【2020年版】Netflix(ネットフリックス)のおすすめ映画30選! 今こそ観るべき作品を6つのジャンル別で紹介

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Netflixのおすすめ映画30選! 今こそ観るべき作品を6つのジャンルから紹介

この記事では、配信サービスでもっとも大手と言える「Netflix(ネットフリックス)」で観られる映画から、今だからこそお家で楽しんでほしい30作品を、6つのジャンルに分けつつ、たっぷりと紹介しよう。

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Netflixのおすすめ映画:観ればやる気がみなぎる?お仕事映画5選

非常事態の中で懸命に生活を営んでいる今だからこそおすすめしたい、仕事におけるドラマを描いた5つの映画を紹介する。

Netflixのおすすめ映画その6:『マイ・インターン』

70歳の老紳士がシニア・インターン制度でベンチャー企業に採用されたことから始まる物語。
彼が自主的に行動することで会社の悪しき習慣をカンタンに変えてしまう様子や、新しいことに挑戦し進んで学び取ろうとする姿勢は、新入社員の方であれば大いに学べるところがあるはず。“年の功”から来る経験値を持って適切なアドバイスをしたり、高圧的な態度を取ることなく仕事仲間を褒め称える彼は、年長者のあるべき姿を教えてくれるだろう。

もう1人の主人公である社長は“やり手”に見えるが、忙しすぎるがあまり「周りのことが見えてなかった」ことが明らかになってくる。その姿からは、限界を超えて仕事をしている上司や同僚、部下とどう接するべきか、というヒントももらえる。組織やコミュニケーションにおける学びがたくさんある、すべての仕事人にぜひ見てほしい1本だ。

※『マイ・インターン』についてはこちらでも解説しているので、については以下の記事でも解説しているので合わせて参照して欲しい。
【解説】映画『マイ・インターン』で得られる「5つ」の仕事の“学び”とは

『マイ・インターン』の情報

監督:ナンシー・マイヤーズ、出演:ロバート・デ・ニーロ, アン・ハサウェイほか
2015年、2時間1分

Netflixで『マイ・インターン』を観る

Netflixのおすすめ映画その7:『マイレージ,マイライフ』

主人公は企業の代理で解雇や雇い止めを言い渡す仕事のために、。米国中を飛び回っている。新入社員による「ネット通話で解雇を言い渡して出張の経費削減をする」という提案に難色を示した彼は、その教育のため出張に同行させる……というあらすじ。大不況の世の中で解雇を告げなければいけない心苦しさ、リモートワークなどの要素はなかなかタイムリーだ。

主人公は独身で、目標としているのは飛行機のマイレージで1000万を達成すること(それはただの数字だと新人に言われる)。出張先で妹夫婦に頼まれた”パネル”を持って記念写真を代理で撮影する(そのパネルはスーツケースからはみ出ている)など、彼の悲哀がそこかしこに見える演出がにくい。
彼がどのような想いで解雇を言い渡す仕事を続けているのか?と考えると胸が痛くなる。後味スッキリな作品ではないが、だからこそ自身の仕事について思いを巡らせるきっかけになるだろう。

『マイレージ,マイライフ』の情報

監督:ジェイソン ライトマン、出演:ジョージ・クルーニー、ヴェラ・ファーミガ、アナ・ケンドリックほか
2009年、1時間50分

Netflixで『マイレージ,マイライフ』を観る

Netflixのおすすめ映画その8:『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

主人公のシェフは、評論家から酷評されたことに腹を立て、Twitterで口汚く反論してしまったため大炎上、そのせいで店から解雇されてしまう。
金ナシ職ナシというキツイ事態に追い込まれてしまったはずなのだが、語り口が軽妙であるため、ちっとも暗い雰囲気にはならない。ウジウジと悩んでいるばかりではなく、事態を好転させるためにあの手この手を使い、時には逆境こそをチャンスに変えようともする過程を見て、勇気づられる方は多いだろう。

監督(および主演)は『アイアンマン』で知られるジョン・ファヴローで、「起こっている出来事が深刻でも明るい雰囲気で楽しめる」という作家性が今回も存分に発揮されている。
主人公の「本当はしっかり創意工夫をした料理を作りたかったのに、堅物のオーナーから止められてしまい、それが評論家からの悪評を買った」という姿は、様々な要望やエゴが飛び交う映画業界でがんばっているジョン・ファヴローという映画人そのものに思えてくるというのも面白い。ちょっと下ネタが多いが、それが大丈夫なのであれば文句なしにオススメできる1本だ。

『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』の情報

監督:ジョン・ファヴロー、出演:ジョン・ファヴロー, ソフィア・ベルガラ, ジョン・レグイザモほか
2015年、1時間54分

Netflixで『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』を観る

Netflixのおすすめ映画その9:『パッドマン 5億人の女性を救った男』

安価で安全な生理用ナプキンを考案した、実在の人物をモデルにしたインド映画。
重要なのは、彼が女性の雇用を生み出し、その経済的な自立をも促したということ。
2001年当時のインドは今以上に女性の社会進出が難しかった。しかし彼が発明したナプキン製造機がその壁をを壊していくのである。彼が“PADMAN”というスーパーヒーローのような名前で呼ばれるのは、多くの女性を救ったヒーローそのものだからだ。

主人公は周りから見ればクレイジーな行動を取ることもあるのだが、その行動が本作の一番の感動へとつながっていく。周りからどう思われようとも、見放されて1人だけになっても、決してあきらめることなく愛する妻のため猪突猛進になって働く主人公に「頑張れ!」と感情移入できるのだ。女性の生きづらさ、生理の大変さも伝わる、男性にこそ観てほしい1本だ。

『パッドマン』の情報

監督:R・バールキ、出演:アクシャイ・クマール、ソーナム・カプール、ラーディカー・アープテーほか
2018年、2時間10分

Netflixで『パッドマン』を観る

Netflixのおすすめ映画その10:『マネー・ボール』

貧乏球団のスカウトマンが、選手を客観的に評価する「統計」の手法を知り、過小評価されている戦力を発掘、低予算でチームを改革しようと試みる物語だ。感情論に頼らず論理的に選手のデータを参照し、実際に勝利を収めていく過程はそれだけで面白い。

同時に、主人公の仕事への“割り切れなさ”も描かれるようになっている。統計から選手を評価するというのはベテランのスカウトたちの意見をないがしろにすることでもある。彼は選手と仲良くしようとせず、合理的に自分の務めを果たそうとしているのだが、そこにはやはり“感情”が渦巻いている。人間の当たり前の姿を淡々と映すことで、自身の仕事や役目についてもフィードバックができる映画である。

『マネーボール』の情報

監督:ベネット・ミラー、出演:ブラッド・ピット、ジョナ・ヒル、フィリップ・シーモア・ホフマンほか
2011年、2時間13分

Netflixで『マネーボール』を観る

次のページでは、Netflixのおすすめ映画から「子供と一緒に楽しめる、ファンタジーでいっぱいのアニメ映画5選」をご紹介する。

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