賢く引越そう! 退去費用を抑えるコツ

最終更新日:

退去費用を抑える上で大切なこと

なかなか全てに目を通すのは難しいけど、どこを読むべきか聞いておこう
なかなか全てに目を通すのは難しいけど、どこを読むべきか聞いておこう

新生活に向けてお部屋探しをする方も多くなるこの時期。住みたいと思う物件を見つけたけど、初期費用がちょっと高い……。退去費用のことも考えると、このお部屋に決められない。そんな風に悩んでいないだろうか。

退去費用は「こんなに高いの?」と驚くこともあれば、きちんとした情報を知っていれば、その費用を抑えられることも。

今回は、そんな退去費用を抑えるコツをご紹介。できるだけ、費用を抑えて賢い引越しをしよう!

入居時に交わした契約書を確認しよう!

退去費用としてかかる主なものは原状回復費用!

自分が住む前の状態に戻す費用ではない。

住んでいれば、どうしてもフローリングの日焼けのような経年劣化はつきもの。それ以外の故意に行ったであろう、お部屋の汚れや損壊に対しては追加で退去時にかかる場合があり、その費用のことを原状回復費用という。

多くの場合は、ルームクリーニング代が必要!

一般的に契約書に記載してあるのが、このルームクリーニング代。退去費用がタダで済むということはあまりないので、いかに追加で退去費用がかからないようにするかが大切。一般的にはルームクリーニング代は、入居時に支払った敷金からあてられる。

 

退去費用の直前にやっておく・心がけて置くべきことは?

キッチンの油汚れやトイレの汚れなど、目立つ汚れは落としておこう!

大掃除のついでに是非!
大掃除のついでに是非!

こびりついた油汚れがあると、部分清掃代として追加でいくらか退去費用がかかる場合も。トイレも含め、目立って汚れている部分は、きれいさっぱり落としておくことが重要だ。

退去時に残置物を残さない

d5751d629df431c0cc24a0c9d7fb187c_s


「これは、次の人も使えるから置いていってあげよう」という善意でも、部屋の設備にならない残置物として、オーナーが撤去する場合がある。この場合も、撤去代として追加で退去費用がかることも。大きいものは、自治体のルールを調べて、早めに回収してもらおう。

お部屋の設備を壊さない

お部屋の設備を故意に壊す方は少ないだろう。しかし、給湯機のような電気系の設備は不具合が起きる可能性がある。その場合は、直ぐに管理会社か大家さんに連絡して、直してもらおう。放っておくと、修繕代として退去費用に追加されることもあるので、注意が必要だ。

壁の汚れをきれいにする

壁やクロスの汚れは退去費用が追加でかかる場合も多い。自分で磨いておけるところは、きれいにしておこう!

次の入居時や入居中からやっておく・心がけておくべきこと

入居時にお部屋の状態を確認する

3fb0d8cc4f0b956095b820c331f5fa6e_s


入居当初から壊れている箇所については、退去費用として支払う必要はない。最近は、入居時に部屋の現況(元から壊れている部分や、汚れている箇所など)を記載する書類がある。その書類に細かく記載することが重要! 退去時に指摘されても、その書類に記載している箇所なら退去費用として支払わなくてもよい場合もある。

もしも、そういった書類等がない場合は、自分で写真を撮って残しておこう。

長く住んで大切に使う

長く住むと、それだけ経年劣化が進むので、退去時の負担分が安くなる傾向にある。しかし、全て経年劣化です! という訳にはいかないので、借りているお部屋は大切に使おう。

契約書で禁じられていることは必ず守る

当り前だが、「タバコを室内で吸うと追加で退去費用がかかります」のように、契約書上で禁止されている項目は必ず守らなければならない。後で知らなかった……となってからでは遅いので、契約書には事前にきちんと目を通しておこう!

 

退去費用は賢く節約しよう!

退去精算をする際に、高い費用を支払うのはできるだけ避けたいもの。入居時に交わした契約書をきちんと確認したうえで、退去直前にやっておくべきことをきちんと行おう。

退去費用を抑えて、新生活の費用の足しにしよう!

リンクをコピー
関連記事関連記事