東武東上線沿線の魅力をご紹介!主要な駅や暮らしに役立つ駅周辺の情報を実際に調査してみた!
東武東上線沿線にはどんな街がある?
国内有数のターミナル駅・池袋を起点に埼玉県へと走る東武東上線。沿線には東京都板橋区、埼玉県和光市、川越市などの自治体があり、一人暮らしの学生からファミリーまで住みやすい街も多い。
今回は東武東上線について、沿線の住みやすい駅や、暮らしに役立つ周辺情報を調査。実際に駅周辺を歩いたうえで、それぞれの街の雰囲気や、住みやすさ、街の魅力を紹介する。

※こちらの記事は2021年5月時点の情報です
※取材は新型コロナウイルス感染拡大に配慮し実施しました
東武東上線の基本情報
東武東上線は東京の池袋駅から埼玉県の寄居駅まで全39駅を結ぶ路線。地上を走る私鉄で、池袋から北西に向けて走っていく。
他の都内私鉄同様、駅間隔が近いため、特に池袋寄りでは両隣の駅が徒歩圏内であることも多い。
東武東上線の運行形態は快速急行、急行、準急、各駅停車がある。急行が止まる駅は池袋駅、和光市駅、志木駅、川越駅、川越市駅、坂戸駅、東松山駅、森林公園駅、つきのわ駅、武蔵嵐山駅、小川町駅の11駅。
なかでも多くの路線が通る「池袋駅」「川越駅」は商業施設が充実しており、買い物などには困らない人気の駅だ。
今回は東武東上線沿線のうち、住みやすい街として人気の池袋駅、大山駅、成増駅、和光市駅、ふじみ野駅、川越駅の6つにスポットを当て、実際に駅周辺を歩いて調査した。その他の駅についても簡単に紹介していくので、東武東上線沿線への引越しを考えている人はぜひチェックしてほしい。
東武東上線「池袋駅」の基本情報

ここからは、「池袋駅」~「川越駅」間でも、特に住みたい街として人気の
・池袋駅
・大山駅
・成増駅
・和光市駅
・ふじみ野駅
・川越駅
について、実際に駅を訪れて調査。周辺の雰囲気をあわせて紹介していく。
池袋駅は2019年時点で1日558,623人ほどが乗車する、東武東上線の始発駅。
「東は西武で西東武」という某店の曲でも歌われているように、西口に東武デパート、東口に西武デパートがある。ほかにもパルコやルミネ、少し歩けばサンシャイン60など商業施設がひしめく、言わずと知れた人気駅だ。
その立地から「埼玉県民が多く訪れる駅」と言われており、ほぼ直結しているJR池袋駅には、埼京線や湘南新宿ラインなど埼玉県から乗り入れる線も通っている。
東武東上線「池袋駅」周辺を調査してみた!
駅周辺(特に北側)には繁華街が広がっており、飲食店など深夜まで人通りがある。周辺には大学も多く、学生向けのチェーン店もそろっている印象だ。
また、南側には少し落ち着いたエリアもあり、おしゃれな隠れ家カフェも点在している。

東武東上線「池袋駅」周辺のおすすめスポット
池袋を舞台にしたアニメなどでもよく登場するサンシャインシティは、たくさんの店や水族館、プラネタリウムなども併設されている商業施設。
カップルや友人、家族とのお出かけでよく利用され、平日の昼でも基本的に人が多い。飲食店や服飾店が多いため、近場で買い物を済ませたいという近隣住民の利用も多いようだ。
サンシャインシティ周辺にはマンションも多いため、近くには西友などスーパーもある。繁華街から少し離れたところに住めば、ターミナル駅の利便性と両立して、いいところどりで暮らせそうだ。
また、東口の「南池袋公園」はここ数年で新設された大きな公園で、コロナ禍以前はイベントなども多数開催されていた。広い芝生に寝転んでピクニックするのも楽しそうだ。
東武東上線「大山駅」の基本情報

池袋から3駅目の大山駅。都内でも有数の大きな商店街である「ハッピーロード大山」で知られている。
都営三田線の「板橋区役所前駅」にも徒歩圏内。当然、板橋区役所にも歩いて行けるので、生活上の手続きにも何かと便利な駅だと言える。
東武東上線「大山駅」周辺を調査してみた!

大山駅を象徴するハッピーロード大山は、改札を出たらすぐの場所にある。
駅の南口から西向きに総勢70店舗強の店が並んでいるため、商店街の先のエリアに住めば、買い物をしてそのまま帰宅することができる。
飲食店、書店、商店街らしい八百屋さんや魚屋さんはもちろん、100円ショップや銀行、スーパーなどもそろっていて、たいていの買い物はすみそうだ。
東武東上線「大山駅」周辺のおすすめスポット
先述したハッピーロード大山もおすすめだが、もう1つ反対側には遊座大山商店街もある。
ハッピーロードよりもやや落ち着いた印象だが、こちらもかなり充実した商店街のため、大山駅についてはどちら側に住んでも便利に暮らせそうだ。
地図を見てもらうとわかるのだが、大山駅は周辺に大きな道路が多い。車の走行音が気になる場合は、大通りから一本離れた場所を選ぶなど検討したい。また、駅から大きな道路を挟んだ場所に住むと通勤の際の信号待ちが面倒なことも。
内見の時など、距離感を確かめておくと良いだろう。
東武東上線「成増駅」の基本情報

成増駅は板橋駅の西端のエリアにある駅。さらに西に行くと和光市、南に少し行くと練馬区になる。
徒歩圏内に東京メトロ有楽町線・副都心線の「地下鉄成増駅」があり、どちらの路線も利用できる便利な駅だ。
東武東上線「成増駅」周辺を調査してみた!

