【猫との暮らし】2DKに総勢7匹。猫に囲まれた賃貸暮らしの苦労と喜びを取材してみた
猫に囲まれて暮らす。猫好きなら誰もがうらやむ生活の背景には、1人の女性の惜しみない愛と知恵と奮闘があった
猫のためのリノベーション!?
約7年前、河川敷でまだ幼い廉太郎を拾ったことから始まった愛猫との生活。その後も拾ったり保護した結果、総勢7匹の猫と暮らすこととなった歌慧秋さんが今回の主人公。その住まい探しは大変だったそう。
「ペット可物件といっても、飼って良いのはたいてい3匹まで。そんな時、今の物件と出合いました。猫に理解のある大家さんと猫好きな施工会社さんが、リノベーション前提で入居者を募集していたんです」
猫のために選んだ部屋
自由に猫仕様の部屋にできることが、歌慧秋さんがこの物件を選んだ最大のポイントだ。7匹と適に暮らすため、施工会社と相談した上でリノベーション。玄関ドアの内側に格子戸を設け、不用意にドアを開けた際、猫たちが外へ出てしまわないようにした。
一方で室内は猫と過ごしやすいように改装。一部屋あった和室は洋室にし、全室の床を猫にやさしいクッションフロアに張り替えた。壁には調湿・消臭効果の高いシラス材を塗り、キャットウォークシェルフも張り巡らせた。

ベットでゴロゴロ。みんな仲良しそうだ
リノベーション費用は大家さんが負担!?
「リノベーションの費用は全部で200〜300万円くらいかかっているんじゃないでしょうか」
費用は大家さんが全額負担。その分月々の賃料は上がるが、それでも周辺の相場とほぼ同じである。
「以前は猫のにおいが気になり、友達を家に呼べませんでした。でも壁にシラス材を塗ったことでにおいがなくなり、今では猫好きではない友達からも『くつろげる部屋だね!』と好評です」
こまめな掃除が欠かせないことや旅行に行けない点など、7匹と暮らすにはそれなりの苦労もあるが、愛猫たちのいない毎日は想像もできないという。
「落ち込む暇がないほど、この子たちのおかげで忙しい(笑)。元気をもらったり、癒やされたりと、プラスのほうが大きいです。」
と、歌慧秋さんは笑顔を見せた。

おしゃべり好きの寧々。
文字=籠島康弘
写真=阿部昌也
※※「CHINTAI2017年3月2日号」の記事をWEB用に再編集し掲載しています。
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