二人暮らしのクローゼット収納術!スペースを最大限に使うコツを紹介
クローゼット、二人の荷物がぎゅうぎゅうに詰まっていると使いにくい!
最初は一人暮らしだったけど途中から二人暮らしになったり、二人暮らし用の部屋を探したけど狭かったりなど、いろいろ理由はあるが、二人暮らしでしばしば問題になるのがクローゼットの収納。
1人1つクローゼットが使えれば理想的だが、泣く泣く1つの小さなクローゼットを二人で使っている人も多いだろう。クローゼットがぎゅうぎゅうだと、お互いの持ち物が混ざってしまううえに取り出しにくく、身支度の時間も余計にかかる。

というわけで、今回は小さなクローゼットを二人で快適に使うための整理収納術を紹介する。簡単なポイントをおさえるだけで劇的に使いやすくので、ぜひ自宅のクローゼットを見直してみては。
このページの目次
服や荷物の「必要」「不要」を見極めて整理する
クローゼットがごちゃごちゃする最大の原因は、スペースに対して荷物が多すぎること。二人暮らしの場合、同じようなアイテムをそれぞれが持っていたということもしばしば。一緒に暮らし始めるタイミングで、まずはお互いの持ち物を把握して、かぶっているアイテムは処分することが大切だ。
クローゼット収納の適正量は7割が理想と言われている。スペースを確保するためにも、まずは「必要」「不要」をジャッジして必要なものだけを残すという作業を行おう。1年以上使っていないものはこの先も使わない可能性が大。処分を検討したほうがよいだろう。
悩み1.クローゼットで二人の洋服が混ざるのを避けるには?
二人暮らしのクローゼットでよくある悩みが、二人の洋服が混ざってしまうこと。お互いが適当に服を掛けるのではなく、以下のようなルールを決めて使うことをおすすめする。
クローゼットのスペースを縦に分ける
大きく縦半分にスペースを分け、それぞれの衣類を分ける。
ハンガーポールにスペースを分ける目印をつける

ハンガーポールの中央の部分に、スペースを分ける目印をつけよう。ポールの太さに応じて、マジックテープ式のコードまとめや、コードクリップなどが便利だ。いずれも100円ショップで購入できる。
自分のスペースをしっかり決め、定位置管理することで、衣類が混ざるのを防ごう。
悩み2.クローゼットのスペースを最大限活用するには?
そもそもスペースが狭いクローゼットの場合、以下に収納量を増やすかが課題となる。ハンガーポールに洋服をかけ、その下に引き出し式の収納ケースを置くまでは多くの人がすでに実施しているだろう。それでもスペースが足りない場合は、デッドスペースを有効活用してスペースを確保しよう。
同じ種類の収納ケースを使う
クローゼット下に収納ケースを置く際は、①あとから買い足せるもの、②同じサイズ・デザインのものを選ぶのが鉄則。バラバラだとかえってスペースが狭くなってしまう可能性があるので注意しよう。
ハンガーを統一する

洋服をかけるハンガーは同じタイプで統一する。厚さや長さが異なるハンガーが混ざっていると、一覧性に欠け、服が取り出しにくく、スペースを圧迫する原因になる。厚みが薄いハンガーに統一するだけで、だいぶスペースが確保できるはずだ。
ハンガーをかける際は、扉を開けて最初に目に付く場所に使用頻度の高いオンシーズンの服をかけ、端のほうにオフシーズンの服をかけよう。また、襟の向きをそろえることで見た目がスッキリして使いやすくなる。
「ドアハンガー」で扉後ろのスペースを有効活用する

デッドスペースになっているクローゼットの扉の裏側にドアハンガーをかければ、バッグやベルト、帽子などをかけることができる。写真のようなフックが連なったタイプや単体のフックもあるので、自宅のクローゼットのサイズに合わせて検討を。
クローゼットの背面、側面に収納場所を作る

「まだ収納スペースが足りない……」という場合は、クローゼットの背面や側面などに収納を増設するのも手。写真のようなタイプのクローゼットの場合、天板部分にS字フックをかけるだけで、帽子やバッグなどの収納スペースとして使うことができる。あるいは、壁沿いに100円ショップで購入できる突っ張り棒を設置し、S字フックをかけて吊り下げ収納をすることも可能だ。
次ページでは、オフシーズンの服の収納方法をご紹介!