
二人暮らしの「薬箱」&「ポイントカード」収納術!管理楽ちんアイデア紹介
二人暮らしの「薬」と「ポイントカード」、どうやって収納してる?
二人暮らしだと、個人で使うモノと共有で使うものがあり、管理が難しくなるもの。中でも「二人のものがすぐに混ざってごちゃごちゃになる」と悩みがちなのが、「薬箱」と「ポイントカード類」の収納だ。
ごちゃごちゃ混ざってしまうと、使い勝手が悪いだけでなく、「別々で管理していたら相手も同じものを持っていた」とか、「あそこの店のポイントカード、言ってくれれば私が持ってたのに……」とか、「必要なときに、必要なものが見つからない」とか、デメリットも大きい。
そこで今回は、「薬箱」と「ポイントカード」をお互いがストレスフリーで使える収納術を紹介する。
このページの目次
【二人暮らしの薬箱あるある】細かいアイテムが多く、気付けばケースの中がカオスに
こまごまとしたアイテムが多い薬箱。風邪薬や湿布など二人で共有する薬もあれば、病院の薬局でもらった個人の薬もあり、出したりしまったりしているうちに、ケースの中がごちゃごちゃになってしまいがち。
この状態が続くと、中身がないのに箱だけ残っていたり、使い切らないまま存在を忘れていた薬があったりして、必要なときに「いつもの薬がない!?」「使用期限が過ぎてる!」と慌てることになってしまう。

【二人暮らしの薬箱収納テク】仕切り付きのケースを活用&立て収納で一覧性アップ
必要なときに必要な薬を取り出せるようにする、二人の薬が混ざらないようにするためには、仕切りがついたケースを活用するのがおすすめだ。
使った収納アイテム:仕切り付きのケース
今回は、無印良品の「ポリプロピレン収納キャリーボックス(幅15cm×奥行き32cm×高さ8cm)」(990円)を使用。

収納する前に、一度すべての薬をケースから出し、「期限が切れた薬」「もう使わない薬」を処分しよう。定期的に薬箱をチェックする習慣をつけることも大切だ。
薬箱収納のポイント
さて、ではいよいよ収納。次の3つのポイントを意識して、薬を収納していこう。

薬箱収納のポイント1.すべての薬が一覧できるようにする
薬箱がごちゃごちゃしやすい原因は細かいアイテムが多く、箱を重ねたり、隙間に小さい薬を入れたりしてしまうから。
薬の収納に限らずだが、モノを収納するときはなるべく「立て収納」を意識したいもの。
薬の場合、ケースに入っている薬は品名が見えるように立てて並べ、それ以外の薬も立てて収納し、重ねないようにしよう。こうすることで一覧できるようになり、すぐに必要な薬を取リ出すことができる。
薬箱収納のポイント2.スペースごとに「共用の薬」「自分の薬」「パートナーの薬」を分ける
風邪薬や湿布など共通で使用する薬と、自分とパートナーが個別に使う薬を置くスペースをあらかじめ決めておこう。上の写真の場合では、中央の大きいスペース2つは共通の薬、左右のスペースには個人の薬を配置した。
使ったあとは元の場所に戻すルールにすることを忘れずに。
薬箱収納のポイント3.バラバラになりやすい薬は、同じサイズのケースや袋に入れる

いつも飲んでいて用法が分かっている薬や絆創膏などは、箱から出して保管することをおすすめする。
透明な袋やケースに入れて保管すれば、中身の種類や減り具合が一目瞭然。薬の箱は大きさがまちまちで収納ケース内で場所を取ってしまいがちだが、同じサイズの袋やケースにそろえることで、収納力と取り出しやすさがアップする。
下のほうに潜り込んでしまいがちな細かいアイテムも、袋やケースに入れておけば行方不明になりにくい。
使う人ごとに薬を入れるスペースを決め、一覧できるように収納することで、「二人の薬がごちゃごちゃになる」「何があって何がないのか分かりにくい」という状態は回避できるはず。
いざというときにすぐに使えるように、一度薬箱の収納を見直してみよう。
次ページからは、二人暮らし向け「ポイントカード」の収納術!せっかく作ったのに、ゴチャゴチャしまって結局見つからない……という人も多いであろうポイントカードを、スッキリわかりやすく収納するアイデアをご紹介する。
【二人暮らしのポイントカード収納あるある】互いが別々に所有していて必要な時に見つからない
ショップのポイントカードは、多くの人がそれぞれ財布なり、カードケースなりに収納して持ち歩いているだろう。一人暮らしだったらこれで何の問題もないのだけど、二人暮らしの場合、「あそこの店のポイントカード、私が持ってたのに。言ってよ!」なんて、ちょっとしたケンカが始まってしまうこともあり得る。
とくに、よく行く近所のスーパーやクリーニング店などのポイントカードは、うっかりそれぞれが所有してしまいがちなのでは?

【二人暮らしのポイントカード収納テク】「共有カード」専用のカード入れを作ろう
こうしたポイントカードのダブりをなくして、ポイントを賢く貯めていくためにおすすめなのが、「共用カード」専用の入れ物を作ることだ。
使った収納アイテム:100円ショップのミニポーチ3個

ポイントカード収納のポイント
ポイントカードの収納のポイントは次の2つ。

ポイントカード収納のポイント1.「共用カード」を入れたポーチを作る
二人が共通で行くショップのポイントカードは個別に管理するのではなく、「共用カード」として専用のポーチに入れて管理するのがおすすめ。
「自分用」「パートナー用」はなくてもいいが、財布に入りきらないカードを保管する場合は、「共用カード」と同じポーチに保管すると管理しやすくなる。さらに、個別のカードは「ショップカード用」と「診察券用」などに分けると、大量のカードから必要なカードを探す手間を省けるだろう。
ポイントカード収納のポイント2.「共用カード」のポーチは定位置に保管
「共用カード」は決まった場所に保管し、どちらかが買い物に行くときにポーチごと持って行こう。「このポーチに買い物に必要なカードが入っている」と分かっていれば、安心して買い物に出かけることができるだろう。

ポイントカードをうまく使えば、家計の節約にもなる。共有カードポーチを作って定位置管理しておけば、出掛ける前に「あの店のポイントカード、持ってる?」といったやりとりをする時間も取られない。この方法に限らず、お互いがストレスなく共有しやすいルールを作るといいだろう。
一度「片付く仕組み」を作れば、ぐんと使いやすくなる!
「薬箱」や「ポイントカード」の収納は、目立ちにくく見逃してしまいがち。ぜひ一度見直して、自分なりに使いやすい仕組みを作ってみては。
文・写真=村上佳代
ライフスタイル系を中心にコンテンツ制作を手がけるエディター&ライター。整理収納アドバイザーの資格を持つ
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