一人暮らしで使う洗濯機の選び方とは?

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一人暮らしの洗濯機は、どんなものを選べば良い?

一人暮らしで揃える人が多い家電のひとつが洗濯機だ。失敗せずに洗濯機を選ぶためには、商品のどのようなポイントに注目すると良いのだろうか。

失敗しない!一人暮らしの洗濯機の選び方

洗濯機選びのポイントは以下の5つ。

  • サイズ
  • 縦型かドラム式か
  • 容量
  • 予算
  • 静穏性
  • お手入れ

一人暮らしの洗濯機の選び方①サイズから選ぶ

どんなにコスパや機能面で優れている洗濯機でも、設置できなければ意味がない。
以下の4つに注目して、自宅に設置できるものを選ぶ必要がある。

  • 搬入できるか
  • 防水パンに入るか
  • 蛇口にあたらないか
  • 蓋やドアが開けられるか(ドラム式では右開き・左開きに注意)

搬入経路については設置する場所だけでなく、廊下や階段など共用部分の導線も確認しよう。

一人暮らしの洗濯機の選び方②「縦型」or「ドラム式」自分に合ったものを選ぶ

洗濯機には「ドラム式タイプ」「縦型タイプ」という2種類が存在する。どちらを選ぶかによって、使い勝手だけでなくサイズにも大いに影響するのであわせて確認しておきたい。

縦型の洗濯機

比較的お財布に優しいのは縦型洗濯機

ドラム式に比べてコンパクトで安価なのが特徴。1万円台で購入できる商品もある。
以下の場合は、縦型の洗濯機が使いやすいだろう。

  • 部屋に浴室乾燥機がある
  • おしゃれ着が多い
  • 洗濯機置き場が小さい

ドラム式

ドラム式洗濯機
乾燥機能付きが必須ならドラム式が◎

縦型よりもサイズが大きく高額になるものの、たたき洗いなどの機能が充実しているほか、乾燥機能がついている場合は干す手間を大きく軽減することができる。
以下の場合は、ドラム式の洗濯機を購入することをおすすめする。

  • 手持ちの衣類に乾燥不可のものが少ない
  • 洗濯物を干すのが面倒/忙しい
  • 部屋やベランダが狭く、干すスペースがない
  • 洗濯機置き場が大きい

一人暮らしの洗濯機の選び方➂「容量」はまとめ洗いの量で決めよう6~7kgがおすすめ

一人暮らしでは洗濯物の量が少ないため、数日分をまとめ洗いする人がほとんどだろう。季節にもよるが、1日の洗濯物の量を約1~1.5kgだと考えると、3日溜めて約4~5kg、休日にまとめて洗うなら約6~8kgになる。縦型かドラム式かでも変わるので、自分の洗濯の頻度などから考えてみよう。

また、洗濯機に入れる衣類の量は8分目くらいが適量。多く入れすぎると洗剤が溶け残ってしまったり、汚れが落ちにくかったりする場合もある。
そこで、一人暮らしには6~7kgほどの容量がある洗濯機がおすすめだ。

一人暮らしの洗濯機の選び方④「予算」に収まるものを選ぶ

洗濯機のような大きな家電は、配送料(エレベーターがないときは追加料金など)や設置料が発生する場合が多い。商品単体の金額だけに着目せずに予算を決めよう。はじめての一人暮らしは色々なアイテムをそろえる必要があるため、慎重に検討してほしい。

一人暮らしの洗濯機の選び方⑤「静音性」に優れているものを選ぶ

一人暮らしでは、日中は忙しいために帰宅してから洗濯機を回す人も多いだろう。帰宅が遅く、洗濯が夜遅い時間帯になりやすい人は、静音性も確認して購入しよう。

環境省が定める「騒音に係わる環境基準」によると、一般的な住宅街において昼間(午前6時〜午後10時)は55dB以下、夜間(午後10時〜翌午前6時)は45dB以下が基準
そのため、購入の際にはどの程度の騒音が発生するかdBの値を確認し、洗濯・乾燥ともに45dB以下の静音設計タイプを選ぼう。

一人暮らしの洗濯機の選び方⑥:「お手入れ」が楽なものを選ぶ

洗濯機を使うと、糸くずやホコリなどの細かいゴミが洗濯物から落ちる。それらのゴミは洗濯機に搭載されている「糸くずフィルター」に溜まるっていく。フィルターは定期的にお手入れしないと役目を果たせなくなり、水漏れなど、重大な故障に繋がるため注意する必要がある。簡単にお手入れできる洗濯機を選ぼう。

一人暮らしにぴったりな洗濯機を見つけよう

一人暮らし用の洗濯機はコスパや値段だけで選ぶと失敗してしまう可能性も少なくない。自分のライフスタイルや、洗濯機の特徴などを知ったうえで選ぶのがおすすめだ。

ぜひ新生活にぴったりな洗濯機を見つけ、一人暮らしを満喫してほしい。

※2022年7月加筆=CHINTAI情報局編集部

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