【美容ライターが解説】電気シェーバーでのムダ毛処理方法って?自宅での正しいセルフケア
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セルフ派も、サロン派も知っておきたい電気シェーバーでのムダ毛ケア

この記事では電気シェーバーを使ったムダ毛のセルフケアの方法をご紹介。カミソリや除毛ワックス、毛抜きはトラブルが起こりやすい。しかし電気シェーバーなら扱いも簡単で、肌を傷つけるリスクも少ない。
今回は美容ライターでデリケートゾーンの書籍執筆経験もある筆者が、電気シェーバーの正しい使い方やアフターケアの方法について解説する。
教えてくれたのは?
電気シェーバーは「ペンタイプ」がおすすめ!

電気シェーバーというと男性用の髭剃りを思い浮かべるかもしれないが、ここでご紹介したいのはあくまで「女性用電気シェーバー」だ。
女性用電気シェーバーには、「ボディ用」「フェイス用」「VIO用」などさまざまな種類がある。そのためどれを使えばいいのか迷ってしまうかもしれないが、筆者がダントツでおすすめしたいのは「やや太めのボールペンのように手で軽く握れるタイプ」。
ここからは、ペンタイプの電気シェーバーがおすすめの理由を具体的に解説していく。
ペンタイプの電気シェーバーがおすすめの理由①:失敗が少ない
もちろん商品にもよるが、ペンタイプの電気シェーバーは扱いが非常に簡単で失敗が少ない。
また、カミソリと違ってカミソリ負けや炎症、誤って肌を切ってしまい出血する、細かい傷ができるなどの「肌トラブル」が起きる可能性が低いのも大きなポイントだ。
ペンタイプの電気シェーバーがおすすめの理由②:持ち運びしやすい
ペンタイプの電気シェーバーは、化粧ポーチに入れられるコンパクトなサイズ。このため、旅行や出張にも気軽に持っていくことができるのも、おすすめする理由のひとつだ。
ペンタイプの電気シェーバーがおすすめの理由③:カミソリと比べて刃物感がない
そもそも著者がペンタイプの電気シェーバーを使うようになったきっかけは、ほとんどの脱毛サロンで事前処理にこのタイプの電気シェーバーを使っていることに気がついたからだ。
ブライダルなどで利用する人が多い、いわゆる「シェービング専門店」で使うカミソリは、見た目にも刃が鋭く扱いも難しそうと感じる人は多いだろう。実際、シェービングサロンで施術を受けたことがある人は、刃が皮膚に当たるときにひんやりする感触を経験しているのではないだろうか。
一方、エステサロンの脱毛コースでエステティシャンが使う電気シェーバーは、そこまで刃物感がない。シェーバーが肌に触れているときもひんやりとした感触ではなく、くすぐったい感触に近い。
カミソリによる施術は美容師免許のある人にしか許されていないので、脱毛サロンでの事前処理はシェーバーになってしまうのだが、それだけ汎用性が高いということになるだろう。
電気シェーバーの使い方のポイント
ここからは電気シェーバーでのムダ毛ケアをスムーズに行えるよう、使い方のポイントを確認しよう!
電気シェーバーの使い方のポイント①:乾いている肌にそのまま使用してOK!
電気シェーバーの使い方は商品によるが、本記事でおすすめしている「握れるボールペンタイプ」のものは、事前の準備はほとんど不要。石鹸やシェービングフォームを肌に乗せたり、肌を濡らしたり、ホットタオルで肌を温めたりする必要がない。乾いているそのままの肌にスッとシェーバーを滑らせるだけで、その部分は概ねツルスベになる。
電気シェーバーの使い方のポイント②:太く長い毛などは事前にカットしておく
VIOの毛のように太く長い毛の場合は、刃に毛が絡まってしまうので、事前にハサミで短くカットしておくのがおすすめ。また、「うなじ」や「もみあげ」などの毛も長いので、事前にカットしておいた方がいいだろう。毛の長さは1~5mm程度がベスト。
電気シェーバーの使い方のポイント③:刃についた毛はこまめにふき取る
シェーバーの刃に毛が残ったままの状態で使い続けると、肌を傷つけてしまう可能性がある。そのため、シェービングの途中で、こまめにティッシュで刃についた毛を拭き取ることもポイントのひとつだ。
電気シェーバーでの正しいセルフケアの方法とおすすめの商品

ここからは、電気シェーバーを使った具体的なセルフケアの方法とセルフケアにおすすめの商品を部位ごとに解説していこう。
電気シェーバーでのセルフケアの方法①:フェイス編
まず、フェイス用の電気シェーバーを用意しよう。電気シェーバーを選ぶ際は、握れるタイプかつコードレスで使えるタイプがベター。セルフケア中にコードがぶらぶらしているとかなり邪魔になるからだ。
事前処理や準備はいらない。顔全体はメイクを落とした状態にしておき、毛の流れに沿って電気シェーバーを滑らせよう。シェーバーに毛がついたら、適宜タオルかティッシュで取り除けばOK。
もみあげを処理したい場合は、あらかじめ5mmを目安にカットしておくとスムーズに仕上がる。
眉下も同様に行えるが、目を傷つけないように専用のガードがついている電気シェーバーを使うのもおすすめ。鼻下や口周りなどの細かい部分もシェーバーを滑らせるだけでいい。
フェイス用の電気シェーバーは、シェービング中の音もかなり静音なので気軽に使える。例えば、薄い指毛が突然気になった場合なども、即対応できるのだ。
おすすめの電気シェーバー【フェイス用】:フェイスシェーバー フェリエ ウブ毛用/パナソニック