北口にはスーパーの西友があり、南口と地下鉄成増駅との間にはさまざまな飲食店が集まっていて、どちらのエリアも便利そうだ。
また、少し歩くが川越街道沿いにニトリもあるので、引越しのあとの家具・インテリアアイテムの買い物も近所で済ませることができる。
東武東上線「成増駅」周辺のおすすめスポット
南口から徒歩15分ほど行くと、光が丘公園という練馬区でも屈指の大きな公園がある。コロナ禍でお散歩が習慣になったという人も多いのでは。
プールや図書館、テニスコートなども併設する施設なので、週末の運動習慣を作るにはぴったりだ。
東武東上線「和光市駅」の基本情報

和光市駅は埼玉県に位置する駅。有楽町線との相互直通運転を開始すると同時に東武東上線の急行停車駅となった。都内の他の東上線の駅に比べ、駅前も広々としていて大きなロータリーがある。
東京メトロ有楽町線・副都心線の始発でもあるので、通勤が多い人はこちらを利用するのも便利かもしれない。
東武東上線「和光市駅」周辺を調査してみた!

駅には直結の商業施設「エキアプレミエ」、南口にはイトーヨーカドー和光店、北口にはいなげやがある。大きなスーパーがどちら側にもあり、住宅街が広がっている。
比較的南口の方がお店が多く、にぎやかな印象だ。
東武東上線「和光市駅」周辺のおすすめスポット
和光市周辺は本田技研や自衛隊の駐屯地など大規模な敷地が多い。南へ20分ほど歩いたところに県営の樹林公園があるため、週末のリフレッシュにはぴったりだ。
東武東上線「ふじみ野駅」の基本情報

ふじみ野駅は富士見市に位置する駅。池袋駅からは急行で24分ほどで到着する。
駅直結の商業施設「ふじみ野ナーレ」にはスーパーの「東武ストア」やドラッグストアも入っているため、平日の仕事帰りなどにも駅周辺で買い物をすませて帰宅することができそうだ。
東武東上線「ふじみ野駅」周辺を調査してみた!
駅前は東口・西口とも大きなロータリーになっている。多くのバスが発着していて、近隣の商業施設や高校へ向かう路線バスのほか、羽田空港や成田空港へのシャトルバスも運行している。
※2021年6月現在、新型コロナウィルス感染拡大の影響で成田空港行きのバスは運休中(再開時期未定)
徒歩12分ほどのところには「イオン大井店」がある。また東口から大型商業施設の「ららぽーと富士見」へ行くバスも出ているため、車を持っていない人でも買い物が楽しめそうだ。
ふじみの駅周辺はほぼ住宅地だが、その分公園がちらほらとあり、どのあたりに住んでもちょっとした時間を過ごせる場所がありそうだ。
東武東上線「ふじみ野駅」周辺のおすすめスポット

桜の木がぐるりと囲むように生えている勝瀬原記念公園。春には青空と桜をセットに花見ができる公園だ。広い芝生はピクニックなどに最適で、付近に住む人は頻繁に出かけるほどの人気スポットである。
休日の昼には子どもが多く見られたが、平日はそこまで混雑していないのでおすすめ。近くには飲食店、マッサージサロン、美容院のに加えてドラッグストアや土産店も多く、幅広く買い物ができるエリアだ。
東武東上線「川越駅」の基本情報

川越駅は「小江戸」とも呼ばれ観光地としても有名な駅。東武東上線のほか、JR川越線も乗り入れている。JR川越線が1985年に埼京線との直通運転を開始したことで、さらに利便性の高い駅となった。
近隣には川越市駅(東武東上線の隣駅)・本川越駅(西武新宿線)が集まっている。
東武東上線「川越駅」周辺を調査してみた!

