ニューヨーカーたちも愛用! 一人暮らし向けの間取り「ワンルーム」に住むメリット
一人暮らし向けの間取りであるワンルーム。その特徴は、キッチンと居室との仕切りがなく、家賃が比較的安いところにあります。家賃以外にもメリットの多い間取りですが、日本ではまだ人気の高い物件とは言えません。
でも、ニューヨークのような人口が増加している地域では、実はワンルームで一人暮らしをしている男女が多いんです。しかも、映画や雑誌に載っていそうなお部屋に自分でアレンジしている方もいるくらい、家具や収納器具の置場を自由に工夫できる点がワンルームのよいところ。
今回は、そんなワンルームのメリットをご紹介します。デメリットとその解消方法も載せているので、お部屋選びの参考にしてみてくださいね。
このページの目次
一人暮らし向けのお部屋はどんな間取りが人気なの?
20代~30代の男女に「一人暮らしをしたときに住んだ間取り」についてアンケートを実施しました。

※一人暮らし経験ありの10代~30代の男女175名に調査。(2016年8月11日CHINTAI調べ)
居室とキッチンに仕切りがあるタイプの1Kが全体の約4割を占める結果に!ワンルームは全体の2割と現在はあまり人気ではないようですね。そのため、まだお部屋探しのライバルが少ないという点では狙い目の物件でもあるんです!
ワンルームの間取りのメリット
ライバルはが少ないとはいえ、住んだ人が少ないと不安に感じますよね。ここでは、いちばん人気の1Kと比較した場合のワンルームのメリットをご紹介します!
居住スペースが広い
1Kはキッチンと居住スペースがドアで仕切られている間取りです。そのため、ワンルームよりも居住スペースが狭くなることも。また、1Kと1DKではほとんどの場合1DKの方が広いですが、ワンルームは1Kよりも平米数が広い物件が結構あります。
広いお部屋に住みたい方は平米数を見た上で、ワンルームと1Kのお部屋を実際に見て比較してみるのもよいですよ!
収納や家具が置きやすい
居住スペースが広いため、1Kよりも自由に家具や収納を配置できます。お部屋の模様替えもしやすいので、気分転換にもなりますね。
室内全体の温度を均一に保てる
室内と洗面台やお風呂場の間に仕切りがある1K。エアコンは室内にしかついていない物件が多く、冬の間は洗面台周辺や風呂場がとても寒く感じることも。その点、ワンルームならお部屋に仕切りがないので、一つの暖房器具で室内全体が温まります! 洗面台やお風呂場専用に暖房器具を購入しなくても大丈夫ですよ。
何しろ安い! 物件数も多い!
東京都人気駅ランキング1位(※1)の池袋駅にて、ワンルームと1Kの家賃相場を比較しました。
ワンルームの家賃相場:6.5万円
1Kの家賃相場:7.7万円
1Kよりもワンルームのほうが、1万円近くも賃料が安くなります! 物件数に関しては、1Kのみでなくワンルームも候補に入れると、528件の物件がお部屋選びの候補に追加されますよ!(※2)
※1.2016年11月1日~11月30日時点(CHINTAI調べ)
※2. 2016年12月8日時点(CHINTAI調べ)
ワンルームのデメリットと解消法!
人を呼んだときに、何かと心配
「お風呂から上がったとき、恥ずかしい……」そんなときは、カーテンのような仕切りを自分で追加すれば、即席1Kのでき上がり!使わないときは、端に寄せて置けば邪魔になりませんよ。
また、「トイレの音も心配だな」なんてこともありますよね。トイレの音消しになるものは、2000円程度で購入できるので、心配不要です。スペックによって価格が違うので、チェックしてみてくださいね!
キッチンが小さくて機能的ではない
調理場が狭いという悩みも、お部屋とキッチンが繋がっている特性を活かし、居室のテーブルで具材を切るようにすれば、大丈夫。
最近は、電子レンジで料理できる器具も市販されています。1口のガスコンロと電子レンジがあれば、一人暮らしの食卓ならあまり困りません。
訪問者に部屋の中が全て見える
玄関の周りにL字のパーテーションを立てるのがおすすめ! 最近は、このパーテーションを活用している方も多いですよ。これなら宅配便の人に部屋を見られてしまいそうで恥ずかしい、といった女性の悩みも解決出来ます。
隙間風が寒い
この時期になると玄関ドアやポストの隙間からすきま風が寒い物件も……。そんなときも大丈夫! 市販されている隙間対策シールを活用すれば、すきま風問題も解消!
まとめ
今回は一人暮らし向けの間取りであるワンルームの良いところをご紹介しました。ちょっとした工夫でワンルームのデメリットは解消されるし、実は、広くて住みやすいワンルームもあります。まだまだ狙い目のワンルームを、一人暮らしのお部屋探しの候補に入れてみませんか?