【2020年版】Netflix(ネットフリックス)のおすすめ映画30選! 今こそ観るべき作品を6つのジャンル別で紹介

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Netflixのおすすめ映画30選! 今こそ観るべき作品を6つのジャンルから紹介

この記事では、配信サービスでもっとも大手と言える「Netflix(ネットフリックス)」で観られる映画から、今だからこそお家で楽しんでほしい30作品を、6つのジャンルに分けつつ、たっぷりと紹介しよう。

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Netflixのおすすめ映画:子供と一緒に楽しめる、ファンタジーでいっぱいのアニメ映画5選

子供と一緒に観られるファミリー向けの海外アニメ映画から厳選した5つの映画を紹介しよう。誰もが知る作品ばかりではないが、オトナもそのクオリティに感動できる、隠れたファンタジーの名作である。

Netflixのおすすめ映画その11:『ヒックとドラゴン』

主人公の少年はヴァイキングの族長の息子。いつか立派に戦うことを夢見ていたが、実際はひ弱なため周りから邪魔者扱いを受けていた。彼はある時、傷を負ったドラゴンと出会い友情を育んでいく。その行動はやがてヴァイキングたちの意識を変えていき、変革をもたらしていくことになる。

描かれているテーマは、異なる種族の者たちが共に生きる道を見つけようとする“共生”だ。それは、遠征・略奪を繰り返してきたヴァイキングの歴史へのアンチテーゼにもなっている。
キャラクター造形、脚本、演出など堅実に製作されており、特にラスト近くで描かれた“代償”のシーンに衝撃を受けつつも感動する方は多いだろう。
ドラゴンの飛行シーンは大迫力、終盤には想像をはるかに超えた大スペクタクルも展開する。3DCGアニメ映画の可能性を極限までに押し広げた、大人も子どもも間違いなく満足できる傑作である。

『ヒックとドラゴン』の情報

監督:クリス・サンダース、 ディーン・デュボア、出演:ジェイ・バルシェル、ジェラルド・バトラー、クレイグ・ファーガソンほか
2010年、1時間39分

Netflixで『ヒックとドラゴン』を観る

Netflixのおすすめ映画その12:『メガマインド』

スーパーヒーローではなく、憎まれ役のスーパーヴィラン(悪役)のほうを主人公にした、良い意味でひねくれた設定の作品だ。
ヒーローのほうは裕福な養親からの愛情を受けて育った自信過剰な”リア充”だが、悪役のほうは刑務所で囚人に育てられた世間からの嫌われ者。「どちらに感情移入ができるか?」と問われれば、圧倒的に後者なのである。スーパーヒーロー映画を皮肉った設定やギャグがてんこ盛りなので、そのジャンルが好きなオトナも大いに楽しめるだろう。

それでいて、悪役であることをアイデンティティとして生きてきた主人公の「本当のやりたいことは何か?」という自己実現、はたまたは普遍的な仕事にまつわる尊いメッセージもあるのが素晴らしい。
終盤にはネタバレ厳禁の衝撃的な展開もあり、思わぬ愛の物語にホロリと来る方も多いだろう。実は日本では劇場未公開なばかりか、ソフト発売もされていないという不遇の扱いを受けていたりもする。ぜひ、Netflixで観られるうちに観てほしい。

『メガマインド』の情報

監督:トム・マクグラス、出演:ウィル・フェレル、ブラッド・ピット、ティナ・フェイほか
2010年、1時間37分

Netflixで『メガマインド』を観る

Netflixのおすすめ映画その13:『マダガスカル3』

ニューヨークの動物園から逃げ出した4頭の動物たちを主役にした『マダガスカル』シリーズの第3作。前2作を観ていなくても全く問題なく楽しめる作品だ。
序盤からまばたきがもったいないほどのダイナミックかつアイデア満載のカーアクションが展開し、その後も尋常ではないアクションと見せ場の連続に「これはすごい!」と大興奮できるだろう。ケイティ・ペリーの楽曲「Firework」が流れるシークエンスの美しさも格別だ。

物語にはメインの4頭が故郷のニューヨークに帰るまでの冒険、刑事との攻防戦、落ちぶれたサーカス団の再建物語という3つの軸が存在する。そのどれもがお互いを邪魔することなく、むしろ相乗効果で各場面が面白くなっているのが見事。90分という短い上映時間だとは思えないボリューム感がある。終盤にはこれまでの伏線をすべて回収するかのような怒涛の展開。面白すぎてびっくりする、子供向けだと甘く見ないでほしい1本である。

『マダガスカル3』の情報

監督:トム・マクグラス、 エリック・ダーネル、 コンラッド・ヴァーノン、出演:ベン・スティラー、クリス・ロック、デヴィッド・シュワイマーほか
2012年、1時間35分

Netflixで『マダガスカル3』を観る

Netflixのおすすめ映画その14:『ガーディアンズ 伝説の勇者たち』

主人公はいたずら好きの妖精ジャック・フロスト。子どもたちに怖い夢を見せることで世界を闇に変えようと企む悪の精霊ピッチに立ち向かう、ファンタジーアニメ映画だ。ジャックの仲間には、サンタクロース、イースターバニー、歯の妖精トゥースフェアリー、眠りの妖精サンドマンといった、アメリカではおなじみの伝承にまつわるキャラクターが勢ぞろいする。

サンタクロース以外は日本人にとっては馴染みがないかもしれないが、「誰もが知るおとぎ話の主人公が『アベンジャーズ』のように集結して戦う」と考えればコンセプトがわかりやすいだろう。
物語は王道そのもの、ファンタジックで美しい映像と、目を見張るスペクタクルも連続する。“勇気と希望”を高らかに謳いあげたまっすぐなメッセージは、今の世の中にこそ必要と思えるものだ。

『ガーディアンズ 伝説の勇者たち』の情報

監督:ピーター・ラムジー、出演:クリス・パイン、アレック・ボールドウィン、ジュード・ロウほか
2012年、1時間39分

Netflixで『ガーディアンズ 伝説の勇者たち』を観る

Netflixのおすすめ映画その15:『アーサー・クリスマスの大冒険』

特筆すべきは、サンタクロースによるプレゼント配りを、ハイテク機器も使った大規模な“事業”として描いていること。「どうしてサンタは、世界中の人にプレゼントを配れるんだろう?」という子供の疑問に答える作品だ。
映像面も見応えが存分。サンタ目線でそりが空を滑空し、トナカイが目の前を走る様は、さながらジェットコースターだ。「夜が明けるまでに1つだけ届け忘れていたプレゼントを持っていくんだ!」という物語も、シンプルがゆえに誰にも楽しく観られるだろう。

オトナにとっては、家族の物語としても興味深く観られるかもしれない。主人公は気が弱くておっちょこい、その兄は効率的な方法に固執しすぎていて、父のサンタは無責任を絵に描いたような人物になっているなど、それぞれが違ったダメダメぶりを見せつけている。それに付随する、“世代交代”にまつわるドラマも見応えたっぷりだ。なお、Netflixではサンタクロースのエピソードゼロを描いたオリジナルのアニメ映画『クロース』も配信中であり、こちらもアカデミー賞ノミネートなど世界中から絶賛された傑作である。

『アーサー・クリスマスの大冒険』の情報

監督:サラ・スミス、出演:ジェームズ・マカヴォイ、ヒュー・ローリー、ビル・ナイほか
2011年、1時間37分

Netflixで『アーサー・クリスマスの大冒険』を観る

次のページでは、Netflixのおすすめ映画から「ちょっとオトナ向け?現実での戦いを描いた日本のアニメ映画5選」をご紹介する。

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