3番丁通りという商店街をはじめ、お酒の飲める飲食店・お土産物店・カフェなど多くのお店が集まる川越駅。
観光向けの施設だけでなく、エキア、アトレ、ドンキホーテなど住む人が便利に使えるお店も多い。
東武東上線「川越駅」周辺のおすすめスポット
駅から15分ほど歩けば蔵造りの建物が連なる地区がある。
時の鐘などよく知られる人気の観光スポットはもちろん、お寺や神社なども多いので、ほっと落ち着ける雰囲気だ。早朝や平日など、住んでいる人だから楽しめる時間帯にゆっくり満喫するのもいいだろう。
東武東上線「池袋駅」~「川越駅」のそのほかの駅情報
東武東上線「北池袋駅」の基本情報
北池袋駅は池袋駅の隣駅。繁華街の向こう側にあり、近くには住宅街と学校の多いやや落ち着いた雰囲気の駅。
池袋駅方面に少し歩くと、清掃工場に隣接した「健康プラザとしま」がある。温水プールやジムなどがあるので、ぜひ通いたい。
東武東上線「下板橋駅」の基本情報
下板橋駅はJR板橋駅にも近いため、複数路線が利用できる。駅の北口にはヨークマート、板橋駅方面に歩けばマルエツがある。
駅周辺には公園もあり、暮らしやすい駅。
東武東上線「中板橋駅」の基本情報
中板橋駅は、駅の周りをぐるりと石神井川が流れる雰囲気の良い街。東側には特にお店が多く、スーパーなど買い物にも困らない。
両隣の大山駅・ときわ台駅がかなり栄えているので、少し足をのばしてみるのもおすすめだ。
東武東上線「ときわ台駅」の基本情報
ときわ台駅は直結の商業施設がある大きめの駅。スーパーのオオゼキなど南北にお店が揃っているだけでなく、北口から少し歩くと常盤台公園がある。
各駅停車しか止まらない駅だが、池袋からわずか11分のため、かなり利便性の高い駅。
東武東上線「上板橋駅」の基本情報
上板橋駅はここまで紹介してきた駅の中ではやや落ち着いた駅。人気ラーメン店の「蒙古タンメン中本」の本店があることでも知られる。
駅の東側には平和公園という大きな公園があり、図書館もあるため、休日を静かに過ごしたい人にはおすすめの駅だ。
東武東上線「東武練馬駅」の基本情報
東武練馬駅の周辺は住宅地が広がっている。北側にはイオンがあり、日常の買い物のほとんどはこちらで済みそうだ。
東武東上線「下赤塚駅」の基本情報
下赤塚駅は地上駅だが、東京メトロ副都心線・有楽町線の「地下鉄赤塚駅」が開業されてさらに利便性が増した。
駅前には小さなお店がひしめいていて、スーパーはみらべるがある。
東武東上線「朝霞駅」の基本情報
朝霞駅は和光市の隣駅。大きなロータリーがあり、住宅地の広がる駅。埼玉県にもかかわらず、池袋から準急で15分とかなり利便性の高い駅といえる。
駅の近くには業務スーパーやチェーンの飲食店も多く、暮らしやすい駅だ。
東武東上線「朝霞台駅」の基本情報
武蔵野線の北朝霞駅と隣接する朝霞台駅。駅周辺にはフエンテ、サミットストアなどスーパーも充実。
乗り換え利用の人が多いため、朝晩はやや混みそう。混雑状況を確認しておきたい。
東武東上線「志木駅」の基本情報
志木駅は慶應義塾志木と立教大学の新座キャンパスがある学生の多い駅で、そのためかチェーンの飲食店が充実している。
駅前には個人の飲食店も多く、マルイとエキアがあるため買い物にも便利だ。
東武東上線「柳瀬川駅」の基本情報
柳瀬川駅は駅の西側に流れる大きな川から名付けられた駅。川沿いの並木道は散歩コースとしても楽しめそうだ。
駅の南側にはペアモールというショッピングセンターとサミットストアがある。
東武東上線「みずほ台駅」の基本情報
みずほ台駅までは池袋駅から準急で25分ほど。駅前にはマンションに囲まれたロータリーがあり、周辺にはスーパーがいくつもある。
駅周辺は住宅地のため、日常の買い物に必要な施設はひと通り揃っている印象だ。
東武東上線「鶴瀬駅」の基本情報
鶴瀬駅もみずほ台駅同様、住宅地に囲まれた駅。大きな駅ビルが隣接しており、両側にロータリーがある。
東側にはビッグ・エー、西側には東武ストアがあり、遅い時間まで営業しているため仕事帰りにも利用しやすい。
東武東上線「上福岡駅」の基本情報
上福岡駅は川越駅の2駅手前に位置する。池袋駅からは急行と各停を乗り継いで32分ほど。
東口に西友、西口にヤオコーがある。大きな駅ではないが、ロータリー周辺には大きな建物もあり、その周りに住宅地が広がっている。
東武東上線「新河岸駅」の基本情報
新河岸駅は川越駅の隣駅。駅前にはスーパーのコモディイイダがある。お店はそこまでないのだが、西口方面にある川越街道沿いには、たくさんの飲食店が並んでいる。
通勤に自動車を使う人には便利な駅だと言えそうだ。
東武東上線は、商業施設が多く暮らすには便利な路線!
今回、東武東上線沿線の駅は、駅の近くに買い物がしやすい場所が多くある。そのため、一人暮らしの学生から、家族暮らしの方まで幅広い世代の方にとって住みやすいというのがポイントである。
東武東上線沿線には、比較的閑静な駅が多いが、「池袋駅」などの大きな駅が身近にあるというのも大きなメリットだ。
東武東上線沿線に住むことを検討中なら、ぜひ上記で詳しく紹介した池袋駅、大山駅、成増駅、和光市駅、ふじみ野駅、川越駅の6つの駅を候補に入れてみてはいかがだろうか?
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