【2020年版】Netflix(ネットフリックス)のおすすめ映画30選! 今こそ観るべき作品を6つのジャンル別で紹介

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Netflixのおすすめ映画30選! 今こそ観るべき作品を6つのジャンルから紹介

この記事では、配信サービスでもっとも大手と言える「Netflix(ネットフリックス)」で観られる映画から、今だからこそお家で楽しんでほしい30作品を、6つのジャンルに分けつつ、たっぷりと紹介しよう。

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Netflixのおすすめ映画:とにかくスカッとできるアクション映画5選

まずは、辛く暗い気持ちを吹き飛ばしてくれるかもしれない、派手な見せ場のあるアクション映画5選を紹介しよう。

Netflixのおすすめ映画その1:『アクアマン』

スーパーヒーロー映画は数多いが「関連作品を観ていないくても楽しめる」「スピーディかつ大胆なアクションてんこ盛り」「マッチョな主人公が超カッコいい」ということで万人にオススメできるのがこの『アクアマン』だ。
2時間23分の上映時間の3/4はバトルシーンであり、「会話が長くなりそう」と思ったらだいたい爆発が起こってアクションに突入する。退屈するシーンがほとんどない。

素晴らしいのは“奥行き”を感じさせるカメラワーク。ぐるぐると回転する視点でアクションを立体的に見せ、時にはキャラの疾走に合わせてカメラが追いかけていくという躍動感。最新の映像技術を惜しげも無く使った大スペクタクルも次々と展開しているので、SNSでは「クリスチャン・ラッセンの絵が暴れている」「まるで戦闘力の高いスイミー」などのパワーワードと共に賞賛されていた。とにかく「ずっと楽しませてやる!」というサービス精神で満腹になれる快作である。

『アクアマン』の情報

監督:ジェームズ・ワン、出演:ジェイソン・モモア, アンバー・ハード, ウィレム・デフォー ほか
2019年、2時間23分

Netflixで『アクアマン』を観る

Netflixのおすすめ映画その2:『チャッピー』

世界初の人工知能を持ったロボットの「チャッピー」が、ストリートギャングに誘拐されたことから始まる物語。
犯罪多発都市を舞台にしたSF映画という点では『ロボコップ』を思い出すが、実は“子育て映画”の側面も強い。何しろチャッピーは人間に置き換えれば生まれたての子供。そして彼の親代わりとなるのが「北斗の拳」のザコキャラのような見た目で、性格もメチャクチャなギャングのカップルなのである。

ギャングのカップルが不器用なりに親の務めを果たそうとしたり、生みの親であるエンジニアの男が「ギャングみたいなことをしちゃだめだ!」「僕のほうが正しい!」と真面目に教育しようとしたりする様子が面白い。
終盤には同じ監督の『第9地区』と同様の派手かつ熱気に満ちた展開もあるのでアクション好きにはたまらない。善玉役を数多く演じてきたヒュー・ジャックマンが、クズな悪役を見事に演じているのも見逃せないポイントだ。

『チャッピー』の情報

監督:ニール・ブロムカンプ、出演:ヒュー・ジャックマン, デヴ・パテルほか
2015年、2時間

Netflixで『チャッピー』を観る

Netflixのおすすめ映画その3:『ベイビー・ドライバー』

天才的なドライビングセンスが買われ、組織で“逃がし屋”として働く少年が主人公。彼は子供の頃にあった交通事故が因の後遺症で耳鳴りが止まらず、いつもイヤフォンで音楽を聴いている。
彼の完璧な仕事ぶりを見せるオープニングから、ノリノリなBGMに合わせたキレのある編集でテンポ良く見せていく。
大迫力のカーアクションはもちろん、個性が強すぎる仲間たち、愛おしい主人公のキャラ描写も相まって、犯罪映画でありながらワクワクしてしまうエンターテインメント性が満載だ。

望まずして犯罪者の片棒を担がされるという内容だが、とても優しい気持ちにもなれる作品だ。ファミレスで働く女の子とのラブロマンスもとても魅力的で、彼らが音楽を通して意気投合し次第に惹かれ合っていく様も描かれている。
やがて主人公は逃がし屋から足を洗うことを決めるが、犯罪組織のボスはそれを許してくれない。それからの怒涛の展開、まさかまさかの意外なラストまで心を鷲掴みにされる傑作である。

『ベイビー・ドライバー』の情報

監督:エドガー・ライト、出演:アンセル・エルゴート, リリー・ジェームズ, ジェイミー・フォックスほか
2017年、1時間52分

Netflixで『ベイビー・ドライバー』を観る

Netflixのおすすめ映画その4:『イコライザー』

派手なだけじゃない、落ち着いた雰囲気もあるアクション作品としておすすめしたい。
なにしろ始まって30分は「何も起こらない」。ホームセンターで働くおじさんが、ガードマンの試験を受けようとする同僚にアドバイスをしたり、行きつけのダイナーで出会う売春婦の少女と友情を育んだりしているという、日常的な光景がただ映し出される。主人公の気難しい見た目に反して、意外にも親しみやすい雰囲気が構築されていると言ってもいいだろう。
この「何も起こらない」あいだでも、主人公が病的なまでに神経質な面や不眠症を患っている様子や、その日常を大切にしていることが伝わってくる。

物語の後半では、主人公はまるで「必殺仕事人」のように悪党どもを成敗し、死闘を繰り広げていくことになる。もちろん、そこにはあの頃の日常など見る影も無い。その悲壮感とギャップを描くためにも、「何も起こらない30分」は必要だったのだ。
屈強な主人公が悪党たちをあの手この手で倒していく様は痛快そのもの、彼のあまりの強さに良い意味で笑ってしまうという方も多いだろう。

『イコライザー』の情報

監督:アントワ・フークア、出演:デンゼル・ワシントン, マートン・チョーカシュ, クロエ・グレース・モレッツほか
2014年、2時間12分

Netflixで『イコライザー』を観る

Netflixのおすすめ映画その5:『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』

問題行動を起こして居残りを命じられた4人の高校生が、テレビゲームの世界に閉じ込められて何とかゲームクリアを目指すという、コメディ要素の強いアクション映画だ。
現実でのインスタ女子がゲームの世界では小太りのおっさんになったいたり、現実の冴えないオタク少年がゲームでは筋肉ムキムキのマッチョ男になっていたりの“入れ替わり”の要素はそれだけで楽しく、バラエティ豊かなステージを知恵と勇気を振り絞って次々に攻略していく様はまさにゲーム的な楽しさに満ちている。

ゲームがただの娯楽というだけでなく、時には人間的な成長をも促してくれるという普遍的な事実も示している作品だ。今はオンラインゲームで他者と(感染の危険もなく)交流することができるので、本作で訴えられた“ゲームの有用性”がより感じられるのではないだろうか。
Netflixでは前作に当たる1995年の映画『ジュマンジ』も配信中であり、こちらは子供向けとしては良い意味でダークで怖い描写もあるアドベンチャー映画となっている。

※『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』については以下の記事でも解説しているので合わせて参照して欲しい。
【解説】映画『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』が示す“ゲームが人生にもたらす影響”

『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』の情報

監督:ジェイク・カスダン、出演:ケヴィン・ハート, ジャック・ブラック, ドウェイン・ジョンソンほか
2018年、1時間59分

Netflixで『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』を観る

次のページでは、Netflixのおすすめ映画から「観ればやる気がみなぎる?お仕事映画5選」をご紹介する。

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