【一人暮らし × ナチュラルインテリア】植物との調和が心地良い!キロクさんの癒し部屋
〝ナチュおしゃ〟部屋で暮らすインスタ女子にインタビュー
インスタグラムで見かける一人暮らし女子のおしゃれ部屋。どんなテクニックを駆使してるの? そのアイテムはどこで入手できるの? 本人から根掘り葉掘り聞いてみたい!
今回お部屋を見せてくれたのは東京都在住のキロクさん。センス良く飾られた植物が印象的なナチュラル部屋での〝暮らしのキロク(記録)〟をインスタグラムで発信している。
都会の小さな部屋で心豊かに暮らすキロクさんに、部屋作りやインテリア選びでこだわっていることなどを教えていただいた。
プロフィール
名前:キロクさん
職業:会社員
instagram:@_____dailyy
ルームデータ
所在地:東京都
居住形態:1人
間取り:1K
家賃:非公開
築年数:3年
このページの目次
1年かけてじっくり探した理想のナチュラル部屋
キロクさんは賃貸歴8年。地元で5年ほど独立生活を過ごした後、上京。先に都内で暮らしていた妹さんと2年間ルームシェアし、今の部屋へは2018年7月に引越してきた。
「同じタイミングで妹も一人暮らしを始めたんですが、すぐ近くに住んでいるので頻繁に行き来しています。実家の両親も観光やショッピングついでに週1ペースで泊まりに来てて。ホテル代わりに使われてるっぽい(笑)」(キロクさん)
高校生の時から賃貸情報誌を見るのが好きで、間取り図を眺めては「こんな部屋に住みたいな……」と空想にふけっていたというキロクさん。今の部屋を決める時も、じっくり1年かけて理想と向き合った。
「女性限定の物件であることは大前提で、駅近、バストイレ別、オートロック、収納たっぷりで、コンロは2口以上、彼の家からも近いこと。条件として上げていたことは全てクリアしています」(キロクさん)
妹さんとシェアしていた物件からも近く、以前から土地勘があるエリア。閑静な住宅街で治安は良く、地域コミュニティにも活力があり、程良く人情味のある雰囲気が気に入っているそうだ。
「勤務地まで自転車で通っているんですが、いざとなったら歩いてもいけるし、バスも電車も充実しているエリアなので便利。スーパー、薬局、クリーニング店なども全部揃っているから住みやすいんです」(キロクさん)
ナチュラルインテリアはそっくりデザインで高見せ
「妹の部屋に同居する形で上京したので、前の部屋に自分が選んだ物は何もありませんでした」と、キロクさん。今あるインテリアのほとんどは、入居する時に買い揃えたとのこと。
白、アイボリー、ベージュのナチュラルカラーでシンプルにまとめた部屋ながら、どことなくリゾートの風も感じる。ダイビングが趣味で、年1回は必ず海のある場所へ一人で出かけると聞き、納得した。
「海外の方のインスタグラムを参考にしながら、BOHOとシンプルの間くらいのテイストを目指しています」(キロクさん)
ウォーターヒヤシンス製のローテーブル、アーバンアウトフィッターズのラグなど、インテリア好きの心をくすぐるアイテムがさりげなく置かれている。
「ローテーブルやラグにはちょっと奮発しましたが、ほとんどの家具はニトリやイケアです。旅先やおしゃれなショップで見かけた物も、似ているデザインをネットで探せばリーズナブルに揃えられますよ」(キロクさん)
おしゃれキャンパーご用達のカーミットチェアは、ニトリの折りたたみウッドチェアで。ザラホームで一目惚れしたベッドカバーも、そっくりなデザインをニトリでみつけて本家の半額以下でゲットしたとのこと。
この部屋で最も年季の入っているアイテムがテレビ。中学生の頃から使っている物だとか。ナチュラルキッチンで1000円のラックをみつけてテレビ台にしている。
「横幅のない華奢な台を探してたんですが、このオープンラックがジャストサイズでした」(キロクさん)
「壁をもっと飾りたいんですが、アートはあまり好きじゃなくて……。ドライフラワーはかわいくなり過ぎない感じが気に入ってます」(キロクさん)
ナチュラルインテリアと観葉植物が調和した心地良い部屋
植物が大好きだというキロクさん。部屋にもオリヅルラン、ドラセナ、フィカスなどの観葉植物があちこちに飾られている。
「テレビ横のパキラは3年前くらいに100円ショップで買ったんですが、小さい苗がこんなに大きくなりました」(キロクさん)
植物を育てるにはマメさが必要。キロクさんはいわゆる〝グリーンフィンガー〟なのかも知れない。
イケアの籠に入れてリゾート風にコーディネートしたり、BOHOテイストを醸すマクラメ編みでハンギングしたり。植物との生活を大いに楽しんでいるキロクさん。ちなみに、マクラメ編みはお母さんの手作りだとか。
「グリーンは今後も増やしたいと思ってます」(キロクさん)
快適な部屋作りは物件探しの時から始まっている
寝ている時間を含め、部屋にいる時間というのは結構長い。そして、大半の人はその長い時間を「快適に過ごしたい」と思っている。キロクさんも物件選びの際は徹底して不安材料やストレス要素を排除していったという。
「入居後の生活を快適にしたかったら、絶対に妥協しないことです」(キロクさん)
読者諸君も思いどおりの部屋作りをしたいなら、物件探しから気合いを入れていこう!
文=野中かおり
写真=北原千恵美