とろける甘さ×さわやかな香りでやみつきに！レンジで簡単「りんごバター」のレシピ
レンジで絶品！とろけるりんごバターのレシピが知りたい
秋が旬の果実といえば、真っ赤に輝く「りんご」！
この時期のりんごは甘みがぎゅっとつまっておいしくなる上に、価格も安いのでついつい買いすぎてしまうことも。
りんごを買いすぎてしまった、そんなときは……
りんごが余ってしまった……そんなときは、「りんごバター」を作るチャンス！甲信地方のお土産などで有名なりんごバターだが、実は簡単に手作りできるのだ。
そこで、今回はりんごバターのレシピをご紹介。
めちゃくちゃおいしい上に使い勝手がよく、保存がきくので旬の時期に作りだめしておくのが吉！りんごとバターさえあれば、電子レンジであっという間に作れるので、ぜひ試してみて！
りんごが旬の今がチャンス！ りんごバターを作ってみよう
レンジで簡単！りんごバターのレシピ
材料（りんご１個分）
・りんご＝1個
・無塩バター＝80g
・砂糖＝50g
・塩＝ふたつまみ
・レモン汁＝小さじ1
・（好みで）シナモン＝2～3振り
※有塩バターを使う場合は、分量の塩を除く
りんごバターの材料はこちら
りんごバターの作り方
①. りんごは皮をむいて6等分に切り、芯を除く。おろし器ですりおろし、レモン汁を混ぜる。
多少大きいかけらが残ってもOK。変色しやすいのですぐにレモン汁を混ぜる
②. 砂糖、塩を加えてよく混ぜ、600Wの電子レンジで3分加熱する。（フタやラップはかけないこと）
使う砂糖は、こっくり仕上げたい場合はきび砂糖や三温糖、すっきり仕上げたい場合はグラニュー糖がオススメ
りんごの水分と溶けた砂糖でシャバシャバしている状態。ラップをせずにレンジで加熱してこの水分を飛ばしていく
③. レンジからいったん取り出し、全体を混ぜてからさらに3分加熱する。
水分が蒸発し、ジャムのような状態になればOK
④. 熱いうちにバターを加え、完全に溶け切るまで混ぜる。好みでシナモンを加える。
あとはバターを混ぜるだけ！
苦手でなければ、ぜひシナモンも加えてみて。グッと香りがよくなって、アップルパイのフィリングのようなおいしさに
あっという間に、りんごバターの完成！
⑤. 長期間保存する場合は、煮沸消毒またはアルコール消毒したフタ付き容器に入れ、粗熱がとれたら冷蔵庫または冷凍庫で保存する。冷蔵の場合は1ヶ月、冷凍の場合は半年ほど保存可能。
消毒したフタつき容器に入れれば、長期間保存もOK！
簡単なのに絶品。さわやかな甘さ＆濃厚バターでたまらないおいしさ！
りんごのおいしさがギュッと詰まった魔法のバター
すりおろしたりんごを電子レンジで加熱してバターと混ぜるだけで、あっという間に手作りりんごバターの完成！
パンにたっぷりのせて一口……
う、うまぁ〜〜〜い！！！！
ああ、ほっぺが落ちそう……！！
簡単なのに、驚くほど絶品！
りんごのさわやかな香り、とろける甘さ、バターのまろやかさが一体となり、たまらないおいしさ。脳内に幸せホルモンがバシバシと放出されまくっているのを感じる。
少し加えた塩も効いていて、甘さの中にもキレがあるので食べ飽きない。正直、りんご1個分のりんごバターはすぐになくなってしまいそう。
「アップルパイ」ならぬ「アップルパンケーキ」、最高！！
りんごバターの相棒はパンだけにとどまらない。
パンケーキにトッピングすれば、嬉しくって踊りだしたくなるようなおいしさ。
バニラアイスに、フレンチトーストに、りんごバターをトッピングするだけでとびきりのデザートに変身する。
肉料理とも意外な相性！
スイーツだけでなく、料理にもぜひ使ってみて。
肉を焼いたフライパンにりんごバターとしょうゆを少量混ぜて加熱すれば、甘じょっぱさが絶妙なステーキソースに。カレーの隠し味にもおススメだ。
旬のりんごで作るお楽しみ。やみつきになること間違いなし！
パンにスイーツに料理にと、活躍の幅が広いりんごバター。たっぷり作っておけば、色々な楽しみ方ができそうだ。
びっくりするほどおいしいのに、レシピは超簡単。レンジで手軽に作れるので、ぜひお試しあれ。
きっと秋が来るたびに作りたくなる、定番の保存食になることだろう。
りんごの季節に必ず作りたい、絶品りんごバター
文・写真・レシピ＝よしもとこゆき
フードコーディネーター、ライター。世界にもっと「美味しい」魔法を広めるため、レシピ開発やスタイリング、飲食店プロデュースなど食に携わる仕事を中心に、デザインやイラスト、コラムの執筆など幅広く活動中。web：http://table411.net/
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