魅力!速度にこだわる場合は、事前に接続方式であるIP(インターネットプロトコル)もチェックしておこう。

IP(インターネットプロトコル)とは、データ通信の方法を定めた規約のこと。
1990年代後半からインターネットの普及と共に広く使われるようになった「IPv4」に対し、その後に考案された新しい接続方式の「IPv6」では、さらに高速で安定した通信が期待できる。

通信制限の有無

通信制限の有無も重要なポイントだ。たとえば、モバイルWi-Fiのなかには3日で10Gなどの容量制限があるプランもある。基本的には通信制限がないといわれる光回線の場合でも、プランによっては規定の通信量を越えると速度制限がかかってしまうものがあるので注意しよう。

選び方②料金やプラン、期間しばり・解約金の有無

月額料金

インターネット回線の契約をする前にまず確認するのが月額料金。

月額料金は、定額かつ継続するもの。初月割引やキャッシュバックといったキャンペーン特典だけに惑わされず、長い目で見てコストを比較することが大切だ。

スマホのセット割の有無

光回線などの契約プランには、スマホプランとのセット割引が用意されていることも多い。

光回線は、今使っているスマホと合わせてプランを選ぶとお得になるケースもある。自分がスマホでドコモ回線を使っているなら「ドコモ光」、SoftBank回線を使っているなら「SoftBank光」など、スマホの回線に合わせて選ぶのも1つの方法だ。

契約期間・解約金の有無

近い将来引越しを考えている方や転勤が多い方は、「契約期間・解約金」も要チェック!

光回線のなかには提供エリアが限定されているケースがあるため、引越し先によっては継続利用できず、新規契約が必要になってしまう。解約金などの思わぬ出費に後悔しないためにも、契約期間や解約金の有無は忘れずに確認しておこう。

貸し出されるWi-fiルーターのスペック・料金

光回線の契約プランでは、Wi-fiルーターはレンタルとして、料金が発生するのが一般的だ。貸出しが無料のサービスを選べば、余計な出費を抑えることができる。

キャンペーンの内容

インターネット契約においては、お得なキャンペーンが実施されていることも多数!

その内容は、キャッシュバックや月額割引、初期費用無料など、サービスごとにさまざま。ホームページのキャンペーン情報などを意識的にチェックして、お得なチャンスを逃さないようにしよう。

選び方③工事など開通までのスケジュール

工事の種類(派遣工事と無派遣工事)

光回線を契約する場合は、基本的に開通工事(=派遣工事)が必要となる。その際は、「工事完了までの期間」と「工事費用」がかかることもある。一方で、光回線でも派遣工事が不要な場合があり、その場合は無派遣工事が行われる。

無派遣工事とは「工事担当者が自宅を訪問せず、回線事業者側だけで工事がおこなわれる」というもの。もちろん工事への立ち会いも不要だ。たとえば、自宅マンションの部屋に光コンセントがあるなど、既に光回線の設備が整っている場合は、無派遣工事となることが多い。

次のページでも解説するが、賃貸物件で派遣工事が必要な場合は、壁に穴を開けるなどの場合があるので事前に大家さんや管理会社に確認しよう!

工事費用の有無

光回線の開通にかかる工事費用はサービスによって異なる。プランやキャンペーンによっては工事費が無料のケースもあるので、公式HPなどの情報を見逃さないようにしよう。

住居タイプ

工事費用や工事にかかる日数は、マンションなどの集合住宅か、もしくは一戸建てかで変わってくる。

まずは、その光回線が自分の住居に対応しているかを確認し、そのうえで「マンションタイプ」「戸建タイプ」など、それぞれの住居タイプに応じたプラン料金をチェックしよう。

対応エリア

「契約期間・解約金」の項目で先述した通り、光回線では提供エリア(対応エリア)が限られていることもあるので要注意だ!

今の住居が対応エリアかどうかの確認は必須。また、近いうちに引越す予定のある方は、できる範囲で引越し先のエリアについても確認しておくと安心だ。

ネット開通までのスピード

開通までのスピード感も、ネット回線選びでは大事なポイント。
通信速度が速く、通信の安定性も高い光回線だが、申込から利用可能になるまで時間がかかるため注意しよう。

工事にある程度の期間が必要な場合でも、モバイルWi-Fiを貸し出してくれるサービスを選べば、開通を待たずにインターネットを使用できる。

おてがる光CHINTAI限定プラン

次のページでは、インターネット契約に必要となる具体的な手続きを解説!損をしない契約のコツも紹介する。

12
>
リンクをコピー
関連記事関連記事