【一人暮らしDIY】ワイヤーネットで、カンタン壁面収納! キッチンの収納力をアップ
DIY初心者でも簡単に作れる壁面収納で、スッキリ使いやすいキッチンに!
「キッチンの収納が足りない!」は、もはや一人暮らしの定番のお悩み。どんなに頑張っても物が収まりきらず、かといって、収納棚を置こうにもそのスペースはなく……。
でも大丈夫。壁面を有効活用すれば、狭いキッチンでも収納スペースが増やせるのだ。
DIY初心者でも簡単に作れるうえに、材料もほぼ100均で揃えられるのでコスト的にも◎。壁面収納で、キッチン収納の悩みを解決してしまおう!
このページの目次

■ 制作時間 10分
■ 制作費 1,353円(結束バンドは含まず)
■ 難易度 ★☆☆
キッチンの壁面収納DIYに必要な材料
(A)平安伸銅工業 突ぱりパワフルポール(取り付け寸法50〜75cm/耐荷重40〜50kg)|ホームセンター、Webショップなど
価格:813円
今回の壁面収納の「軸」として使うつっぱりポール。全ての重量がこのポールにかかるので、耐荷重が高いパワフルタイプがおすすめ。耐荷重が高ければ、フライパンなど重めの調理器具を吊るしても安心だ。
さまざまなサイズ・耐荷重のものがあるので、設置場所や何を吊るすかを考えて選ぼう。
(B)つっぱりポール|100円ショップなど
価格:108円
サブ(補助)に使う。こちらのつっぱりポールは、ワイヤーネットと壁が平行になるようにしたり、バタ付きを抑えるために使うので、耐荷重はそれほど高くなくてもOK。

ワイヤーラティス(40.5cm×51.5cm/耐荷重約4〜10kg)|100円ショップなど
価格:108円〜
いわゆるワイヤーネット(メッシュパネルと呼ばれることも)。サイズは販売店によってさまざまなので、設置場所に合ったものを選ぼう。

各種ワイヤーラック|100円ショップなど
価格:各108円
ワイヤーネット用のフックやラック。さまざまなタイプやサイズのものがあるので、収納するものに合わせて必要なものを選ぼう。

その他の材料・道具
・結束バンド(4~8本)
・はさみ
【Before】DIY前はこんな感じ!
ワンルームによく見られるコンパクトキッチンは、既存の収納スペースがほとんどなく、水まわりやコンロまわりにも物を置くスペースがない。つっぱりポールとワイヤーネットを使えば、壁に傷をつけずに収納スペースを設置できる!

DIY初心者でも簡単!壁面収納の作り方
つっぱりポールとワイヤーネットを設置するだけなのでとても簡単! スペースに合わせて作ってみよう。
また、キッチン以外にも、つっぱりポールが設置できる場所であれば洗面所や玄関などにも応用できるので、収納スペースが少ない場所で活用してみよう。
①.「軸」となるつっぱりポールと設置する
壁面収納の「軸」となる、パワフルタイプのつっぱりポールを設置する。パワフルタイプのつっぱりポールは、一般的なつっぱりポールと設置方法が若干異なるので、説明書をよく見て設置しよう。

②.ワイヤーネットを設置する
結束バンドを使って①にワイヤーネットを取り付け、結束バンドの余った部分をはさみで切る。

③.補助のつっぱりポールを設置する
ワイヤーネットの下部に、補助のつっぱりポールを設置する。このとき、ワイヤーネットと壁面が平行になるようにつっぱりポールを張ること。
位置が決まったら、ワイヤーネットとつっぱりポールを結束バンドで留める。
これで壁面収納のベースが完成!


使いやすいようにフックやラックを取り付けよう
収納するものに合ったフックやラックを設置し、自分が使いやすいように調味料や調理道具を収納しよう。
なお、壁面収納はつねにオープンな状態(つまり丸見え)なので、見た目も美しくしたい。小物やボトルなど、全体の色味やトーンを揃えるようにするとスッキリし、おしゃれな雰囲気になる。

コンロ上に設置するときは注意を!
コンロ上の壁面に設置する場合、コンロに近いと熱で溶けたり破損したりするので、コンロから十分に距離をとって設置しよう。また、紙類や布類などの燃えやすいものは、落下すると火災の原因になるので、コンロの上には収納しないようにしよう。
教えてくれたのは?
安川美樹さん
インテリアコーディネーター。DIY女子の先駆け的存在。建売戸建をDIY&セルフリノベーションしながら暮らしている。ブログではリメイクアイディアなどを随時発信している。
HP:http://chairsand.blog.jp
文=プー・新井
写真=北原千恵美