【猫との暮らし】1K一人暮らしで猫2匹との生活を謳歌中!上手に暮らす秘策とは!?
一人暮らしで猫との暮らしを始めたいけど始められない人必見!? 猫との暮らしのヒントを紹介
一人暮らしで猫を飼う…。憧れではあるけれど、「お金がかかりそう…」「家を空けられないのでは?」「一人暮らしの部屋に猫を飼うのはかわいそう…」「そもそも一人暮らしで猫を飼える物件に出会える?」そんな不安や悩みが拭えない方も多いのでは?
今回登場してくれるNさんも、同じような不安を持っていたひとり。けれど今や、1歳半の黒猫の“まる”と、生後4ヶ月のぶち猫“すず”の2匹と暮らす生活を謳歌中!そこには、猫を飼いたいけど迷っている一人暮らしの人にとって、ヒントになる秘策がたくさんあった。

プロフィール
名前:Nさん
職業:化粧品販売
年齢:25歳
ルームデータ
居住地:神戸
居住人数:一人暮らし+猫2匹
間取り:1K(10畳)
家賃:5万9,000円
築年数:20年
この記事でわかること
ペットと暮らせる物件は少ないが、シーズンを過ぎると見つかりやすい
家具はジャンプでケガをしないように背丈の低いものに買い換え
費用は2匹で約月4,000円!初期費用は決して安くないが、お金には代え難い喜びがある
このページの目次
猫バーとの出会いで、猫を飼いたい気持ちが加速!
猫は飼ったことがないけれど、猫との暮らしにずっと憧れていたという、神戸で化粧品販売員をしているNさん。その気持ちに大きく火がついたのが、近所にある猫バーとの出会いだった。
「マスターの飼い猫2匹がいるバーなんです。最初は、たまたま友達と通りかかって入ったのですが、もともと猫カフェとかに行くのが好きで、飲みに行くのも好きだったから、すっかり気に入って、その後も通うようになりました。行くたびに猫と触れ合ったり、マスターのお話を聞いたりしているうちに、猫を飼いたい気持ちが抑えられなくなってきて…」(Nさん)
そんなNさんに、猫バーのマスターが紹介してくれたのが、まだ生まれて2〜3ヶ月の黒猫“まる”だった。
「マスターが、毎年4〜5月の猫の繁殖期に、子猫の里親探しをされているんです。“会ってみる?”と言われて、会いに行ったら一目惚れ!どうしても飼いたくなっちゃいました」(Nさん)

里親探し中の子猫に一目惚れ!飼うことを決意して物件探しを開始
“まる”を飼うことを決意したNさん。ただ、当時Nさんが住んでいたマンションはペット不可。そこで、 “まる”と一緒に暮らせるお部屋探しを開始。当時、Nさんが不動産会社に提示した条件は、「猫が飼えること」「広さが8畳以上」「家賃6万円以内」「アクセス便利」という4つ。
「最初は、“そんな物件ないですよ”と言われました(笑)。ペット可でも猫はダメというところが多くて、猫がOKとなると家賃が合わない…。でも、部屋探しを始めた時期が、シーズンを過ぎたばかりの7月だったので、家賃を値下げしている物件が多く、条件に合う部屋が3件も見つかったんです。その中で、一番アクセスが便利だった今のマンションに決めました」(Nさん)

初の猫との暮らしで、必要なものを調べて購入
マンションが決まって、いよいよ初めての猫との暮らし。Nさんは、引っ越すにあたって必要なものを、猫バーのマスターに聞いたり、本を買ったりして調べ、 “まる”のために、家具を買い替えて、猫タワーを購入。匂い対策に空気清浄機も揃えた。
「広さにこだわって物件を探しましたが、やはり1Kなので、猫には狭いかな?と心配でした。でも、猫は、与えられた空間に適応して生活できるらしいんです。とは言え、少しでも運動できるスペースを確保してあげたいので、家具は必要最低限にして、上からジャンプした時にケガしてしまわないように背丈が低めのものに買い換えました」(Nさん)




“まる”のお友達“すず”を迎え入れ、2匹と1人の生活に!
引越しをしてから約1年後。Nさんと“まる”との生活に、新たに子猫の“すず”が仲間に加わる。一人暮らしで猫を1匹飼うだけでも、ハードルが高そうなのに、2匹目を飼いたいと思ったきっかけは何だったのだろう?
「“まる”は、とても人見知りなんですけど、わたしにはとても甘えん坊で。わたしが仕事に出かけるために着替えていると、“行かないで”って邪魔してきたり、仕事から帰ってきたら真っ暗な中でニャーニャー鳴きながら入り口で待っていたり。可哀想で、“まる”のお友達を探してあげたいと思い始めたんです」(Nさん)
そんなときに、猫バーのマスターから、ミルクボランティアのお誘いがかかる。ミルクボランティアとは、飼い主が見つからない子猫を数日間預かって、ミルクをあげたり排泄を手伝ってあげたりするボランティアのこと。 “まる”のお友達を探してあげたいとは思いつつ、新しい仲間を受け入れてくれるのかが気になっていたNさん。実際に一緒に生活してみられるミルクボランティアは、Nさんにとっても好都合だった。
「その時預かったのが“すず”です。“すず”を連れて帰った途端、“まる”が母性を発揮して“すず”の毛づくろいしてあげたり、朝起きたら真っ先に“すず”を探したり。相性が良いことはすぐに分かりました。わたしも、“すず”が可愛くて手放せなくなっちゃって…そのまま引き取ることにしました」(Nさん)


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