アロマを使った手作りバスボムの作り方!秋の夜長のバスタイムを楽しもう
手作りバスボムで、秋の夜長にゆったりバスタイム
風が涼しくなり、夜には虫の声が聞こえたり……季節はすっかり秋めいてきた。
季節の変わり目には体調にも影響が出やすいため、リラックスできる時間を大切にしたいところ。そこで今回は、秋の夜長のリラックスタイムにぴったりな「アロマバスボム」の作り方をご紹介。
シンプルな材料で簡単に作れるので、ぜひ試してみて!

アロマバスボムの作り方
アロマバスボムの材料

〈用意するもの〉
・重曹 120g
・クエン酸 60g
・片栗粉 60g
・食品用色素
・アロマオイル
・ドライハーブ(ハーブティーでもOK)
・プリンカップ(製菓用の型やお弁当用のシリコンカップでもOK)
・スプーン
・ボウル
・水を入れたスプレーボトルor霧吹き
※上記の分量で小さめのプリンカップ(底部の直径が5cm)を使用し、6個ほどのバスボムが作れる
※重曹とクエン酸は「食品にも使える」ことが明記されているものを使用してください
ドライハーブはインターネットでも購入可能。
アロマバスボムの作り方
ステップ① 材料を混ぜる
まずは重曹、クエン酸、片栗粉をボウルに入れて混ぜる。重曹がダマになっている場合はスプーンで砕くようにしながら全体が均一になるよう混ぜよう。
粉が混ざったらアロマオイルを5滴ほど、一箇所に固まらないように振り入れてさらによく混ぜる。

ステップ② 色付け
①で混ぜた材料に食品用色素を加えて色付けする。
少量でしっかりと色づくので、入れすぎに注意! まずは耳かき一杯ほどの量を加えてみて全体に行き渡るようよく混ぜてから、様子を見つつ好みの色になるように少しずつ足していくのがおすすめ。
色素の種類によっては、このあと水を加える工程で発色する場合もあるので、この時点では少し物足りないくらいの色にとどめておくと安心だ。

ステップ③ 水を加えてさらに混ぜる
スプレーボトルor霧吹きを使って、水を吹きかける。
このとき水を一度に入れすぎると重曹とクエン酸が反応して発泡してしまうので、スプレーボトルなら2プッシュほど、霧吹きなら控えめに1プッシュほどの水を加えるようにしよう。

水を加えたらよくかき混ぜ、再び水を少量加えかき混ぜて……と繰り返していく。
このとき色づき具合が物足りなく感じたら、食品用色素を足して色を調整する。
粉全体がしっとりと水分を含み、濡れた砂のような質感になるまで繰り返そう。スプーンを使ってボウルに粉を擦り付けてみて、固まりながらくっつくようになるくらいがほどよい湿り具合の目安。

ステップ④ 飾り付け
プリンカップにあらかじめドライハーブを入れておく。こうすることで表面にハーブがきれいに出て見栄えがよくなる。

残りのドライハーブはボウルの中の材料と混ぜ合わせよう。

ステップ⑤ 成形・乾燥
プリンカップの中に粉を入れていく。スプーンや指を使って押し固めるようにしながら入れよう。しっかりと粉同士が密着するまでギュッと押しながら粉を加えて、最終的に2cmほどの厚さになるようにする。

30分ほど経ったら型から取り出す。(完全に乾くと取り出す際に崩れやすくなるため、乾ききらないうちに型から出す)
型の周りを優しく少しずつ押すようにして周囲に隙間を作ってから、手のひらの上で逆さにしてトントンとカップの底を叩くようにすると取り出しやすい。

風通しの良い場所に並べて、1日ほど乾燥させたら完成!
見た目も香りも◎なバスボムでリラックスタイムを楽しんで!

100均やスーパー、ドラッグストアで手に入る身近な材料で、見た目も香りも華やかなバスボムを作れた。
お湯に入れると重曹とクエン酸の反応でシュワシュワと炭酸ガスが発生。片栗粉を入れたことで、ほんのりとなめらかなとろみも楽しめる。
アロマの香りも心地よく、リラックスタイムをワンランクアップさせてくれる。

見た目もかわいく仕上がるので、ラッピング映えも抜群。
身近な人におすそ分けするのもおすすめだ。
秋の夜長は、手作りのバスボム作り&風呂でのリラックスタイムを楽しんでみてはいかが?
※バスボムを使用する際は、ハーブが排水溝に詰まらないよう注意してください
文・写真=笹沼杏佳