パナソニック フェイスシェーバー フェリエ ウブ毛用 ゴールド ES-WF51-N
¥3,255/パナソニック(Panasonic)
電気シェーバーでのセルフケアの方法②:ボディ(腕や脚など)
ボディ用の電気シェーバーは、フェイス用と同じく、握って使えるペンタイプのものを用意しよう。
フェイスタイプの電気シェーバー1本で、ボディの処理もできるという声もある。しかし、筆者個人的には腕や脚の柔らかく薄い毛を処理したいのであれば、衛生面からフェイスタイプとボディタイプとは分けておいた方が良いと考えている。
また同じボディ用でも「T字」のカミソリやシェーバーは、VIOの毛の処理には非常に扱いにくい。そのためボディ用でVIOにも使え、握れるタイプのシェーバーが圧倒的におすすめだ。
基本的にはドライシェービングでOKで、乾いている腕や脚に刃を滑らせていくだけで処理できる。もし毛量が多く、毛が太く長い場合は、ドライでも泡剃りでもOKというシェーバーを選んだ方が良いだろう。
T字のカミソリと比べ、電気シェーバーは刃の面積が小さいものが多い。このため、一度に大量の処理を狙うのではなく、細かく丁寧に処理するようにしよう。
ボディ用の電気シェーバーを使う時もフェイスの時と同様、刃についたムダ毛は適宜ティッシュで拭き取ろう。ムダ毛が多い人の場合は、シェーバーを滑らせた後、刃の部分にガムテープを丸めて粘着面を表にしたものを当てることで刃についた毛を取り除くことができる。これはエステなどでもよく行われてる方法だ。
場合によっては、新聞紙を敷く、お風呂場で行うなど毛量に応じて気持ちよくシェービングできるように工夫しよう。また、背中やうなじのムダ毛の処理に関しては、パートナーにお願いしてこのタイプのシェーバーでシェービングしてもらうのがいいだろう。
おすすめの電気シェーバー【ボディ用】:ボディフェリエ/パナソニック

¥4,027/パナソニック(Panasonic)
電気シェーバーでのセルフケアの方法③:VIOライン
VIOラインは、エステサロンで脱毛を行う場合でも、事前の自己処理が求められる。
サロンへ行く前の事前処理であれば、上記で紹介したボディ用の電気シェーバーでも対応できる。
ただしほとんどの場合、VIOラインは毛量が多く、太く、長い。そのため、電気シェーバーで処理する前に、ハサミで5mmほどにカットをしておいた方がよりスムーズ。また、シェーバー本体を守ることにもつながる。
VIOラインの毛をハサミでカットしたら、あとは毛の流れに沿ってシェーバーを当てるだけでOK。ボールペンタイプのシェーバーなら、細かい部分やカーブにも上手に刃が当てられる。最初は怖いかもしれないが、ぜひトライしてみよう。
また、VIOラインを電気シェーバーで処理する場合に、案外大切なことが「処理を行う場所」。お風呂場も悪くはないが、実は室内でお尻をついて座った状態で行う方がスムーズだ。
特にIOラインの毛をお風呂場で処理する場合、バスタブなどに片足を乗せて行う人が多いと思うが、案外体勢が辛い。室内で新聞紙などを敷いてその上に座り、目視と姿見などの鏡を使って処理を行うと、よく見えてスムーズなのでおすすめ。
ちなみに、完全にツルツルな状態(いわゆるハイジニーナ)にはしないものの、毛量を減らしたい、長さを短くしたいという場合には、対応するアタッチメントがついている「VIOライン専用」の電気シェーバーを選ぶようにしよう。
おすすめの電気シェーバー【VIO用】:フェリエ VIO専用シェーバー/パナソニック

¥5,095/パナソニック(Panasonic)
シェービング後のアフターケアのポイント

シェービングの後は冷やしたり保湿したりするのがベター。とはいっても、顔の産毛や手の指の毛などの処理の場合、なかなかそこまでの時間が取れないことが多いだろう。そんなときは、シェービング後、通常のスキンケアをしてからメイクをしてしまっても問題ない。ちなみに紹介した商品はメイクの上からでも使える優れもの。ただし、刃にメイクがつくので使い終わったあとはしっかり拭き取ろう。
ボディについては、シェービング後は最低限化粧水で保湿をしておけばOK。VIOも保湿だけで十分。電気シェーバーによるシェービングは、薬剤を使ったムダ毛処理やライトを使った脱毛と違って、毛根に働きかけているわけではないので、角質を傷つけることもない。そのため肌トラブルも少なく、カミソリと違ってカミソリ負けや炎症、間違って切って出血する、細かい傷ができるなどといったこともほとんどないのだ。
正しいシェービングとケアを覚えて電気シェーバーを使いこなそう!
電気シェーバーを使ったシェービングが実は、とても簡単であることをお分かりいただけただろうか。
アフターケアも事前準備もほとんど不要と言っていいほどお手軽な電気シェーバー。筆者は、軽くて持ち運びやすい乾電池タイプのものを愛用している。指や肘などちょっとした場所にも気軽に使え、仕上がりはカミソリのそれと遜色がないので非常におすすめだ。
電気シェーバーはボディ、VIOライン専用になるほど重くなったり音がやや大きくなったりするので、まずはフェイス用から試してみてはいかがだろうか。
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