CHINTAIがレクチャー!見落としがちな物件の内見ポイント7選
気になる物件があったときに、実際にそのお部屋の中を確認しにいく内見。いざ住んだときのイメージを掴むためには、とても大切な作業です。
後悔しない引越しをするためには、お部屋の中のイメージや設備、周辺環境など確認すべき項目がたくさんあります。しかし、特にはじめて一人暮らしをする方は、どんなところに注意して内見をすればよいのか分からないのではないでしょうか?
そこで今回は、多くの方が見ている内見のポイントをご紹介。さらに、CHINTAIが教える実は大切な内見ポイントも大公開します!
多くの人が見ているのは「水周り」!
内見をする際にどこをチェックするかについて、アンケートを実施しました。

「内見のときはどこを見る?」
※20代~30代の男女330名に調査。(2016年12月8日CHINTAI調べ)
水周りがダントツの6割強! 特に、水周りは写真だけだと分かりにくいというのが理由かもしれませんね。
他にも窓からの眺望や扉のたてつけ、ごみ置場などの建物の共用部を確認している方がいるようです。内見をする際にはどれも大切なポイント。ですが、見落としがちな部分でもあります。
そこで今回は、人気の少なかった「眺望、扉のたてつけ、建物の共有部」の注目ポイントと、その他にも内見の際に見るべき箇所とあわせて、7つのポイントをお伝えします。
水周り以外の項目の見るべきポイント
1.眺望
内見の際は物件設備などに注目しがちなので、お部屋のからの眺めをよく見る方は少ないかもしれません。しかし、この眺望こそがとても重要な場合も!
特に一人暮らしの女性は、向かいの建物から自分の部屋が見えないかどうかをきちんと確認しましょう。防犯面でも安心です。
また、窓がついている方角を確認するのもおすすめ。方角によって日があたる時間が異なるので、どの時間帯に洗濯物を干したら乾きやすいのかも分かります。
2.扉のたてつけ
居室や収納の扉の開け閉めをしてみて、使いやすさをチェック!写真だけでは分からない古さが分かることも。
また、これからの暖かい季節に内見をする方は、扉の締りも要チェック!締りが悪いと冬はすきま風で寒いこともあります。季節が変わっても快適に過ごせそうかも確認すると後悔も少ないはず。
3.共用部
既に住んでいる方のマナーや質が分かるのが共用部です。ごみ捨場や集合ポスト、自転車置き場の使われ方などもチェックしましょう!
また、オーナーさんの管理具合なども分かります。共用部がきれいなのは、オーナーさんが定期的にメンテナンスをしているという証拠。
(場合によっては、住人が交代で行っていることもあります)
きれいにしているオーナーさんだと、お部屋の設備などの故障があったときもきちんと対応してくれる傾向にあります。逆に、共用部が汚いと故障などの際になかなか対応してくれないことも……。
共有部は自分で気をつけていても、どうにもできないこともあるので、必ず確認したいポイントです!
その他にも重要な内見ポイント
アンケートで出た項目以外にも、実は見ておくと住んでからも後悔せずにすむ場所があるんです!ポイントを抑えて効率よくお部屋の内見をしましょう。
4.換気扇
換気扇は実際に回してみましょう! 長時間回すことになるのでいざ住んだときに、音がうるさいとストレスを感じる場合もあります。
音がうるさいかもと感じたら、入居前に大家さんに修理してくれるか相談してみるのもよいかもしれません。
5.ベランダ
隣の部屋と接していることの多いベランダ。隣の部屋を覗くのは厳禁ですが、隣のべランダからゴミが溢れそう、など使い方が気になるようなら、注意することをおすすめします。
6.収納スペース
押入れなど、収納スペースの奥行によっては、男性のスーツが入らない場合もあります。サイズは確認しておきましょう。
また、空気がこもりやすい押入れは清掃していてもカビが生えてしまうことも。押入れの中は見落としがちですが、お部屋全体が湿気やすいかを見る基準として、内見時には要チェックポイントです!
7.最後は外観もチェック!
外から自分が住む予定のお部屋がどう見えるのかを確認! 防犯の面で死角になっている部分がないか、見え過ぎてしまう部分がないかを確認するのをおすすめします。
まとめ
お部屋からの眺望やごみ置場、換気扇など、普段は気にしないようなところでも内見の際にチェックすべきポイントはたくさんあります。
特に、一人暮らしの女性は防犯対策がとても大切。いろんな視点で内見をして、後悔のないお部屋探しをしてくださいね。
▽内見当日の流れについてもっと知りたい人はこちら!
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